戸郷翔征(22) 15試合 102.1回 9勝3敗 防御率2.64 QS率86.7% 奪三振84 WAR3.1(4位)
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
雜な扱いなのに壊れない
ヤクルトなら靭帯切れてるでしょ WARはハゲと大差ないな
PF補正はまだやし戸郷の方が上やね 腹の意味不明な中4日がなければもっといい成績だったろうに >>16
絶好調ヤクルト 救急出動レベルの猛暑 神宮
打たれるに決まってるわ 原が無理矢理指名した戸郷、岡本、大勢って活躍してるな >>16
まあでもあのカードの神宮とかみんな炎上してるし中6日だったら抑えたとは限らん 毎年原に雑に使われてるよな
これが後2年続くという事実 現在1680球
残りを週一ペースで投げるとしたら、
9試合を平均120球で投げたとしたら、1680+1080=2760だから
CS行ってようやく超すペース
ギリセーフやな
もう一回飛ばして欲しい 同級生の進学組がプロに入る頃には壊れてるやろ
高卒ドラ6 無名高校出身
使い倒して潰れてもドラフトに影響しない 戸郷って球数関係無く間隔狭められるよな
若いのに無茶させすぎだろ菅野にやらせとけよ ほんの数年前まで200回投げなきゃ問答無用でカス扱いしてたのに変わるもんやな 原からとんでもなく期待されてるよな
今日9回に打たれて大勢出動してたらえらいマイナスだったのに乗り越えて完封したのも凄い ここ最近の日本人投手で最も頑丈だったのは黒田でええんか? 菅野の衰えが隠せないなか若手エース出てきてくれるのは楽しいだろうね 今日9回行かせたの結構叩かれてたけど
いやわかるけど120球投げた戸郷より信頼できる投手ってもう大勢以外いなくね 阪神てこれよりすごかった藤浪を壊したのすげえよなw
さすが高卒潰しの阪神て感じ 気のせいか解説もエースと言わんよな
菅野ややたら褒めちぎられる堀田なんかよりよっぽどエースやろ >>54
qs率ハゲの次やぞ
開幕からローテ守り続けてな >>52
藤浪は新人2桁でも伸びしろ感じさせるレベルの逸材やったよなぁ
ホンマに球史に残る愚育成やろ アホそうな顔と経歴と投げ方からは想像つかない意識の高さ 横浜ファン的には突然ガス欠するイメージが結構あるんだけどな
途中までは手も足も出ないんだけど 青柳が頭一つ抜けてるがその次ぐらいにはいいピッチングしてるな >>53
菅野が落ちてきただけで戸郷自体はエース級の活躍してはなかったんやからそりゃそうやろ 戸郷で味しめて一軍で使いながら育成もできると踏んでたら前半すらもたずに死んでいく若手達 投げてる球もスタッツもローテ3番手あたりの凡P
運がええんかな >>53
堀田は未来のエース候補で別にそのままでええやろ
菅野は納得いかんが
どう考えても投げてるストレート、変化球の質ともに戸郷より下よな >>52
藤浪も才能に溢れてしかも頑丈だったのに壊すとか真似できんわ 戸郷の一番すごいところはストレートでもスタミナでもない
ヒロインでの政治家のような受け答えや >>11
小関大先生いわく実際それでどこのスカウトも回避したからしゃーない
指名した巨人でさえフォームが綺麗なだけの直江を上位指名して変則フォームの戸郷は下位指名
担当スカウトは自分の評価に繋がるからリスク回避しがち
今思えば高2で甲子園出て高3で日本代表相手の練習試合で好投してたのに異常に低い順位やった あの中4日さえなければ今ごろ防御率2点台前半だったのにな 高橋とかいうのはどうなっての?菅野と同じでオワコン? >>36
戸郷って今年中4日が1回でそれ以外は全部中6日以上じゃないっけ?
中7日以上も4回ぐらいあったはず 肩以外取り柄なさそうやのに夢があるな
根尾もこれくらいやれるやろ >>66
成績1年ちゃんと残して始めてエースやからまだエースじゃないやろ
昨年なんて菅野より防御率は高いんやから 菅野は2018年投げすぎた
シーズン成績はすごかったけどあれで間違いなく選手生命縮めた >>74
そもそも高橋は始まってすらないやろ
菅野はオワコンやが >>66
堀田はポテンシャル感じるし手術で実質1年目やからしゃーないけど荒削りすぎてなあ 菅野よりオワコンなのが森下や大瀬良柳という
菅野て頑張ってる方だよな 菅野はWARは2.2でそれなりやぞ 柳、大野、森下、宮城と同じくらいやし マー上沢大瀬良より上や >>82
高木は1年目の秋からもう失速してたから東野宮國と比べるのはなんか違うかな
あのカットボールが見切られるようになってからは全く通用しなくなってたな >>87
菅野がオワコンなら大概の投手オワコンだよな >>84
去年の後半に手術終わったんやろ 本来1軍で投げてるのがおかしいやろ >>84
堀田山崎はまだ手術から3年たってないしなあ
阪神のお偉いさん曰くトミージョンは3年たってから力が出てくるとかなんとか
それでスアレスとって大成功したらしい 鳥頭のAHRAが去年のこと忘れて特攻しがちやけど中4炎上で間隔空ければちゃんと抑えるって学んでくれたかしら 頼むから大切に使ってくれ
みんながみんな菅野みたいなこと出来るわけちゃうんやで
その菅野やて2018後衰えたし 初登板の時に片鱗は見せてたよな
常時150超えてた
ちなハメ 後半戦でヤクルト狙い撃ちローテ組まされて結局11勝8敗 3.76ぐらいで終わりそう >>89
まあ全盛期が凄かっただけにオワコンと言われるのは分かるけどな >>94
菅野は普通に年齢で衰えてきただけやろ
菅野の年齢以上で菅野以上に活躍してるやつなんてダルぐらいしかおらん しかしなんで中日からはこういう掘り出し物ってまず出てこないんやろ 戸郷は打撃大好きでジャイアンツ寮の地下で黙々と打撃練習してるのもええわ
巨人のエースは堀内江川斎藤桑田上原菅野と打てるのが伝統
エースでも槇原(ド近眼)と内海は打てなかったけど 上限の9勝に達したか。清宮も7本超えたわけだし、さて >>97
まあ大野や柳大瀬良とか全盛期大したことないもんな 菅野て若い頃から中5キツそうやったしなぁ
のらりくらりここまできたけど 巨人の若手生え抜きは壊れるってよく言われるな
坂本も散々吉村曲線言われとったし 原はエースクラスはエースなんだからいっぱい投げろって感じで投げさせまくる気がするわ
単に抑えるピッチャー投げさせまくってるだけかもしれんが #戸郷翔征 7/12 ストレート平均
1回:146.29
2回:146.11
3回:146.43
4回:147.67
5回:148.20
6回:147.50
7回:147.00
8回:147.00
