上原「ロボット審判には反対。人間味がない。」
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私はストライク、ボールの判定について、機械が行うことには「反対」の立場だ。
確かに人が行う判定にはミスはつきものだ。
1試合で、1チームの球数は150前後、2チームで300球前後になる。現役時代の経験から1試合に10球程度は判定にブレがあったり、「ジャッジのミスではないか」と思ったりすることもあった。
ただ、人が判定するのだから投手の立場、打者の立場によって「損得」が生じることは仕方がないと割り切ってきた。
野球を始めたときから審判のコールは絶対だと思っていたので、内心ではカッとすることはあっても文句を言った記憶はない。 確かに、誤審防止の観点から言えば、機械の導入によってメリットはあるかもしれない。一方で、元選手の立場から言えば球審による判定は、ストライク、ボールだけではない部分があることは強調したい。
一つには捕手のキャッチング技術の向上をもたらす点がある。ボールの球威に負けてミットが動いてしまうキャッチングは判定に影響が出やすい。だから、捕手はキャッチング技術を磨く。
一流と呼ばれる捕手のミットはコースギリギリに構えた位置からピクリとも動かない、流れない。だけど、受けたミットが流れても、機械が判定するならコースさえ通っていればストライク、ボールに関係なくなるだろう。
あるいは、捕手が構えたミットに寸分の狂いなく投じられたボールに、打者も手が出せなかったら、球審はコースがわずかにずれていたからといって「ボール」と判定することはほぼない。
打者もバッテリーも納得の「ストライク」だ。こんな判定は機械には難しくないだろうか。 審判に人間味いるか?人間味あるから佐々木朗希に絡んだりするんやろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています