昭和62年に兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が押し入り、記者2人が殺傷された事件から、3日で35年となり、支局には朝から知人や地元の人が訪れて、亡くなった記者を追悼しました。
昭和62年5月3日の夜、西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が押し入って発砲し、当時29歳だった小尻知博記者が殺害され、別の記者1人も重傷を負いました。

また当時、阪神支局に勤務していた折井邦生さん(78)は「小尻記者は常に弱い立場の側に立ち、納得するまで熱心に取材を続けていました。この事件は民主主義への挑戦であり、許せません。時効にはなりましたが、犯人を捕まえてほしいと今でも思っています」と話していました。


朝日新聞阪神支局襲撃事件から35年 亡くなった記者を追悼
2022年5月3日 12時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220503/k10013610071000.html