福岡市西区で4月、うその110番通報をして駆け付けた警察官から逃げ回る、いわゆる「ハイパーゲーム」を行い警察の業務を妨害したとして、15歳の男子高校生が逮捕されました。

警察によりますと、4月30日午前3時すぎ、福岡市西区で「外から花火のような音がする」「男子高校生がタバコを吸っているので注意してくれ」などと男性の声で110番通報がありました。

警察官が現場に駆けましたが、通報内容の事実を確認できませんでした。

警察官が近くにいた少年3人に職務質問をしたところ、そのうちの高校生1人がうその通報をし、別の高校生の少年1人が警察官から逃げる、いわゆる「ハイパーゲーム」をしていたことが分かったということです。

警察は、逃げていた、糸島市に住む15歳の高校生の少年を偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。

「スリルを味わいたかった」と容疑を認めています。

また、うその通報をした高校生の少年についても書類送検する方針です。