補強組では山口俊(34)も厳しい立場に追い込まれている。
5月26日の二軍戦で左ひざを痛めて負傷交代。19年の最多勝投手も今季はわずか1試合の登板にとどまっている。
さる球界関係者がこう言った。

「井納とは立場は違うとはいえ、山口だってもう34歳。
19年のように主戦級の働きができないなら、『同じ実力なら若手を使う』という原監督や球団の若返りの方針から弾かれる年齢です。
米球界から復帰した昨年も2勝8敗とパッとしなかった。FAで入団した頃の年俸は2億3000万円と高額だったが、今はだいぶ下がって6000万円。
巨人は今、左投手を探していて、トレードの交換要員として山口が浮上しているともっぱらです。
井納の引き取り手はないだろうけど、山口は腐っても19年の最多勝投手ですから」

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