阪神・矢野監督が「サイン盗み疑惑」を蒸し返したワケ 2022年01月20日 05時00分

阪神・矢野燿大監督(53)が「サイン伝達行為」を疑われた昨年7月6日のヤクルト―阪神戦(神宮)について、あらためて言及した。自軍の潔白を強調するとともに、19日に行われた12球団監督会議で確認された「フェアプレー精神の遵守」は阪神球団サイドからの強い働きかけによって議題に挙がったものであることを明かした。

「監督会議でも(議題に)出たんやけど、それは谷本(球団副社長)さんからも強く要望というか、言ってもらったこと。ヤクルト側から見れば疑わしい行為があり『動くな』といった趣旨のことを言ってきたことに対して自分たちも反応し、もめるような感じになった」とした虎の指揮官は「何かこれに関して言うことはあの時以来していなかったが、もし何かやってるってことがあれば、どんな処分でも受けるし、俺らは絶対にやってない」と強調した。