“マイ・ヒーロー”松井稼頭央の前で…楽天・茂木栄五郎の逆襲はここからだ
https://news.yahoo.co.jp/articles/38a079ba994458af6453184cd4290623a020b59b?page=1

小学1年生の時に初めて訪れた西武ドームで茂木少年の目にまぶしく映ったのが、当時の球界No.1ショート。
この頃は、兄弟4人と一緒に地元の東京・小金井市からほど足しげく通い、ファンクラブに入るほどの熱烈なレオ党だった。
「テレビのスポーツニュースのハイライトで西武をよく見ていてプレーがとにかく格好良かった。守備もすごくて、肩も強い。打撃も右でも左でもホームランを打てて、盗塁もできる。走・攻・守どの部分でもスター性がありました」。

 松井が2018年限りで現役を引退し西武のコーチに就任した後も、これまで受けた恩は忘れていない。
メジャーも経験し、名球会入りも果たしているレジェンドに対して「恐れ多すぎてしゃべれませんよ」と1年目は萎縮していたものの、今では少し“改善”も見られたようで、試合前に相手ベンチに必ずあいさつに向かう。
近況報告も兼ねて必ず声をかけてくれる先輩の優しさに触れるごとに「いつか成長した姿を見せたいな」と思うようになった。

 8日からは本拠地・楽天生命パークでの西武との3連戦に挑む。
「稼頭央さんにちょっとでも成長した姿を見せたいというのはもちろんあります。でもまずはそこまで1軍にいられるように結果を出さないといけない」と気合を入れ直した。