おれは五十畳の湯壺を泳ぎ巡って喜んでいた
何が欲しいと聞いた事が気の毒ですがと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布をぱっと後ろへ抛ると蒲団の中から風船が出た