ダニオルモ、めっちゃ日本に詳しい

――日本側の誰を中心選手と見ていましたか?

「キャプテンのヨシダ(吉田麻也)はポジショニングに優れていて1対1に強く、ビルドアップの能力があるセンターバックだ。彼を中心としたDFラインに対して、穴を見つけるのは簡単ではなかった。その結果、スペインは我慢を強いられる展開になったんだよ」

久保については「電光石火という感じだ」
――あなたは久保建英の3歳上で、バルセロナのカンテラで同時期をすごしていましたね。何か思い出はありますか?
「タケは静から動の動きの振れ幅が大きい選手で、ドリブルが非常に優れている。電光石火という感じだ。彼にいい状態でボールを持たせたら、止めるのは難しい。カンテラ時代から、素晴らしい未来が待っていることを感じさせる選手だった。今は少し足踏みしているかもしれないが、ここから大きな成功を手にするはずだ」