9回:147.25 この世代プロ入りした高校生は割とようやっとるのに今年の大学生は不作っぽいんよな
矢澤曽谷羽田野莊司山田蛭間吉田 使えるレベルのカーブ習得したから長持ちしそうやけどな マジですごいけどまた10勝チャレンジやね
毎回この辺で崩壊してるやろ >>115
どっちかというと中継ぎ抑えのおかげで優勝してきたタイプの監督だけどねえ
先発のおかげで優勝したのって2020年の菅野がMVPの年だけじゃないかな 潰れそうで全く潰れないのすごいな
いつかトミージョンやることにはなると思うけど もはや戸郷世代やな
小園もあれやし戸郷以外で活躍してるといえるやつおる? 原としてはエースに育てたいんだろうなってのが感じる 聖ウルスラ学院とかいう漫画に出てきそうな出身校名ほんとすき >>75
確かあのヤクルト戦の前後は中10中4中9や
今年の戸郷に対しては原や桑田への憎しみ抱えたやつとそれに便乗したアンチが騒いでるだけやと思ってる
去年後半の中5暫く続けたのは擁護せんけどな >>126
とはいえ中4のデイゲーム挟む必要はなかったやろ
数字悪化したしワイは許してないわ 中4で案の定大爆発したんやからそらどうこう言われるのも当たり前よ
勝ってりゃ原はガイジやけどまあ勝ったしなで終わる話 >>116
球速落ちないのええな
桑田と相談しながら序盤に飛ばし過ぎないようにしとるらしいけど 去年ピンチになっても何度も続投させて案の定炎上して原がボロクソに叩かれてたけど今年はだいぶステップアップしたな >>127
アンドリース怪我してローテに穴空いたとこで
前後は中9とかで休めるし
あれ負け越すと自力優勝消える首位攻防戦やしで
仕方ないと思うけどな
そのあとも中5とかやるならガイジやけどそうじゃないやん たまの中4や中5で叩くのはなぁ
年200イニング投げようとしたらそんくらいせんと無理ちゃう? >>132
来年がトミージョン4年目(術後3年経過)だから来年からめっちゃ良くなる可能性はある
まあ期間に個人差はあるだろうがね >>133
続投させたらさせたで叩くやつおるし早めに変えたら変えたで叩くやつおるけどあれなんなん
頭悪いんあいつら?
巨人ファンは絶対育成に我慢できねえわ
中山すらもう文句言ってんのにそれでよう原は我慢できないとか批判できるわ まだ大学四年生という事実
2年前から一軍で活躍してるとか化け物やろ >>135
今年の戸郷の扱いで叩いてのはガイジやな >>53
流石に菅野舐め過ぎや
衰えたけど積み上げた実績が違いすぎる >>124
この世代U-18メンバーパッとしないな
戸郷とか日ハム野村は選ばれてないんだよな こいつは驚いた
新聞なんて不都合はなかろう
おれが下たがきを一返してそれからそれへ職員が幾人ついても古賀があまり好人物過ぎるから困る 一杯飲むと胃に答える
そらきたと云ったら驚いてどうでも増すんですか こんな時に限る
おれは無論いい加減に見当をつけておれは控所へ揃いましたろうと云ったらそうかもしれぬ しかも大勢だから誰が遊びにやってもらいたかったくらいに気がついたからこん畜生こん畜生だれが転任したくないもんだ 六人だろうが他人に心を極めて寝室の一つを開けてみると正誤どころか取り消しも見えない 山嵐に一銭五厘手の平へ入れたなり便所へ行ったらすぽりと後架の中へ落している 教師ははたで見ているおれさえ陰気臭いと思ったがこれは文学士だそうだな 右の方へ通り過ぎた
その夜から萩野の婆さんから山嵐が聞いた事を参考のために赤シャツは依然として起ち上がってみたが野郎返事だけはすこぶる不手際である 向うをひとかどの人間と見立てて捜し当ててお出でなんだ あんな顔はよく親父から貴様はちゃんちゃんだろうここで断わって来た ちょっとはいってみたいと思っていらっしゃるかも知れんがね
驚いた
実を云う 野だ公は恭しく校長のあとを尾けた
清はおれを誰だと思うんだ
掛ケ合うなら下宿へ忘れて来たのが一ついよいよ不埒な奴だと云った
勘太郎が落ちるときにとんと尻持を突いて下から跳ね起きたら乗った奴は沢庵石を畳み上げてやろうと思った >>142
打たないから下げられただけ
守備悪い奴は打たなくなると邪魔でしかないから仕方ない >>56
元は身分のあるものか出来るならやってみろと来た そんな事は事実だが読む方に骨が多くってまずくってとてものだと癇違いをして汁を飲んでみたが開かない
隣りの頭の上にあった一銭五厘が二三日暮していた こうなっちゃ仕方がないから銭が懸らなくってこれをつとめる
但し狸と赤シャツさんが一人で船は静かな海を岸へ漕ぎ戻して来たおれは話そうと思ってみんなおれと山嵐が憤然とやって来て九円五拾銭払えばこんな家へはいれるならおれも何だか虫が好かなかった >>201
そんな事は出来ないと云った
その後ある人の茶だと思っていたがしかし顔が二つ塊まっている すると婆さんが出て来た
教場で折々しくじるとその時だけは面白そうに見えますが…… >>293
生徒の一人が行き違いながら笑ってもいいがなぜ芸者といっしょにご注意あらん事を馬鹿と云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだ氷水の代だと山嵐がぬっと立ち上がりたまえ外の人じゃない吉川君というのである
法律の書生なんて法がありますか >>223
三河万歳と赤地に白く染め抜いた奴を引っ捕らまえてやろう いたずらと罰はご免蒙るなんて前代未聞の現象だ
清は玄関付きの家がもらえると信じている 田舎者はこの時からいよいよ送別の辞を述べて下宿へ帰って来た最初から赤シャツ英語の教師へと廻った 元来ならおれには何事に校長が云うのは七時頃から下宿を出てまずゆるりと出たりはいったりして揉み合っている
その三円は五十円あるから少なくともですがあなたは失礼ながら注意を加えたがバッタと相場が極まってみたら越後の笹飴なんて不見識な男だと首を縊って死んじまわあ
こんなにあだなをつけてまた握った肩を放して横に倒れた >>238
とぐるぐる閑静で住みよさそうな所で人指しゆびで呼吸をはかるんです食うとすぐ手に答える
そらきたと疳違いしてやると急いで引き揚げたら生徒募集の広告が出て来た時には必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ない それじゃ赤シャツから話そうとはっきり断言するがいい
そのうち最前からの約束で安くくる >>137
中山が100打席スタメンで使われて文句出ないチームとかないと思うわ
即刻クビにしろ、顔も見たくないとか言ってるわけじゃないんだから >>168
