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漱石スクリプトに対抗して芥川スクリプト作ったンゴ

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1それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:01:33.99ID:8AKD9Dqs0
ゲエルは給仕を見送りながら、泣き笑いに近い表情をしましたから、ある時この男が考えていた憎悪の心を、いつの間にか冷ましてしまった。
「常談を言って聞かせるだけですから、真面目に宗教を考えたことはたしかです。
「それに良秀と申しますのは、沢山あるまい。」
僕はしばらくこの河童と自殺したトックの最後を憐れみましたから陀多はこれを妙に思いました。
8それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:03:21.84ID:8AKD9Dqs0
するとマッグは椅子を離れ、僕の両手を握ったまま、ぼんやり何か考えていますがね。」
「黙りたまえ。君などに何がわかる?僕はロックを恐れている被害妄想の多い狂人です。……」
9それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:03:49.03ID:S3gef1oT0
漱石も芥川も著作権フリーやから誰からも怒られんのやね
10それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:03:51.84ID:8AKD9Dqs0
僕はあの音楽会以来、クラバックのおお声をあげて泣いていました。
ゲエルは相変わらず微笑しながら、恭しく御前へ平伏致しました。
見ると、驚いたのと恐しいのとで、そのまん中にある金色の蕊からは、恐怖が少しずつ消えて行った。そうして体を出来るだけ、前へ出して、「こら、こら、そうのぞいてはいかん。」
11それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:04:06.27ID:8AKD9Dqs0
バッグは得意そうに顔中に微笑をみなぎらせたまま、ちょっとマッグの手を面皰から離して、老婆の床に挿した松の木片のように足音をぬすんで、やっと急な梯子を夜の底へかけ下りた。
「やあ、しばらく会わなかったね。まあ、その椅子にかけたまえ。」
12それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:04:38.64ID:7AoNNTmD0
なに対抗しとんねん
13それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:04:44.50ID:8AKD9Dqs0
「ええ、あいにくその獺は勲章を持ってはいないのですか?」
僕に宗教というものをこぼしたのは音楽家のクラバックのいかにも不機嫌だったことをつけ加えていました。
14それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:04:55.60ID:8AKD9Dqs0
僕はこういうゲエルを見ると、まるで弩にでも弾かれたように見えたのだ?」
僕はまた詩人のトックの軽蔑を思い出したのも無理はありません。……」
15それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:05:08.00ID:Bv4r6jUE0
河童すき
16それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:05:09.96ID:8AKD9Dqs0
「よろしい。どうも御苦労だったね。まあ、その椅子にかけたまえ。」
「きょうはこの方のお伴をしてきた時になぜか身の毛がよだちました。
僕は多少心配になり、そっと椅子から立ち上がると、べろりと舌を出したものです。」
17それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:05:30.99ID:8AKD9Dqs0
やがて御釈迦様はその蜘蛛の糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、勢いよく燃え上り出していたのはトックの死にある感動を受けてしまうのです。
18それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:05:41.86ID:8AKD9Dqs0
「つまり餓死したり自殺したりするのですか?」
僕は多少心配になり、そっと椅子から立ち上がると、べろりと舌を出したように覚えています。僕はきょう窓の外を見ながら、静かに正面の祭壇を指さしました。
19それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:05:53.58ID:8AKD9Dqs0
そこで陀多は大きな声を出して、「こら、こら、そうのぞいてはいかん。」
これは哲学者のマッグも相変わらず七色の色硝子のランタアンの下にいつも子どもたちと遊んでいるのです。
20それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:06:03.86ID:ICce0O020
頭おかしなるで
21それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:06:08.78ID:8AKD9Dqs0
その髪の毛が、一本ずつ抜けるのに従って、下人の耳へ伝わって来た。――いや、「僕ら」ではありません。
しかし、その御話を致しますには、娘の胸の動悸に耳を持っていました。その時、はじめてその死骸の中に後始末のことなどを話しました。
22それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:06:32.78ID:8AKD9Dqs0
その髪の毛が、一本ずつ抜けるのに従って、下人の耳へ伝わって来た。――いや、「僕ら」ではありません。
しかし、その御話を致しますには、娘の胸の動悸に耳を持っていました。その時、はじめてその死骸の中に後始末のことなどを話しました。
23それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:06:41.16ID:oui6mk6G0
24それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:06:49.64ID:8AKD9Dqs0
「それはあきらめるほかはないさ。さあ、これを持っていました。
答-必ずしも後悔せず。自殺を弁護せるモンテェニュのごときは死後の名声は如何?
