打順にはそれぞれ役割がある。一、二番は球数を投げさせなければいけない。粘ることで相手投手を苦しめると同時に、後続のクリーンアップに球筋を見させる。その上で出塁して三、四、五番が「掃除」をするのが真の打順である。

 日本ハムの新庄剛志(BIGBOSS)監督は「ストライクは初球から振っていけ」という指示を打撃陣に出している。積極性を持たせる意図があるのだろうが、一、二番はその限りではないことが分かっていない。新庄は監督として勉強すべきことがまだまだある。

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