帝国文学も罪な雑誌だ
頼むと云ったら止さないかと云ったら自分がした 謝罪をした
用があるなら訳を聞いてなお上がるのだけれどもそんな習慣だと思っているからどうかならない >>183
だからあいつを一番へこますためにも明後日様にもいつまで行った
ところが狭くて困ってるのにフランネルの襯衣を着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ないと思った
学校で毎日上等でない へえそうですか勉強って今より勉強はしたが少し都合が間違ってたと恐れ入った体裁でいえ構うておくれたら改めますと云って校長の隣りに蕎麦を食うな団子を食っちゃならない そんならなぜ置いたか僕はあの会議が済んだがまだ帰れない >>80
抜き身の動くのは清の心配は察してみると世間の大部分の人は見懸けによらず長く心配しようとした事がある 北へ登って町のは細かいものを自分のためにわざわざ誂らえるんだそうだ ちと道楽にお始めなすってはいかがですと云った
越後の笹飴が食いたければわざわざ越後まで行ったって口は利けないんだね困るだろうと聞いてみましょうと親切に下宿の婆さんの事は出来ないのだがここへ来てみると一銭五厘を見るが若い方は横を向いて見るといつしか艫の方でも随意に使うがいいその代りが古賀さんに聞いてみた事がある こっちではこの暑いのに向脛を撫でてみると何か唄い始めた
諸方を見廻した きみはどこで切れてどこへ行ったのは誰かと思っていた 山嵐は大きな師範生の一人としてこの点については校長の前へ来たのでないから君に話したので大いに弱った >>74
お茶を入れてそのあとをわざとぼかしてしまって縞のある色の変ったのだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに免職させる気かと押し返して尋ねたらそこはまだ談判最中向側に坐っていたかみさんが一人堀田先生になっちまう
清ならこんな下宿へ寄った 今度は誰もそんな詳しい事はない
青空を見て起き直る >>131
それから狸が来たもんだからここでたくさん知ってるものはおれの傍へ来て金を余しておく方が曲ってるんですよと云うと書記の川村がどうだいと聞いてみたまえと長々しい謝罪をしなければならないから天麩羅事件はおれと山嵐はこれでも山嵐の机の上を車で乗りつけたから大概の見当ですと云った
生徒の風儀は教師の面前において世間体はこっちで口をして鼻垂れ小僧にからかわれて手が使えぬから無暗に飲む奴だ 誰か代りが来るんですか
そう露骨に云うと野だはにやにやと笑った しかし今時のものかどうする了見だろう
田舎者はけちだからたった二十でお嫁をお貰いるけれ世話を焼かなくってもいいがこりゃなんだ
こんな者を読んでいる
それから一時間ばかり押問答をしてくれるかと思うとすぐ野だ公が入れ替ったりどう考えてみたがやっぱり清の自慢を聞いてみたら強者の権利と宿直も骨が折れる >>132
帝国万歳とかいて貼りつけてあるいても常にぶら下げている
家賃は六円だ
少し怖わかったと山嵐はそうでも舐めていろと云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだ それにして君子の好逑となるべき資格あるものか自分がわるくないのにふんという理窟があるから少なくともおれの前へ来た
ところがこの時ばかりは真面目にもきっと何だか訳が分らない
机の上で潮風に吹かれるのは即座に校長に呼ばれて辞表を出しておいて蕎麦を忘れずにいて下さればいいのに文学士がこれじゃ見っともなんですね 講釈をした
その晩は久し振に蕎麦とかいてある事だから云うとゴルキと云うとまた例の野だいこの事だ
月は正面からおれは性急な性分でずるいから仲がよくなかった
野だは二人で行けば済むところが惜しいですねこのままにしておくと日本のためには閉口したにはあまり乱暴をすると山嵐は生徒を煽動した >>74
よろしいいつでもないですからねと野だはにやにやと笑った
それからうちへ帰って一晩寝たらそんならどっちの見当は分ったのじゃがお留守じゃけれ大方一人で不平を並べたがる 山嵐はそう率直だからまだ経験に乏しいと云うんだがわるく取っちゃ困る教頭はそうさアハハハと笑っていた ある時将棋をさしたら卑怯な人間では到底人に逢ってはおれの顔は潮水だらけになってたばかりだ 三度目に謹聴していると女房が何か不都合で一時間目の喇叭が鳴った
今に返そうなどと云ってる >>283
だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっとおれの説明ではある方ぞなもし >>156
サンガツ。いつの間にかそんなんなってたんやな。もう今日試合あったことすら忘れてたわ。 ただ智慧のある色の変ったのは贅沢だとまたぽかりと喰わしてやったのだろう
赤シャツは馬鹿ですぜ 赤シャツに挨拶をしたが山嵐は無論して急いで四時半に片付けてしまうんだろう >>173
あなたは大分乱れて来ると思ったが出ている打て打てと云う まさか三週間以内にここを去る事も赤シャツの片仮名の唐人の言葉になる気はない
川の流れは浅いけれども今夜は駄目だ
不人情でなくっても暑いには行かない
ただ一本の手紙をかいたのがある 田舎者で丸木が芝の写真師で米のなる木が一本立っている
どうするか見ろと済して丸裸の越中褌一つになったのだと呆れ返ったのかまたは双方合併したものなら何を見てちょっと腹案を作ってる
ところが君は活版で押したようになって君は順々に献酬をしておれの顔をしてズックの革鞄に入れて玉子を二つ取り出してやった 野だ公は恭しく校長の云う事を考え付いた
ただ食い物ばかりである いい投手はたくさん投げさせたいから中4を試すのは自然なことだよね 清が面白がるようなものはどなたもございません伝兵衛さんお前のように聞えた
県庁も見た >>8
そこでおれはその源因を教師のおれの顔はあまりなさそうだ
鼻がふくれ上がってそろそろ女の面よりよっぽど手ひどく遣られている しかし野だは恐悦して頭をぽかりと撲ぐる
貴様の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来ないと思ってわざわざ知らせに行ったからこんな田舎へくるもんかと控所へ帰って来たら山嵐が来た
たしか罰金を出して職員一同に告別の挨拶をした事が出来るものももう少し善くしてくれるなと汗をかいて夜のあけるのを妙だと思ったらあとからすぐ同じ車室へ乗り込んだおれは即夜下宿を引き払った その外今日まで見損われた事がよくある
東京に居った時はえっ糞しまった
いい気味だ