チャックは鼻目金を直し、こう巡査に尋ねてみました。
2022/06/27(月) 04:06:50.44ID:XBtcZVvD0
何の勝負だw
2022/06/27(月) 04:06:58.27ID:J/cFWJy+0
中島敦も作れ
27それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:07:11.32ID:8AKD9Dqs0
「よろしい。どうも御苦労だったね。まあ、その椅子にかけたまえ。」
たとい芝居の背景の前に立たせたのはあの音楽家のクラバックにトックの詩稿を読み出しました。すると、――僕はこう口を入れた河童、――哲学者のマッグを尋ねに出かけました。
28それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:07:29.62ID:8AKD9Dqs0
「それから戦争になったのです。僕は花瓶の中の半身像です。僕はしかたがありませんか?これは驢馬の脳髄ですよ。」
29それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:07:30.29ID:2Z2GKl/U0
何の勝負やねん
30それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:07:41.74ID:8AKD9Dqs0
岩むらはこごしく。……岩むらはこごしく、やま水は清く、
「一週間前に死んでしまったものですから、たいした苦痛はありませんからね。」
31それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:07:56.60ID:8AKD9Dqs0
僕はこの病院へはいった当座も河童の国の言葉を使うことに感動していたゲエルは手近いテエブルの上にも及ぼしているのはおかしいですからね。」
僕はこの時には第六の龕の中に蹲つて居りますし、まるで良秀の事を申し上げませう。
32それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:08:17.50ID:dFPUGvNC0
33それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:08:24.30ID:8AKD9Dqs0
何故かと云うと、この二三年、京都には、手段を選んでいる遑はない。今し方この門の上で、死人の髪の毛を抜くかわからなかった。しかし僕に意外だったのです。
34それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:08:39.23ID:8AKD9Dqs0
「ええ、いっそ登ってしまえ。」――僕はこの答えを聞いた時に年よりだったことだと思っているがね、ああいう家庭の容子を御覧になりましたが、これは或は私の気のせゐか良秀の申す事が御耳にはいらなかつたやうな良秀でも、耳のない河童には往来も同様ですから。」
35それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:08:54.57ID:8AKD9Dqs0
「クオラックス党を支配している。下人は、老婆の床に挿した松の木片のように大胆に家族を捨てることができませんからね。」
ちょうど長老のこう言った時、「その話はやめましょう。ただし括弧の中に唯一度、この時はトックの遺言状ですか?」
36それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:08:59.08ID:B0MuZPm/a
イッチNGしておくね🤗
37それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:09:13.88ID:8AKD9Dqs0
ちなみに規制対策とかはできてないからこれで終わり
38それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:09:47.37ID:pHOEN0/BM
じっさいどっちの文学の方が上なんや?
2022/06/27(月) 04:11:50.20ID:TXe62QzY0
インテリなんだか馬鹿なんだかよくわからんイッチ
40それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:12:06.15ID:8AKD9Dqs0
回線コロコロして書き込んでるスクリプトはどうやってるのか想像もつかないンゴねぇ
41それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:15:57.46ID:4Xcr50wsp
ハルキプトも作ってよ
42それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:16:04.37ID:dpT3FJnca
乱歩で頼むわ
43それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:16:08.68ID:ahS4+R/lp
漱石
44それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:16:22.29ID:8AKD9Dqs0
>>41
著作権とかどうなんやろ…
45それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:18:08.23ID:4Xcr50wsp
>>44
盲点だったわ
100年後に頼む
46それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:19:33.20ID:OIRpFcGc0
ハルキがすぐ死んでも70年?はかかるのか著作権
47それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:20:32.73ID:6p70aTMO0
シェイクスピアを翻訳付きで頼む
48それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:20:39.75ID:S3gef1oT0
>>46
今は死後70年やね
49それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:23:53.85ID:8AKD9Dqs0
>>42
作ったわ
「怪人二十面相」のデータいれた
ちょっと春
50それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:24:10.19ID:8AKD9Dqs0
しかし、いくら血がきらいなのです。十時といえば、この松下という失業紳士は、いかにもあわれに見えます。
これほどの大胆のしわざをする賊のことですからね、五千円の手あてを出すというのです。今から考えてみると、つまり警部さんの部下のために、証人を呼びださなければなりません。そこで、いつにない早起きをして見せたのですね。ぼくでもよだれがたれるようですよ。それでこそぼくの味方だ。だが、小林君。
51それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:24:33.02ID:QOW/lOXPa
>>87
いいな
52それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:24:39.71ID:8AKD9Dqs0
なぞみたいないい方はよしたまえ。ここにおいでになって、先生の明智小五郎をとりこにしては、付近の住民にあやしまれて、パッとふりはなしました。すると、いったいこの奇跡はどうしておこったのですが、どうもふしぎですよ。
53それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:24:59.36ID:8AKD9Dqs0
明智小五郎も、負けない大笑いをしながら、近づいてきました。
かくして、たたかいは、小林少年は、すっかりもとの所有者の手に返ります。
54それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:25:15.23ID:8AKD9Dqs0
窓の外をのぞいてみたまえ。早く、なわをといて、明智のほうへ歩きはじめました。
見ると、その中にこしかけて、チラチラと、時計の針をながめていました。
かっきりに、ぬすみだすぞという、確信にみちた口調に、刑事部長をしたがえてあらわれました。
55それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:25:38.04ID:8AKD9Dqs0
明智がすすめても、こんな失策をやる男ではないからね。
これで羽柴家の事件のさい、無益な問答をつづけているではありますまい。
すると、そのつぎのしゅんかんに十年も年をとった係長があらわれたのを見ると、その番号が一三八八七番だったのです。
56それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:25:51.46ID:8AKD9Dqs0
逃がすなっ、山をおりたぞ。わしはこんな身なりはしておられませんでした。
刑事たちが、立ちどまって、この窓をながめていました。少し息づかいがはげしいようです。少しお待ちください。じきなおりましょうから。
57それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:26:03.62ID:8AKD9Dqs0
以上やで
2022/06/27(月) 04:27:14.95ID:YqyKK8SH0
おつかれさん
2022/06/27(月) 04:27:16.42ID:J/cFWJy+0
中島敦も作れ😡
2022/06/27(月) 04:27:53.60ID:Z9leLp8R0
三島由紀夫スクリプトないの?
最後の演説の文字起こしをスクリプトで連投してほしい
きけ!きかぬか!!って
61それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:28:24.04ID:7HiVfQxgp
安倍公方と三島も作れ😡
62それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:29:04.60ID:BZdvqK9z0
昼餉ののち、師父が道ばたの松の樹の下でしばらく憩ておられる間、
悟空は八戒を近くの原っぱに連出して、変身の術の練習をさせていた。
63それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:29:18.28ID:8AKD9Dqs0
>>59
まあ山月記なんGでも大人気やしな
機会があれば作る
64それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:30:21.48ID:BZdvqK9z0
「やってみろ!」と悟空が言う。「竜になりたいとほんとうに思うんだ。いいか。ほんとうにだぜ。
この上なしの、突きつめた気持で、そう思うんだ。ほかの雑念はみんな棄ててだよ。いいか。
本気にだぜ。この上なしの・とことんの・本気にだぜ。」
65それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:32:10.37ID:BZdvqK9z0
「よし!」と八戒は眼を閉じ、印を結んだ。八戒の姿が消え、五尺ばかりの青大将が現われた。
そばで見ていた俺は思わず吹出してしまった。「ばか! 青大将にしかなれないのか!」と悟空が叱しかった。
青大将が消えて八戒が現われた。「だめだよ、俺は。まったくどうしてかな?」と八戒は面目なげに鼻を鳴らした。
66それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:33:15.59ID:BZdvqK9z0
「だめだめ。てんで気持が凝らないんじゃないか、お前は。もう一度やってみろ。
いいか。真剣に、かけ値なしの真剣になって、竜になりたい竜になりたいと思うんだ。
竜になりたいという気持だけになって、お前というものが消えてしまえばいいんだ。」
67それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:34:40.44ID:BZdvqK9z0
よし、もう一度と八戒は印を結ぶ。今度は前と違って奇怪なものが現われた。錦蛇には違いないが、
小さな前肢が生えていて、大蜥蜴のようでもある。しかし、腹部は八戒自身に似てブヨブヨ膨ふくれており、
短い前肢で二、三歩匍うと、なんとも言えない無恰好さであった。俺はまたゲラゲラ笑えてきた。
68それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:35:12.90ID:BZdvqK9z0
「もういい。もういい。止やめろ!」と悟空が怒鳴る。頭を掻き掻き八戒が現われる。
悟空。お前の竜になりたいという気持が、まだまだ突きつめていないからだ。だからだめなんだ。
69それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:35:39.52ID:BZdvqK9z0
八戒。そんなことはない。これほど一生懸命に、竜になりたい竜になりたいと思いつめているんだぜ。
こんなに強く、こんなにひたむきに。
70それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:35:53.70ID:BZdvqK9z0
悟空。お前にそれができないということが、つまり、お前の気持の統一がまだ成っていないということになるんだ。
71それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:36:07.31ID:BZdvqK9z0
八戒。そりゃひどいよ。それは結果論じゃないか。
72それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:36:38.79ID:BZdvqK9z0
悟空。なるほどね。結果からだけ見て原因を批判することは、けっして最上のやり方じゃないさ。
しかし、この世では、どうやらそれがいちばん実際的に確かな方法のようだぜ。
今のお前の場合なんか、明らかにそうだからな。
73それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:37:14.60ID:BZdvqK9z0
 悟空によれば、変化へんげの法とは次のごときものである。すなわち、あるものになりたいという気持が、
この上なく純粋に、この上なく強烈であれば、ついにはそのものになれる。
74それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:38:36.99ID:BZdvqK9z0
なれないのは、まだその気持がそこまで至っていないからだ。法術の修行とは、
かくのごとく己の気持を純一無垢、かつ強烈なものに統一する法を学ぶに在る。
75それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:39:17.67ID:BZdvqK9z0
この修行は、かなりむずかしいものには違いないが、いったんその境に達したのちは、
もはや以前のような大努力を必要とせず、ただ心をその形に置くことによって容易に目的を達しうる。
これは、他の諸芸におけると同様である。
76それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:40:22.47ID:BZdvqK9z0
変化の術が人間にできずして狐狸にできるのは、つまり、
人間には関心すべき種々の事柄があまりに多いがゆえに精神統一が至難であるに反し、
野獣は心を労すべき多くの瑣事を有たず、したがってこの統一が容易だからである、云々。
77それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:41:12.19ID:BZdvqK9z0
悟空は確かに天才だ。これは疑いない。それははじめてこの猿を見た瞬間にすぐ感じ取られたことである。
78それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:42:14.59ID:BZdvqK9z0
初め、赭顔・鬚面のその容貌を醜いと感じた俺も、次の瞬間には、
彼の内から溢れ出るものに圧倒されて、容貌のことなど、すっかり忘れてしまった。
79それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:42:33.01ID:BZdvqK9z0
今では、ときにこの猿の容貌を美しい(とは言えぬまでも少なくともりっぱだ)とさえ感じるくらいだ。
80それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:43:13.67ID:BZdvqK9z0
その面魂にもその言葉つきにも、悟空が自己に対して抱いている信頼が、生き生きと溢れている。
この男は嘘のつけない男だ。
81それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:43:32.51ID:BZdvqK9z0
誰に対してよりも、まず自分に対して。この男の中には常に火が燃えている。豊かな、激しい火が。
82それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:43:44.56ID:cA9sulRr0
ガイジ取りがガイジになってしまった
83それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:44:14.63ID:BZdvqK9z0
その火はすぐにかたわらにいる者に移る。
彼の言葉を聞いているうちに、自然にこちらも彼の信ずるとおりに信じないではいられなくなってくる。
84それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:44:36.94ID:8AKD9Dqs0
なんか連投されてて草
85それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:44:54.04ID:BZdvqK9z0
彼のかたわらにいるだけで、こちらまでが何か豊かな自信に充みちてくる。
彼は火種。世界は彼のために用意された薪。世界は彼によって燃されるために在る。
86それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:45:36.75ID:BZdvqK9z0
我々にはなんの奇異もなく見える事柄も、悟空の眼から見ると、
ことごとくすばらしい冒険の端緒だったり、彼の壮烈な活動を促す機縁だったりする。
87それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:46:26.61ID:6t/wC2pe0
青空文庫スクレイピングすればいいの?
88それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:46:28.30ID:BZdvqK9z0
もともと意味を有った外そとの世界が彼の注意を惹ひくというよりは、
むしろ、彼のほうで外の世界に一つ一つ意味を与えていくように思われる。
彼の内なる火が、外の世界に空しく冷えたまま眠っている火薬に、いちいち点火していくのである。
89それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:47:09.53ID:FuOFY/kV0
いっそ枕草子でも突っ込んだれ
90それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:47:17.33ID:BZdvqK9z0
探偵の眼をもってそれらを探し出すのではなく、詩人の心をもって(恐ろしく荒っぽい詩人だが)
彼に触れるすべてを温め、(ときに焦がす惧れもないではない。)
91それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:48:32.08ID:BZdvqK9z0
そこから種々な思いがけない芽を出させ、実を結ばせるのだ。
だから、渠・悟空の眼にとって平凡陳腐なものは何一つない。
92それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:49:08.42ID:BZdvqK9z0
毎日早朝に起きると決まって彼は日の出を拝み、
そして、はじめてそれを見る者のような驚嘆をもってその美に感じ入っている。
93それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:49:36.08ID:BZdvqK9z0
心の底から、溜息をついて、讃嘆するのである。これがほとんど毎朝のことだ。
94それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:50:07.78ID:BZdvqK9z0
松の種子から松の芽の出かかっているのを見て、なんたる不思議さよと眼を瞠るのも、この男である。
95それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:50:27.72ID:xJz5Ui/v0
スクリプトの作り方教えてくれや
なんJ荒らしたいンゴ
96それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:50:44.51ID:BZdvqK9z0
 この無邪気な悟空の姿と比べて、一方、強敵と闘っているときの彼を見よ!
なんと、みごとな、完全な姿であろう!
97それでも動く名無し
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2022/06/27(月) 04:51:56.46ID:BZdvqK9z0
全身些かの隙もない逞しい緊張。律動的で、しかも一分のむだもない棒の使い方。
疲れを知らぬ肉体が歓び・たけり・汗ばみ・跳ねている・その圧倒的な力量感。
2022/06/27(月) 04:53:25.80ID:J/cFWJy+0
>>63
やったぜ
サンガツ記
99それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:53:46.68ID:BZdvqK9z0
いかなる困難をも欣んで迎える強靱な精神力の横溢。それは、輝く太陽よりも、咲誇る向日葵よりも、
鳴盛る蝉よりも、もっと打込んだ・裸身の・壮んな・没我的な・灼熱した美しさだ。
あのみっともない猿の闘っている姿は。
100それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:54:49.96ID:BZdvqK9z0
 一月ほど前、彼が翠山中で大いに牛魔大王と戦ったときの姿は、いまだにはっきり眼底に残っている。
感嘆のあまり、俺はそのときの戦闘経過を詳しく記録に取っておいたくらいだ。
2022/06/27(月) 04:56:46.67ID:xiORJM7e0
これにワイのkakikomi.txt読ませるとワイっぽい書き込みをする何かが生まれるってこと?
怖いわね
102それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:57:03.41ID:BZdvqK9z0
…牛魔王一匹の香しょうと変じ悠然として草を喰いいたり。
悟空これを悟り虎に変じ駈かけ来たりて香しょうを喰わんとす。
103それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:57:37.42ID:BZdvqK9z0
牛魔王急に大豹と化して虎を撃たんと飛びかかる。
104それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:59:00.30ID:8AKD9Dqs0
>>101
せやね
前までいた漱石じゃないスクリプトは政治スレ身長スレのレス拾ってたからああなってた訳だし
105それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 04:59:19.16ID:BZdvqK9z0
悟空これを見てから猊となり大豹目がけて襲いかかれば、
牛魔王、さらばと黄獅に変じ霹靂のごとくに哮ってから猊を引裂かんとす。
106それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 05:00:15.72ID:BZdvqK9z0
悟空このとき地上に転倒すと見えしが、ついに一匹の大象となる。鼻は長蛇のごとく牙は筍に似たり。
107それでも動く名無し
垢版 |
2022/06/27(月) 05:01:21.94ID:BZdvqK9z0
牛魔王堪えかねて本相を顕し、たちまち一匹の大白牛たり。頭は高峯のごとく眼は電光のごとく双角は両座の鉄塔に似たり。
頭より尾に至る長さ千余丈、蹄より背上に至る高さ八百丈。
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