>>130
しんどい言うてもこれができるのはマジキチ

⑦6打数5安打

 1991年、落合は、ヤクルトの古田敦也捕手と激しいデッドヒートを演じていたが、落合は残り2試合で、古田に大きくリードを許す。
落合が三冠王を狙ってすべての打席で本塁打狙いをして打率を落としたのが原因だった。
 ヤクルトとの最終戦ではすべて敬遠され、6打席連続四球という日本記録が誕生している。
 結局、落合は、残り2試合で6打数5安打以上か、9打数6安打以上を打たなければ、逆転できなくなった。
 しかも、最後の2試合は、広島とのダブルヘッダーという過酷さであった。
しかし、第1試合で落合は、4打数3安打。その時点で2打数2安打以上か、5打数3安打以上が必要という状況にまで追い込まれた。
それでも、落合は、広島最終戦で何と2打数2安打し、古田を逆転。
 残念ながら、まだ残り試合のあった古田がその後の試合で1打数1安打し、再逆転したため、タイトル奪取はならず、本塁打王の1冠に終わった。