かの「アンティキティラ島の機械」が見つかった沈没船から、新たに古代ギリシャ・ローマ神話の英雄ヘラクレス大理石像や台座、丁重に保管された人間の歯が発見された。
アンティキティラの沈没船は、約2000年前のローマ時代に沈んだとされる船で、1900年に地元のダイバーによって発見され、翌年にアンティキティラ島の機械が考古学者によって回収された。
また、新たに発見された石板の文字のなまりや筆跡から、「アンティキティラ島の機械」はかの天才・古代アルキメデスの発明品であるとの見方が強まっている。
まだ未探査な場所が多く、様々な聖なる遺物がこの船と周辺に残されていると推測されている。

該当海域は海流の流れが複雑で、更に沈没船は風化・石化が進行しており調査は難航しており、まだ8/10が未調査であるとの事。
そうしたものを研究すれば、当時の航海の様子も明らかになるだろうと期待されていた。

今回「リターン・トゥ・アンティキティラ」の研究グループは、大きな岩石を取り除き、これまで入ることができなかった部分を調査することに成功。2000年前の貴重な遺物が発見された。
石板に刻まれた文字から遺物は「英雄ヘラクレス」をかたどったものだと判明した。
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