ダル被安打2に訂正も笑顔 1勝は消えず

 2度目の「あと1死」からのノーヒットノーラン未遂が幻となった。レンジャーズは14日、ダルビッシュ有投手(27)が先発した
9日レッドソックス戦の記録が訂正され、7回レ軍オルティスの一打が右翼手の失策から安打に変更されたと発表した。
ダルビッシュの被安打数は1から2になった。7回2死まで完全投球を演じ、オルティスの飛球を二塁手と右翼手がお見合い。
両者ともに触れずに落ちた球を公式記録員は「右翼失策」と判定していたが、オルティスの不服申し立てを受けて大リーグが審議し、記録訂正となった。

 ダルビッシュは「終わったことですし、うちが勝った日なので、1安打だろうが2安打だろうが、あまり関係ない」と涼しい顔。
昨年4月2日アストロズ戦に続く9回2死まで無安打無得点の快挙とはならなくても、「1勝はなくなっていない。
だから大丈夫です」と笑みを浮かべる余裕を見せた。(ヒューストン=佐藤直子通信員)

https://www.nikkansports.com/m/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20140516-1301653_m.html

記録員が空気を読むケースは普通にある