元ネタ

吾妻鏡
建久四年(1193)八月小二日丙申。源源三河守範頼は、誓の起請文を書いて、将軍頼朝様に提出しました。
(中略)
この手紙を大江広元を通じてお見せしたところ、特に怒っておっしゃられるのには、
「源の文字を書いているのは、源氏の一族として認識しているのであろう。それは大変な自惚れである。この一字で起請文の価値をうしなっている。と使いの者に伝えなさい。」
とのことでした。