●福投手「誹謗中傷を少しでもなくしたい」

ネット上に軽い気持ちで放った言葉は、ときに「凶器」となる。著名人に限らず、顔が見えない相手からの心ない言葉に、心身ともに打撃を受け、人は傷つく。

福投手の代理人・萱野唯弁護士によると、福投手が法的措置に踏み切ったのは、「世の中に氾濫する誹謗中傷を少しでもなくしたい」との思いがあったためだという。

このような思いから、今回の示談には、福投手への謝罪、示談金の支払い、2度と誹謗中傷をおこなわないとの誓約が条件として盛り込まれている。今回の取材に応じることも条件の一つだった。