牧雄「凱旋門も和生」

 「今回の宝塚記念がレコード決着になりましたし、使えば反動が出るタイプでもありますので、ジックリ間隔を取って、直行で臨みます。あの馬のリズムで走らせてくれるジョッキーが一番いいと思っていますので、引き続き、横山和生騎手にお願いする予定です。

 パンサラッサのようなハイペースを刻む馬は、ヨーロッパにはいないはずです。なので、チャンスはあるかな、という気がしています。蹄底が深くて、蹄も小さくて、重い馬場にあう馬だとずっと思ってきました。フットワークも血統背景も、向こうの馬場を味方にできるはずなんです。なので、本番を楽しみに待ちたいですね」