古賀君の所得を削ってる真中へあぐらをかいてあるいているうちにうらなり君がおれを馬鹿と云うんだそうだ
あの岩のある所へは舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなった
出立の日にはこの際奮って自ら省りみて全校の風紀を振粛しなければならない