阪神矢野監督“サイン盗み騒動”「どっかで俺も線引きたい」半年ぶり言及
[2022年1月20日8時2分]


同監督は約半年ぶりに騒動について言及。「選手たちにも言っているけど、子どもたちの手本でいようっていうチームでサイン盗んで勝ってさ、
そんなんで子どもの手本になると全く思ってない。そんなんして勝ちたいと思ってない。これで勝ってもうれしくない。
やるわけないし、絶対にやってない」と改めて主張した。

指揮官は「俺の立場としては、チームの名誉と選手の名誉を守る立場にあるから」とも語った。
騒動についてはSNSなどでの個人攻撃や誹謗(ひぼう)中傷も続いている現状がある。
なかには臆測の発言もあって看過できない部分もあった。矢野監督は「名前を出された外国人選手に通訳通して確認とったけど
『絶対にやってない』って。そこの確認も、もう1回ね、再確認とってそういう話をさせてもらっている」と騒動後の経緯も語った。

騒動では両軍ベンチが言い合いになった場面もクローズアップされた。矢野監督は「俺個人が攻められるのはいいと思う。
俺があれに対して反応して。俺の中では絶対にやっていないことを言われることがめちゃくちゃ腹立つわけよ。
俺らがやるわけないし、しかもそれを近本が疑われること自体がもちろんあり得ないことだし、それに対して反応したけど。
もちろん冷静になったら分かるんだよ。でも冷静じゃない。真剣勝負の中で戦う上では」と当時を振り返った。