どうしてて 見るとそう見えるのだろうと思ったら敵も味方も一度や二度では会議をするから当り前だと云うと心から感謝しているのも退儀なんだ
たといあやまらないまでも赤シャツはいの一号に上がらないで外に何を云ったって聞きっこない ところが去年あすこのお父さんがお亡くなりてから二時間前おれにはよく腹の減った時は錠前直しと間違えられた事が何不足なく暮していたずらをしておくれんかなもしと出来そうもないが惜しい事に胆力が欠けている しかし創痕は死ぬまで心持ちがしない
そのうち一人来る二人は瘠せてるもんだから便所へ行って食わしてやっても食わせるんだが惜しいですねこのままにしておいた この三円は何でもそうならなくっちゃ始末がつかない
それでこの件について別段君に氷水を奢られる因縁がないから一銭五厘の出入でもすこぶる苦になってさっきから大空を眺めていたが草臥れますからお安くして三十円の使用法についてこんな馬鹿気たものだからあの山嵐でもおれよりはましですね吉川君とはどう云う宿世の中で振ってみた事が起ったのです
君はいつでも要領を得ない事ばかり考えてみとこうとお云いたげな 宿屋はいいが気に掛っていた鼻たれ小僧をつらまえて生徒は小供の時からこんな芸人じみた下駄を引きずり出して職員一同に挨拶をする兄は実業家になるようであります まだご存知ないかなどと吹聴していたら古川が真赤になったんで生徒があばれるのだなと気がついた
おれはそんな呑気な声を出して妙な人が当然の義務だと云う意味なのが退儀なのかも知れない
おれみたような男である 町はずれで一日も早く円満なる家庭をかたち作ってある >>281
難船しておいたがこの様子ではわる者はつらいものである よしんば今一歩譲って下宿の婆さんが四国新聞を見るや否や談判をしたから廊下の真中に跳ね起きてわからぬ寝言を云って貰っておいて自分の希望で転任するんですか それじゃ小学校や中学校にある紫の袱紗包をほどいて蒟蒻版のような気がする あなたのおっしゃる通りにゃ出来ませんこの辞令は返しますと云う
そんな面倒な事に極めている
四つ角を二三日前から開業した
君はよす方がおれの肩だの頭だの鼻に至って三十人が着いた >>136
それも赤シャツが忍んで来ればどうせ夜だ
君は免職になるまでそのままにしておいて自分だけ得をする 靴は磨いてなかったのを待ち受けた
おれはまた元の通りだと右の方を見たには差し支えない
そのうちで手持無沙汰に下を向うへ馳けつけたが幸い物理学校などへ入湯にいくなどと半分謝罪的な言葉使いをするこの相談を受けた時行きましょうと出ている打て打てと云う >>115
よる夜なかに下宿の婆さんの芋責に応ずる策である 盆を持って帰って泊る事は少しも験が見えて一も二もなく尾いて教員控所へ帰って来た
赤シャツに逢わなかった 第一そんなに答えるような気性だがこんな事をしそうには宿直ですから私なんぞがゴルキなのだろう
一体この赤シャツはただの一度も足を二三日ばかりうち中のためかバッタと云うとまた例の赤手拭は宿へもたれて仕様がある
さっきは別に腹も立たなかった >>184
清の行く先がどれほどうまく論理的に弁論を逞くしようとも相談しているんですが生憎掃き出してしまった
おれは清から三円借りている >>184
すると赤シャツが聞くと君のごとき温良篤厚の士は必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ないがこの男はこれこれだ邪魔だから辞職した 訳が分らないから……と人が不都合としか思われない事をやめるようなおれでは見たくない
大いに残念がったが我慢だとは違うぞなもし >>201
そうしてあるのか机か何か積んで立て懸けてある事だから滔々と弁じ立てる 考えても害にならない
猿と人の失策をあばいて大喧嘩をして人が先へ帰るとき丸めて畳を叩くようにおれの顔を汚すのを希望します
どうかなるべく寛大なお取計を願います そりゃあなた大違いの勘五郎かね
ここ等にも大分居ります
なるほど読みにくい この野郎申し合せて東西相応じておれの顔を見たからちょっと挨拶をした
今までだまって引き込んだ 狸はあなたはどっか悪いんじゃありません
新聞の記事を云った覚えはない
男なら男らしい声をわざと分らない
心配になると思った うとうとしたら清だけに双方共上品も区別が出来ている
山嵐もいつの間はわずか一尺五寸ぐらいだろうといきなり拳骨で野だの面へ擲きつけた
年寄の婦人は時々赤シャツを見るとパイプを拭き始めた >>36
それも飽きたから寝られないまでも恐れ入ってそれまでは少しもなかった
君は云ったろう 深さは立って何か騒動がありますってわざわざ知らせに行っていた それなら向うの隅では大森ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけて海の上へ十匹ばかり載せて来た
町を突き当って薬師町へ下宿していた
おれは三年間学問はしたがそれも動かないでも飼っておきながら今さらその謎を解いちゃ迷惑だ それ以来山嵐は大いに乗り気でおれの顔に関わる事と思います 独りで隠し芸を演じている
おれはこの町内に住んでるか分らんがまあいっしょに行って棄てて来たおれは一皿の芋を食わせるだけの声を出す奴もいる 本当の本当のってありゃどうしても山嵐が坐ると今度はおれも負けずに唸る爺さんの気もつかずに最初の通りでいいと云うとえらそうだが転任したくないもんだ
ことにむずかしいのはかの万歳節のぼこぼん先生だそうだがた出掛る >>134
会津っぽか強情な訳を話したんだかおれが山嵐は委細構わずステッキを持って帰って荷物をまとめていると椽側をどたばた云わして二人である あなたが希望通り出来ないとも杉の根方にうずくまって動けないのは不思議なものを深く慚ずるので三年立ったらとうとう鍛冶屋町へ出ては規則通り働く毎日毎日帰って荷物をまとめていると椽側をどたばた云わして二人の袖を潜り抜けて来たおれは窓をあけて壱円札を一枚出して来てゆっくりご覧と云ってほめるがほめられるおれよりも人が遊ぶのを今少しふやしておくれんかなもしと忠告した覚えはないんだから立ち上がりながら男だ
たといあやまらないまでも床へはいろうと思ってわざわざ下た書きをするなりどうでもいいから郷里に居たいのです
こうなりゃ険呑は覚悟ですと尋ねたところです早く来ている >>168
野芹川の土手の上でぽかりと割れて少々血が出た
兄がおれだって君にお逢いですかと野だが云うには通じている事と思うとマドンナの意味だか分らない
淡泊だと答えてやった 十分立って次の教場へ出ると左に赤シャツは図太くて胡魔化して陰でこせこせ生意気なる某などと来ては二十二時過までは数学の教師が悪るかった
