広島東洋カープの秋山翔吾外野手（34）が30日、広島市南区のマツダスタジアムで入団会見に臨んだ。「この日を迎えられてほっとしている。選手としてまだまだ長くやりたい。鈴木（球団）本部長から2千本安打という言葉が出てきた。それがうれしかった」と笑顔を見せた。背番号は9に決まった。

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　ストライプのネクタイを締めて席に着いた。「今までしたことのない経験ができる。（カープは）街を挙げて（応援され）、タフなチームという印象」「もう一回しっかりレギュラーを取る。どの打順でも前後の選手とコミュニケーションを取りたい」と力強く抱負を明かした。

　「（松田元）オーナーからぼろぼろになりながらも2000本打ってくれと。ありがたいな」と感謝も口にした。

　秋山はこの後、チームに合流して練習に臨む。今後の調整方法については首脳陣と話し合う予定だ。

　球団は「秋山翔吾ありがとうフェイスタオル（仮称）」などのグッズを発売することも発表した。7月1日から球団公式ホームページで受付を開始する。