現地時間6月27日、メジャーリーグ機構は両軍合わせて12名(エンジェルスは9名、
マリナーズは3名)に出場停止処分を下すことを発表した。

<エンジェルス関係者の出場停止>
●10試合:フィル・ネビン監督代行
●5試合:アンソニー・レンドーン、ドム・キティ(投手コーチ)
●3試合:アンドリュー・ウォンツ、ライアン・テペラ
●2試合:ライセル・イグレシアス、レイ・モンゴメリー(ベンチコーチ)、
  マニー・デルカンポ(通訳)
●1試合:ビル・ハセルマン(キャッチングコーチ)

<マリナーズ関係者の出場停止>
●7試合:ジェシー・ウィンカー
●5試合:JP・クロフォード
●2試合:フリオ・ロドリゲス

エンゼルスのレンドン内野手が負傷者リスト入りしているにもかかわらずベンチから
フィールドに出たとして5試合出場停止。負傷から復帰後に処分が有効となるが、この
日から7試合、ベンチ入りすることを禁じられた。、エンゼルスのフィル・ネビン監督代行
が、米大リーグ機構(MLB)から最も重い10試合もの処分を受けた。前日のマリナーズ
戦で大乱闘が発生し、その責任をとらされた形だ。

この日のホワイトソックス戦から、7月8日のオリオールズ戦まで。現状ではベンチコーチ
のモンゴメリー氏が、監督代行の代行を務めているようだ。ただ、モンゴメリー監督代行
代行も2試合の出場停止処分を受けており、他コーチの処分が明けてから、出場停止と
なるという。

出場停止に関しては、選手には異議申し立てが認められているものの、監督・コーチに
は権利がないため確定。死球を当てたウォンツは受け入れたが、イグレシアスとテペラ
は不服申し立てを行っている。日曜昼に起きた大乱闘に重い処分が下されること
になった。