CSは2004年からパがプレーオフとしてスタート、07年からはセでも導入された。08年からファイナルステージで優勝チームに1勝のアドバンテージがついた。前出の山崎氏が言う。

「現在、2位以下のチームで勝率5割を超えているのは巨人(41勝40敗)だけ。2位巨人と最下位中日までは6.5ゲーム差で、どのチームにも2位の可能性がある。CSがある以上、強いヤクルトにエースをぶつけるよりも、2位、3位を狙おうとなる。結果、ヤクルトがますます独走してもおかしくない。こんなことがまかり通るならファンに対して失礼だし、面白みにも欠ける。2位以下のチームが星を潰しあえば、今のようにヤクルトがセ界の貯金を丸抱えし、2位以下のチームが勝率5割に満たないというケースすらありうるでしょう」

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