事件はこれや

 行方不明となっていた東京都文京区の女性(23)が茨城県内で遺体で見つかった事件で、遺体は発見時、林道脇の約6メートル下で、木に引っ掛かったような状態だったことが19日、警視庁富坂署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は同日、関係先を家宅捜索するとともに、遺体が遺棄されたとみて詳しい状況を調べている。

 捜査本部によると、遺体は18日午前7時ごろ、茨城県常陸太田市の山林内の林道を約1.8キロ進んだ地点の斜度約30度の斜面で見つかった。生い茂る木に引っ掛かったような状態で、衣類は身に着けていなかったという。

 女性は4日、会社員三瓶博幸容疑者(33)とインターネット交流サイト(SNS)で連絡を取り合った上で、5日午前10時ごろ、JR水戸駅に迎えに来た同容疑者の車に乗り込み、常陸太田市内の別荘に向かった。