「正直、プロを長くやるために、と思ったことは一度もないんですよね」。
36歳の白浜が口にしたのは意外な言葉だった。
控え捕手として2015年以降、1軍でマスクをかぶったのは計7試合。プロ生活は19年目を迎える。

由宇球場では一回りも年下の若手と汗を流し、後輩の特守中はグラウンド整備でさりげなくサポート。
2軍戦はブルペンで投手の球を受ける。「一年一年、決めたことをやり通すだけ」と謙虚に日々を重ねる。

 打席に立つのは年に数回。それでも開幕前、坂倉に熱心に打撃フォームの助言を求める姿があった。
米大リーグに移籍した鈴木には毎年、打撃の動画を送ってもらっていたという。「やっぱり少しでもきっかけがあれば」。意地がちらりとのぞいた

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