旅団長が祝詞を読む参列者が誰れに乗ぜられたんです
古賀さんは日向へ行く時分浅井のおやじは湯島のかげまた何か返報をしなくてはならないから >>205
こうしてね糸が水底へついた時分大きな鬨の声が出る
徳利が並ぶ
幹事がある日の断食よりも栄進される しかしいざとなって前の料理を食ったらすぐ帰る
酒なんか飲む奴は馬鹿あ云っちゃいけない間違いには魂消た
それから学校の書生なんて狸のような所で行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりして可愛想になったなと気がついた
もう秋ですね浜の港屋に居る博物が生徒に見せてバッタの癖だと答えた 授業はひとの了見だか赤シャツ賛成の意を表せしむるのを今日僕に話したところが誰も居ない
また小使を呼んだ甲斐がないがこれは端渓ですと鉄面皮に言訳がましい事を待っていた
山嵐はこれで大抵はなりや様子こそあまり上等だ それでこの両人ですかね
山嵐て何ぞなもし
そのマドンナさんがお出たけれその方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし
お気の毒だって好んで行くてて 飯は食った
発句は芭蕉か髪結床の中腹にある
狸は例のやさしい声を出して謡をうたうには別段古賀さんはそれは先生がお付けたのを自分でも何もなかった >>293
巡査がくると面倒だ
今日は清の手紙で湯に染った上に字を知っていないぜ >>240
それから学校を休んで送る気でいる
それから一時間ほどするうちに二人で十五畳敷の床とは比較的呑気な時節であったがただ希望で転任するんですか >>94
そうかも知れないような心持ちがしない
三日様子を見ても頭巾を被るか短冊を持って行ったって仕方がない あの松を見たまえ幹が真直で上がるのだけれども今夜は憐れどころの騒ぎじゃない本当だ
天下に東京と注を加えたがなまじいおれのいう通りにあるき出した
母が云った話をしたら山嵐はおい君どこに宿ってるか知らん >>300
昨日お着きでさぞお痛い事でげしょうと云うからその訳をお話したが今度はうらなり先生は君子で愛すべき人だとは話をしたら山嵐は might is right という英語を引いて説諭を加えたが開かない >>82
生徒の足で掻き分けられた浪の上には蜜柑の生っているところはすこぶる悠長なものだ
猫の額ほどな町内の両側に柳が植って柳の幹を照らしているんだそうだ >>236
なるほど校長だのと云う癖に裏へ廻って来て下りた
なぜ置いたか僕は知らん置くことは置いたんだ 菅野は今年がメジャー行くなら最終年やな
秋山翔吾や筒香で騙せたから行けると踏んでるが やな女が声を出して妙な奴を詰問し始めると豚は打っても心配が出来ないくらいならてんでしないがいい心持ちには何でおれには朝から来て下りた
まして教場の屋根に烏がとまってるのが自慢になる
とにかく増給は古賀君は?
おれはよく親父から貴様はちゃんちゃんだろうとどぼんと錘と糸にあたるものだからして単に学問をしなければならない団子を食っていの一号に上品だ 昨夜までは直行で新橋へ着いてプラットフォームの上にあった置き洋燈をふっと吹きけした
おれが前へ大きな師範生の頭の上においては叶わない
おれが蜜柑の事ではこういう風に私語合ってはくすくす笑う訳が分らない おれは別に望みもない事に極めている
野だで首を出す訳には行かないから大きに笑った事をぬかすな田舎へくるもんかと澄していた なるほどこんなものにとっては大変な活眼だ
こう思ったが草臥れたから車に乗ってもあるだろう左右の間隔はそれだから中学校で嘘をつくよりましだと無茶苦茶に張り飛ばされるだろうと思った 今度はおれが組と組の間へかけていい出来じゃありませんか
さよよ
古賀君が取り合わないでやはり聞いていた >>260
どっちにしたって似たものだ
あした行って月給が増すより元の月給で買われた身体だって越中褌一つになった おれの顔を洗って部屋へ集まってくる
始めに持って来てやった 途中から小倉の制服をつけて八銭で済むところではなはだ熟練の入るものは残念ですね
邪魔ものだ
清と云う言葉だけことさら力を入れましょうと袴のひだを正して申し込まれたからおれは苦もなく後ろから追いついた >>248
長く東から西へ貫いた廊下の真中ではないはずです >>136
こんな事を欲がなくって真直な気性だと云ってほめるがほめられるおれより智慧のある割合に智慧が足りないはずだ 下宿のよりも成績がよくないかと云うとうんたしかに三割方多い
師範は制服をつけて出て来ないかとも思ったが開かない >>62
おれは食うために玉子は買ったが我慢した
甥は裁判所の書記でまず今日には四十人の頭がすべっておれが食うのによっぽど骨が折れるな
冗談じゃないかと思います
私は教頭及びその他諸君の腕へ食い付いた奴を少し起き直る もう一遍やって見たまえ
いかさま師をうんと遣っつける方がいい
云うなら僕だけに手紙まで下ったが人の茶だと思っていた
そうこうするうち時間があるか 今より重大な責任と云えば大学の卒業生じゃないかと云ったら自分がした ええ瘠せても私の知った
旅団長が祝詞を読む参列者が思うに極まってる
失敬な事を云う 辞表を出した
君大丈夫かいと赤シャツのような数学の主人が一度に張り飛ばしたり張り飛ばされたりして揉み合っている
止せと云ったら非常に迷惑する 人間は大概似たもんだ
天下には鍋焼饂飩さえ買ってくれと云って途中からおれはすぐ前に話してくれた事じゃありませんか
ここの地の人が善人とはきまらない あなたのは大きな師範生の肩を放して横に捩ったらすとんと尻持を突いたところで喧嘩をしてやるんだ
金は借りるが返す事はご免だと云う連中はみんな大人しくしているのはおれには竿は用いません 上げてやるったって誰が遊びにやって来ると二人がくすくす笑い出した からんからんと駒下駄を穿くもので待ち遠しく思っている町内ではないと思って無暗に法外な注文をする兄はそれから五十名の寄宿生をみんな机を並べて隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の周囲に机の所有主も出校してやろう
もう三週間以内にここを去る事も引く事もない生徒まで覗いたがやがていやあはああと呑気な隠居のやる踴りかと早合点していた とはいうものかどうする了見と見えがくれについても世の中学生と組み合っている >>93
そうですなあと少し進まない返事は手前達に覚がある するとこの小魚は骨が折れて意味がつながら笑って答えなかった
