ソトは石井琢朗と二人三脚や

左小脳梗塞のため療養していたDeNA石井琢朗野手総合コーチが、28日に本拠地・横浜スタジアムで行われた阪神戦でベンチ入り。早速、ネフタリ・ソト内野手の決勝6号ソロという形で“復帰効果”が表れた。石井コーチは遠征中の今月6日に体調不良を訴え、札幌市内の病院に入院。14日に退院し、16試合ぶりのベンチ入りだった。

 この日「7番・一塁」でスタメン出場したソトは、阪神先発の西勇から3回に左前打。2-2の同点で迎えた5回には、西勇が4球続けた得意の内角シュートを鮮やかにとらえ、逆方向の右翼席へ勝ち越しソロを放り込んだ。6回にも2死一、三塁から右翼席フェンス直撃の2点二塁打で貴重な追加点をもたらし、3打数3安打3打点で西勇をKO。「石井コーチと一緒にやってきたことを信じている。結果として出てよかった」と満面に笑みをたたえた。