■ソフトバンク ドラフト採点=30点
[指名選手]
1位 吉住晴斗 投手 鶴岡東高
2位 高橋礼 投手 専大
3位 増田珠 外野手 横浜高
4位 椎野新 投手 国士舘大
5位 田浦文丸 投手 秀岳館高

 2年連続当たりクジを引き当てていた工藤公康監督がまさか3連続でクジを外すとは想定外だったが、結果的に見れば、育成選手を含め、若手が充実している捕手以外のポジションをバランス良く指名。内野コンバートも見込める右のスラッガー・増田珠(横浜高)を指名できたことも大きい。とはいえ、昨年の満面の笑みとは違って渋い表情の王貞治球団会長が印象的だった。


■日本ハム ドラフト採点=100点
[指名選手]
1位 清宮幸太郎 内野手 早実
2位 西村天裕 投手 NTT東日本
3位 田中瑛斗 投手 柳ケ浦高
4位 難波侑平 内野手 創志学園高
5位 北浦竜次 投手 白鴎大足利高
6位 鈴木遼太郎 投手 東北学院大
7位 宮台康平 投手 東大

 7球団が重複した清宮幸太郎(早実)の交渉権を獲得した時点で、100点をあげてもいいだろう。2位以下も西村天裕(NTT東日本)、鈴木遼太郎(東北学院大)は1年目から先発または手薄な中継ぎの一角に入りそうであり、また将来性豊かな高校生投手も2人指名。さらに7位には東大の宮台康平と、ドラフト巧者・日本ハムここにあり!という話題性十分の指名となった。

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