阪神は2軍でもサイン盗み騒動!?
「紛らわしいことするな」”騒動直後”の平田監督もブチギレ

サイン盗み騒動が2軍のウエスタン・リーグにも飛び火だ。7回の阪神攻撃終了後、走者の挙動を巡って両チームの首脳陣が口論に。両チームに警告が与えられる警告試合となった。

 2死満塁のピンチを中日の三ツ間が切り抜けた直後だ。二走・小幡の動きからサインを盗んでいるのではないかという疑惑が生まれ、中日・工藤外野守備走塁コーチと阪神・中村外野守備走塁コーチがホームベース付近で口論に。

中村コーチが激しい罵声を浴びせる展開に、中日の仁村徹監督が激怒した。

「紛らわしいことするな」。そう抗議すると阪神の平田勝男監督が7月6日のヤクルト―阪神戦(神宮)を引き合いに「(問題になったばかりで)やってるわけないやん」と重ねて誤解だと釈明。3分ほどの言い争いの後、警告試合が宣告された。

 仁村監督は試合後「伝達だけは駄目だとうちは言ってるので、そこはなしにしようと。やっていないと言っても、紛らわしい動きをされたら困る」と疑われないプレーを求めた。

 一方、平田監督も「当然そんなこと(サイン盗み)は絶対にやっていない。1軍と同じタイミングでファームの選手たちにも疑われるような動きはしないように確認しているし、当然そんなことはこれまでも、これからもあり得ない話だから」と“無実”を強調した。https://www.chunichi.co.jp/article/288580