続く2位には、苦悩のシーズンを過ごした小林誠司(獲得回数16回)がランクインした。プロ8年目の今季、開幕一軍入りも守備固めで6試合に出場したのみで登録抹消。そこから約2カ月に渡ってファーム生活が続き、ようやく6月に一軍再昇格し、2度目に先発出場した6月13日のロッテ戦(ZOZOマリン)で今季初安打をマークした。その後、打撃不振は続いた中でも、シーズン終盤には出番を増やし64試合(先発27試合)に出場。成績的には、打率.093、1本塁打、3打点と奮起すべきものだったが、ファンからは激励の意味も込められた「みんなのMVP」への投票が根気強く、毎試合のように行われた。この2位という獲得回数に、来季は目に見える結果で応えてもらいたい。