メッタ打ちだった。

6月30日にジャイアンツ球場(神奈川県川崎市)で行われた、楽天との2軍戦。巨人・先発の井納翔一(36)は、9被安打6失点とまったく良いところなく4回でノックアウトとなったのだ。

「井納はボロボロです。6月23日の1軍でのDeNA戦では5回途中から登板したものの、暴投を含む4球連続ボールで1死もとれず降板。原辰徳監督からは、即2軍降格を言い渡されたんです。

この試合でニッポン放送の解説をしていた谷繫元信さんは、辛辣なコメントを残しています。『井納の野球人生が終わりに近づくような4球だったと思いますよ』と。井納はチーム最年長投手。2軍でも結果を出せないとなれば、谷繁さんの言葉通り引退も現実味を帯びてきます」(球団関係者)

井納がDeNAから巨人へFA加入したのは、20年12月だ。当時メジャー移籍が濃厚とされていた菅野智之の穴を埋めるローテーションの柱として期待され、推定年俸は2年総額2億円。しかし巨人では1勝もあげられず、2軍生活が長くなっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c85de6d77e6f2384a7c19783fd8d472534bbe12