──徹底していますね。嘘が嫌いという意味では、6月5日・東京4Rのハイエスティーム(3歳未勝利・1番人気2着)のコメントも興味深い。「最後の直線のコース取りについては、完全に僕のミスです。勝ち損じてしまい、馬には申し訳ないことをしました」と、潔く自分の非を認めていらっしゃいましたね。

川田 言葉の通り、あれは完全に僕の進路取りのミスです。少し待てば普通に外が空いていたので。

──パトロールを見ると、確かに空いてますね。

川田 瞬間的なものですけど、僕は外より内のほうが進路を作りやすいと判断したんです。4コーナーでは、(横山)武史の馬(マイネルキング3着)の手応えが怪しくて、むしろ、外の武士沢(友治)さん(テイエムクロマル8着)のほうが残っているように見えたので。これはすぐには外は空かないなと思って、だったら内から捌いて出せばいいなと思ったら、武史の馬の手応えが少し戻って、逆に武士沢さんの馬の手応えがなくなった。


武史←わかる
武士沢さん←???