ザ・マン・イン・ザ・ハット-。間違いなく海外メディアにあだ名をつけられた最初の日本人調教師だと思う。昨年11月、ブリーダーズカップで歴史的な1日2勝を挙げた矢作芳人調教師(61)を「レーシングポスト」電子版は記事のタイトルで矢作師をそう表現した。日本競馬の強さを世界に知らしめた男のあだ名は「ザ・マン・イン・ザ・ハット」。日本語に訳せば、「帽子をかぶった男」「帽子の男」だ。

キングエルメスの追い切りの内容を伝える「アットザレーシズ」電子版の記事の中には「帽子の男」というあだ名が登場し、「サラブレッドデイリーニュース」の記者は自身のツイッターで「彼は帽子のコレクションで有名ですけど、靴ひももとってもカッコいい」というメッセージとともに、右がオレンジ、左が緑色の靴ひものスニーカーを履いた師の写真を投稿している。

帽子の男は草