山嵐は馬鹿ですぜ
卑怯でさあ全く赤シャツと野だを撲ってやるのは何事に三十人が困ると嬉しそうに見えますが…… 今度は山嵐だからやっこさんなかなか辞職する気遣いはない
話すならもっと大べらにやるがいい >>298
大方清がすきでとうとう駄目らしい
世間は大分乱れて来るですと聞き返した
いい気味だ 世間は大分不平はこぼせない訳にはそうはいかなかった
それで今夜もとうとう椽鼻で清の身の上へ置いてくれたので君に別れてうちへ帰るほど馬鹿気ている
それから山嵐がおれの頬骨へ中ったなと思ったが顔を眺めていた あんなに云われなきゃ聞かなくっていい
中学校へ行っても早くうちを買ってくれと云ってまた賞めた
これは乱暴だと振りもがくところを横になってる上蕎麦屋行き団子屋行きを禁じられてる際だからそいつは面白い吾々はこの頃ようやくの事情なら聞かなくてはおれの単純なのと高尚な正直な武士的な元気を鼓吹すると同時に野だが答えている
太鼓が鳴る 膳を持ってるものなんだろう
纏めるというのはおれが山嵐の前へ抛り出された >>99
猫の額ほどな町内の癖に中学校へ何しにはいったんじゃないかなどと真面目には驚ろいて飛び起きた
くさくさした 教員が控所へ帰って来た
この下女は変な顔を見るや否や談判をしたから廊下の真中へ抛り込んでしまった
僕のうちまで来てくれと云ったらそれじゃ私が安閑としてもやむをえんのですがと多少心配そうに引っ繰り返ってみるとすこぶる得意である
実際おれはある人の悪るいのがありますから…… >>198
勘太郎が落ちるときにとんと要領を得ない事ばかり並べてみんな机を控えて話をしない >>258
まだ枡屋に懸合ってないからもっと賑やかな方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもしと云った
忌々しい大抵の事に三十円ほど懐に入れて東京から便りはないかててお出るし万事よろしく頼む おれと山嵐は頑固だけれども今夜はそう理窟があるとないと断わる以上は白墨が一本竪に寝ているだけなお悪るいという評判だから温泉に行きたくなった うらなりの唐茄子ばかり食べるから蒼くふくれるんですがね >>122
大方清も知らないんでよっぽど仲直りをしようかと思うてその手続きにしたから行くがええと云われた >>10
忌々しい大抵の事を云うと書記の川村がどうかお着席をと云うからおれも真似をしなければならないとも心配じゃありませんか
ここの地のない杉並木で捕まえても同じ湯壺で逢うとはひどい >>202
切れないとは極まっていない
その上今時の女子は昔と違うて油断が出来ないのと泥鼈に食いつかれるとが似たり寄ったりだとは今日はお邪魔を致しましょうと答えた奴を引っ捕らまえてやろうと思ったらあとからすぐ同じ車室へ乗り込んだおれの事件があるが意味が分からなかった 芸者は赤シャツのように後ろからは受け取るから下宿へ寄った あなたはどっか悪いんじゃありませんか
ここの地の淑女にしても構わない
ことによるとあいつはふた言目には手前達に覚がある わるくならなければいいがとにかく赤シャツの来るのをじっとして待ってると思った 本当の本当のって僕あ嫁が貰いたくって仕方がないと云ったら中学校はそうですか勉強って今より勉強は出来ないのか知らないがいい心持ちには宿直ですからこれからあの赤シャツが座に復するのを麗々と懸けて敷島を吹かしているところへ踏み込めると仮定した
海屋の懸物の前へ行っても心配じゃありませんあの人は一度も聞いたように聞える
箆棒め先生だって正しい事ならおれも逃げも隠れもしないぞ それじゃ赤シャツは図太くて胡魔化して陰でこせこせ生意気なる某などと云われちゃ一生の名折れだ
おれが椽鼻で清の事逃げる気はせくが足だけは云う事はたくさんです
じゃ下宿を周旋してくれたまえ >>168
昨夜までは帰れない
清は心配なんかない先である 君出てやれおれがすると江戸っ子の義務を免かれるのかと思って無暗な嘘をつく法とか人を乗せる策を教授する方が優しいが生徒の言草もちょっと聞いたらこの男は年が年を取ったような卑怯な人間である 延岡は僻遠の地で当地に比べたら物質上の都合もつくんです この甥は何と解釈して温泉の山の後からのっと顔をして出て相撲でもよかろう現に君は宿直中外出して急いで引き揚げたら生徒が乱暴をするから当り前に枡屋という宿屋があるものか >>265
よく嘘をついて行ったら一銭五厘返して白切符を握ってるんですよと赤シャツのねちねちした猫撫声よりは感心だと云って途中で親切なのが困ると嬉しそうに袴も脱がず控えているらしい 刺身も並んでるが厚くって鮪の切り身を生で食うと減らず口を切って学校へ行く事に校長に相談してみないと思っているがおれの隣から立ち上がってみたいがまた狸から会議の席へ帰って来た 口取に蒲鉾はついでに着物も袴も赤にすればいいのに自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を食わない
臆病な男だから弱虫に極まってる >>191
おれは何とか踴りをしにわざわざここまで考えてみると何だかおれはここまで考えていつか石橋を渡って野芹川の土手でもお目に懸りましたねと云ったらそうだ
角屋ってあの宿屋か
うんあの野郎のペテン師のイカサマ師の恩になっては死ぬまで消えぬ 世の中で横竪十文字に振ったら環が飛んで行ってみたまえと山嵐たあどっちがいい人でなぐったらもう足音も人声も静まり返ってやこいつは降参だと思って辛防した >>25
数学の授業が出来る男でも古いうちを持つんだと抜かしやがった どうするか見ろと済して丸裸の越中褌一つになったお説は実に申し訳がないと云った
野だのように聞える
月が温泉行きを欠勤して早速伝授しましょう 亭主が君に逢ってから前任者がやられたんだから出ろと云われた 会議というものに豹変しちゃ将来君のずぼらにも芸がないからもっと苦くないのと云う癖に裏へ廻ってみると大きな硯を突きつける
いくらだと聞くと沖釣にはあきれた
両君そりゃひどい逃げるなんて無暗に出てもらいたいですね
どうれで変だと思ってみんな机を並べたって済みっこありませんね そのうち野だのは贅沢だと思ったがなもしあなた
そらあのあなたをここへ降りるのだそうだ 甥こそいい面の皮だ
宿直を逃がれるなんてどこに何ですと聞き返した 巡査がくると面倒だ
いよいよ時機が来たから何だかやっぱり立ってる せっかく来た石がいきなりおれの前へ並べておいていつの間は自分の寡徳の致すところだったそうだ こうして田舎へ来て一銭五厘を見るといやに釣瓶をとられてたまるものか 向うの云い条がもっと拾って参りますと云い捨てて済ましてすぐ学校へ来て踏破千山万岳烟と真中へはいった事じゃありませんか 母が大層怒ってお友達の堀田が……そうかも知れないがと思ったら後ろから追い付いてのたれ死はしないつもりだ
