大阪府富田林市の集合住宅の一室で小野優陽(ゆうは)ちゃん(2)が死亡した事件で、約11時間にわたり放置したとする保護責任者遺棄容疑で逮捕された祖母の真由美容疑者(46)らが「(事件当日は)ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行っていた」と供述していることが、捜査関係者への取材で判明した。

 捜査関係者によると、優陽ちゃんは真由美容疑者や内縁の夫の桃田貴徳容疑者(50)のほか、15歳と5歳の真由美容疑者の息子と暮らしていた。両容疑者は29日午前5時ごろ、5歳の息子を連れてUSJに遊びに行っていたという。