0001それでも動く名無し
2022/07/03(日) 05:44:23.30ID:K3AFnnfqa斉藤は9回にギアを上げた。「途中グダグダだったので、最後はしっかり決めたい」。右腕は140キロ台後半を連発し、圧巻の3者連続三振で締めた。
06年夏の甲子園決勝で駒大苫小牧のエース・田中将大(現楽天)に再試合の死闘の末、投げ勝った早実・斎藤佑樹(元日本ハム)と名前の読みは「さいとうゆう」まで同じ。日本ハム、巨人などプロ6球団のスカウトの前で、初回にこの日最速の149キロをマークした。2回以降はスライダーで三振の山を築き、16個中11個は変化球で奪った。ロッテの柳沼強スカウトは「成長著しい。フォームのバランスも球質も良い。スライダーもブレーキがある」と評価した。
2試合29個と量産する三振には、こだわりがある。「味方がエラーした時に流れを変えられるように練習してきた。三振が多いのは理想の投手像に近づいている」と斉藤。勉強では学年1位の成績を誇り修正能力も高い。3失点した6回の球速低下の原因が左足の上げ方にあると分析。「9回に入る前に気づき、試したら案の定そうだった」と解決した。
高校3年間で野球を終えるつもりだったが、昨秋148キロを記録して考えを変えた。ひと冬越え、スクワットは昨秋の100キロから150キロへとパワーアップ。入学時1メートル83、70キロから1メートル89、88キロへとサイズもアップした。高校の先輩、日本ハム・根本を参考に今春から取り入れたワインドアップもはまった。
今春の全道大会では初の4強入り。「流れを呼び込む投球をして、全道一を狙いたい」と初の甲子園を見据えた。
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