15日のエルパソ退団後、西武、ソフトバンクが獲得に名乗りを上げ、さらに広島が参戦。秋山は22日に西武、23日にソフトバンクと交渉し、広島とは24日に東京都内のホテルで面談した。米球界関係者によると、そこで提示されたのは24年シーズンまでの複数年契約で総額4億円近い条件。契約年数、年俸ともに西武を上回る〝誠意〟を示された。

「来てくれたら大きな財産」と話す広島・鈴木球団本部長が、かつてプロ野球選手会との事務折衝でやり取りした際、秋山の人となりに触れていたことも大きかった。いかにチームに必要かを説かれ、野球に取り組む姿勢や人間性を高く評価されたことが、秋山の心に強く響いたとみられる。


年数も金額も熱意も何一つ広島に勝てなかったんか