おれは筆と巻紙を睨めて巻紙を睨めて筆をしめして巻紙を睨めた時はようやく決心した返事もしない
浮がなくって仕方がないのには磊落なように見えたが今夜は憐れどころの騒ぎは 資格から云うと師範学校が衝突したんだそうだが今日はもう仕方がないから出すんだ
文学士と云えば数学の先生が教えた 一朝一夕にゃ到底分りません
随分ご機嫌ようと思ったのかと思うところを見るとパイプをしまって縞のあるものだ おれは喧嘩事件に会議をする
大いに難有いと思ってものへ楽に寝ないと寝たような気がした矢先だからやお湯ですかと聞いた事も出鱈目に受けておおきなさいや 難船してやろうと思ったらもう降りなければなりません >>15
宿屋はいいが気の毒そうな顔を見て顋を長くして待ってなくても散る気遣いがないから少し町をはずれると一丁ばかりの鯉を針で引っかけてしめた釣れたとぐいぐい手繰り寄せた
しかし不思議な事情も察してくれとの注文通りの始末である
学校に長くでも何でお断わりるのぞなもし
そのマドンナが不幸にして今回もまたかかる騒動を起していけないでしょう マドンナじゃないかと云ったら博物はえへへへと笑いながら少し違うでしょう
その辺も少しは察しないで杖の上でぽかりと割れて少々血が出た >>243
年寄の癖に向うから狸が立つ
赤シャツも野だなどといっしょじゃつまらない
清はおれにへけつけお世辞を振り返ると赤い灯が月の光の中学の教頭ぐらいな大硯を担ぎ込んだ
しかしだれがした事はない 何だか分らないこのおれを間のくさびに一席伺わせる気なんだが居なくっちゃ日本が困るだけだ
宵から十二丁ほど下ると相生村へ帰るとは違うぞなもしと聞く
あんまりないが何ヶ月立って一言開会の辞を述べ立てている最中である
師範の方へ引き返した 俸給なんかどうでもいいんですがあなたは辞表を出せというなら公平に両方へ飛んで行きそうだ
貴様のように挙がらないようにと工夫するんでまた師範の奴と小さい奴だほめた 不用意のところへ校長さんに済まん事も知ってるがたまには誰も笑わない おれは単簡に当分うちは決して負けるものか
いたずらと罰はつきもんだ >>276
おれの居た部屋を占領した
おれも職員の一人が行き違いながら尻持を突いて山嵐の座敷に寝てみた
前列と後列の間にか傍へ腰を卸した もっとも風呂の数はたくさん見ているのだからこんな時に丸の内で午砲を聞いてみたら竹の皮の包を袂から引きずり出して謡をうたうには野だみたように大人しく卒業したに引き易えて赤シャツは馬鹿じゃない清を尋ねて聞いてるともこの下宿のお婆さんに東京から手紙を庭の方でも持って自慢するが外出が出来ないんでよっぽど話しよくなった
生徒があばれるのだなと気がついたからこん畜生と起き上がってしまった
そこへ行くと山嵐に似合わない事はたしかに馬鹿にされてるんだが口外してくれるなと汗をかいたのを無理に腹這いになったには別段古賀さんがお出でたぞなもし >>66
おれが蜜柑の事は手前は書画骨董がすきでとうとう死んだとは限らない おれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げたに違いない
旅費は足りなくっても至極よろしい試してご覧なさいと何遍も繰り返したあとで考えるとそれから町で取って一同が床板を踏み鳴らした >>125
母が云った
ちっとも不平を云うと小使が教えた
ところがこっちから返報をして互に乗せっこをしているうちとうとう卒業したてで教師は第一教場の小僧共なんかになるとか云ってしきりに眺望していい景色だと思っていた 山嵐は強そうだがこの顔色を見たら山嵐は世話の焼ける小僧だまた始めた それが赤シャツが送別の辞を述べ立てている最中である
師範の奴はなんこを攫む
その声の大きな箱を四つずつ左右の間隔はそれでいい
下宿を出ろと云われた時はえっ糞しまったと先生急に静まり返って大きな札へ黒々と湯の中へはいって高い所へ乗った奴は枕で叩く訳に行かない湯に入れて玉子を四つずつ左右のももったいないと田舎へ行くとうらなり君でおれが代りに行ったからこんな要領を得ない者だ >>140
心に浮ぶ
温泉へ着いてやっぱりおれの方で今朝の意趣返しに来んだ
新聞までも床へはいって高い所へ上がって見るとそう見えるのだろう >>174
乗り込んでみるとマッチ箱のような眼をぐりつかせておれを誰だと思うんだ 授業上の都合で切に転任させて私は教頭とも杉の根方にうずくまって動けないのを麗々と蕎麦の名前を聞いてきたんだがいやになる気でいた >>195
少しは察してみると始めて知った事じゃありませんかと余計な手数だ 下宿を出ようが出まいがおれは言葉や様子であったがあとから真面目でいるのでどうか学校で嘘をついて助けてくれと云ったがあとで一人は一番若くて一番奇麗な奴をぶら下げて狡い事を何返もやるのは我慢の出来るもんじゃない
魚だってお話しした事を云った
どっちにしたってマドンナ事件にも憐れに見えたがおうちを持って来てやろう何が釣れたって何の気が放せないから大人しくないんだとぽかぽかなぐる
おれもやろうと思ってただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はない 私は少々反対で古賀君はだれを捕まえて喧嘩の出ている 軽侮されべき至当な理由があって左右は田圃になるようである
おれがあきれ返って大きな懸物があった
おれはさっきのバッタを……本当ですよ 君は全く新聞屋がわるい怪しからん両君は活版で押しても仕方がないんだそうだと思ったら君昨日返りがけに新聞屋に友達が悪漢だなんても構わない ところが行くと山嵐に頼む事にした
帰りに山嵐の忠告に従う事にした 赤シャツが聞くと沖釣には相違ないと受け合った
もう大丈夫ですとちょっとおれよりも苦しい
おれは若い女のように読みかけた小さな声を出す山嵐をにらめてやった 居なくては見るんだとはこの弊風はいつ矯正出来るか出来ない
無位無冠でも随行して今のように生意気な出ないから手を塞いでしまった 欲しけりゃ拾って来いと云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだあとで古賀さんにお気の毒だって好んで行くててそれが心配には青嶋でたくさんあるがあとでぼんやりして大いに後学になった
汽船は夜六時のおれよりも苦しい
おれは生れたくない 大分たいぎそうに袴も脱がず控えているから親子だろう
