【日本ハム】新庄ビッグボス、地元福岡初勝利も「いやいやそれは」敵失で決勝点「不思議な勝ち」
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 日本ハムは延長戦を制して連敗を7で止めた。新庄剛志監督(50)は「不思議な勝ちですね」と苦笑いして、試合を振り返った。

 攻撃ではセーフティースクイズの失敗やサインミスによる盗塁死で好機を逸する場面もあった。それでも投手陣が粘り、打線も5回はレナート・ヌニエス内野手(28)の3号ソロ、8回は上川畑大悟内野手(25)のプロ初本塁打となる1号ソロで2度も追いついて今季7度目の延長戦へ持ち込んだ。

 延長10回は2死二塁で代打の代打で登場した谷内亮太内野手(31)が投前へボテボテのゴロも、相手投手の適時失策を誘って決勝点を奪った。BIGBOSSは「ナイスセーフティーバントね、谷内くん。あれ、違った?」と笑みを見せたが、攻撃面でのミスについては「こっちもね。首脳陣も反省して、しっかりもう1回やっていかないと選手がかわいそうだから」と、振り返った。

 地元、福岡で監督初勝利となったが、「いやいや、それは」と感慨はなし。連敗ストップについても「いや、いつか止まるでしょ」と話したが、選手が必死につかんだ交流戦明け初勝利に充実の表情を浮かべた。