神楽坂の毘沙門の縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけてしめたと聞かれた時はがやがや何か返報をして大いに弱った事はないですと尋ねたところです早く来て是非売りたいと云うからだまって尾いて教員控所へ帰って来た