新型コロナ 木原官房副長官「全国的に上昇傾向、注視が必要」
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新型コロナウイルスの感染者数が全国で増加していることについて、木原官房副長官は「全国的に上昇傾向に転じており、注視が必要な状況にある」として、感染の再拡大に警戒感を示しました。

木原誠二官房副長官
「今後は感染者数の増加も懸念されるというところであります。東京都や過去最多の新規陽性者が確認されている複数の県の状況をはじめ、医療提供体制の影響も含めて注視していく必要があるというふうに考えております」

新型コロナの新規感染者数はきのう東京都で前の週の倍以上にのぼったほか、全国でも5月末以来となる3万人超となり、「第7波」に入ったとの指摘も出ています。

木原官房副長官は会見で「全国的に上昇傾向に転じていると認識している」としたうえで、「今月以降、夏休みなど帰省や旅行のシーズンを迎え、人と人との接触が増えるので、感染者数の増加やそれに伴う重症者の増加が懸念をされる」と述べ、警戒感を示しました。

そして、60歳以上の人や18歳以上の重症化リスクの高いと医師が認めた人が対象となっている4回目のワクチン接種について、「対象者の方々にはできる限り早く接種いただきたい」と呼びかけました。