プロ野球は観客に見せることを前提とした興業である。
だが観客に試合を見せたくても熱心なファンが応援するチームの試合を見に行きたくても、見に行けるファンの上限が乏しい都市では努力の限界も早く訪れてしまう。
特に野球は他のスポーツと違って週5、週6ペースで試合を行えるためほぼ毎日大量の観客を集めなければならないのだ。
アメリカ基準でも1試合平均10,000人を大きく下回る日本の都市圏で週6日間1試合平均20,000人以上をどうやって集めようというのだろうか。
「努力不足」だのナベツネ陰謀論だのでどうにかなるような問題ではない。