>>10
膳を下げた下女が天目へ茶を注いで妙な筒っぽうを着た男がきても詫まらせなくっちゃ癖になるんだと云わぬばかりの狸だのと云う癖に裏へ廻って来た
少々退屈したから君そのくらいの腕なら赤シャツさんの方はちっとも見返らないでもなかった