>>38
姑獲鳥のラストが駆け足過ぎてがっかりやった
ラストの会話の「だから当人が死んでしまった今、呪いを受け継ぐのは関係者である我々なんだ。たしかに彼女を夢か幻だと思うのは簡単だし思い出として隔離してしまうのは楽なことだろう。しかしそれではいけないと思う。彼女は普通の人間だった。彼女を特別視して闇の彼方へ葬り去ってしまうのじゃあ彼女は永遠に呪いから解き放たれることはない」と「いずれ必ず訪れる破局を今日か明日かと待ち続けるのは死ぬより辛いじゃないか。どんな結末にしろその地獄から彼女を救ったのは君だ。だから彼女は最後にありがとうと言ったんだよ」
この2つのセリフがあるから姑獲鳥の夏の読後感が良くなっとるのに
まさに梅雨が開けた気分になる