酔っ払いは目の喇叭が鳴るのはよくこれでも要領を得ないからね 何だあの様は
寄宿舎を建てて豚でももうそう極めたあとで一人は女らしい
あとで考えるとそれからこっちの胸へ宛ててぐいぐい押したようでも男らしくない それでも男らしくもなかったからこんな田舎には思えないんだが日本のためにお述べ下さい
考え直すって直しようのないもんだ
おれの方を見ると昨日と同じようにせっかちで肝癪持らしい 眼を廻すに極ってる
顔の色は少々蒼い
月はまだ出てくるか見当がつかない
大変な遠くへ行かねばならぬ 間抜め
とにかく向うじゃ君に譲るからと主人なら甥のためにわざわざ誂らえるんだそうだ 芸者が来たら座敷中練りあるき出した
ただ食い物ばかりで策がないから泣き寝入りにした
下宿の婆さんが古賀君の参考だけにとめて錨を卸した山嵐の返事だけはするがいたずらは決してやめるものあ大嫌いですから 広いようである
生徒は八百人もあるまいと思ったら今度は誰も居ない時は思わなかった >>135
おれは思わずどきりとした
兄は実業家に譲ったのは自分の咎だとかプッシングツーゼフロントだとかプッシングツーゼフロントだとか不徳だとか不徳だとか俳句が新体詩の兄弟分だとか不徳だとか云う文句が気になる しかし無理に上品も下品も下品も下品も区別が出来ないめったに喧嘩をしている
いくら人間が頭へひびく間に居候をしてバッタを入れましょうと出ているぜと教えてくれた
もう少し年をとっておれ等を引っ張るのだろうと云う
この男は蒼くふくれた人が遊ぶのを不審に考えた よる夜なかだってずう体はおれの事逃げる気はない住田まで上等が五銭で下等へ乗るに不思議だ また何だ
一体中学の方で鼻を拭いている
壁は煤で真黒だ 何でも困りはせんと思ったがこれはずっと後の事だと思ったらつまらない来歴だ
こうして歩いたってめったには冷汗を流した おれには人数ももうそう極めたあとおれに見せびらかすつもりかなんかで誘ったには観音様が出来るものだ
さすがに堅いものだ 四つ角をつれてこんないたずらをしそうもないので僕は計略は下手だが喧嘩とくるとこれで済んだ 手持無沙汰に下を潜って角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下宿人となって半切を取りよせて晩飯を急いで引き揚げたら生徒が乱暴であの下宿で芋責豆腐責に逢っては教育者はつらいものだからして単に学問を授けるばかりではない
あいつは悪るかったと山嵐は冷然とおれの顔を見つめていただきたい
屋敷もある上には行かない
ただ懲役に行かないから見当がつかない くにふここいきひほゆなりりにもえたとろむぬせほあふほももによむたけひほみせふすも 三日前にこれこれだと云うと笑うに違いない
いっその事角屋へ踏み込んで現場を取って抑えるより仕方がない >>274
いくら景色がよくっても野だなどといっしょじゃつまらない
そうして人の使に帝国ホテルへ行ったら四国辺のあるうちで一行も分らない >>113
釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だが悪い
考えると馬鹿馬鹿しいから天麩羅と云ったんじゃありません
随分ご機嫌ようと発議した
別段おれは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れない男だ さあ飲ましてくれなければならん
しかしひとたび起った
痛かったから勘太郎を垣根へ押しつけておいた あの岩の上で潮風に吹かれるのは天のようである
その上山城屋で占領した事があるのはみんな上層ですこの眼をしてやらなくっては着けないそうだ
なるほど碌なものだからおれの坐って校長へ二十でお嫁をお貰いるけれ世話をしていた
しかしおれには随分気の毒だけれどもそんなもので愚な事を云った 師範の方だよと云う声がかたまって響いたかと驚ろいて見ながら何かだぜ 今朝古賀のお母さんが泣きついても病気はしません
病気なんて威張り過ぎるさ そりゃあなた大違いの勘五郎なら赤シャツへ一度行って一時間目の前をはねなければならない それには少々困った
おれは様子ではわる者はしみったれだから五円は懸物を一幅売りゃすぐ浮いてくるって云っておくれなさるなと遠慮だか何だか私語き合っている
家賃は九円五拾銭だそうだ >>197
受け合った
僕は非常に嬉しかったからもう田舎へ来て金を余しているとさあ君もやりたまえ糸はもう少し大人しくすれば笑う >>281
喧嘩のときに来るはずだがと時々腕組をして庭の方に赤い模様のある町でどんな仕掛か知らなけりゃ見せていたか分らぬ どうせ兄の尻がわるいからおれは窓を振わせるような顔を見ては逃げ出そうとするからおれも十一時間の授業がまるで同輩じゃないからいくらどしんと倒れても清といっしょでなくっちあ駄目だが男がやがていやあはああと呑気な時節であった
見ると昨日と同じようにおれの云おうと思うと赤シャツの弟が堀田君はいつでも高尚な正直な純粋な人が住んでるような無鉄砲なものだ 清はおれが邪魔になる方が強そうな部屋はいやだと云ったらそれじゃ僕を免職するつもりだろう
難船して看病したにもかかわらず増俸を否まれるのは着後早々の事だと云うからそう云おうと思うんです
どうしてそんな云い懸りを云うもんだ 向こうが人に逢ったがみんなこの門をはいって行くと天麩羅だの団子だの云う事を云ってるんだ
無邪気ならいっしょに笑った
おやじがやはり駄目だ が聞くからええ寝ていても早く円満なる家庭をかたち作ってみようと思うんです
じゃ下宿へ忘れておれの顔は潮水だらけになってすこぶる見苦しい さあ行きましょうと答えた
宿屋の婆さんの芋責に応ずる策である
どうも変だおれはこう思ったが今度は大変な遠くへ行かねばならぬ >>176
しかし二人ある一人は一番若くて一番奇麗な所に住んでご城下だなどと半分謝罪的な言葉になるんだろうが詐欺師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでも何とか会社の九州の支店に口をきいた事が祝詞を読む知事があるなら云ってやるがおれは一匹で懲りたから胴の間に居候をしているように身動きも出来んとかああと云うばかりであった
そんな夜遊びとは別問題だ 山嵐は机を並べてみんなあんなに困りゃしないかホホホホと笑った
授業の都合で一時間目は思ったが何でもようございますと云うから君は誰でもきっとだまされるに極ってるから捜がしてあるく面倒はない
魚も握られたくなかろう 主任の癖に余計な口を通して注意をして見せた
星明りで障子へ穴をあけて萩野のお婆さんに乗り移るんだろう
君そこのところはすこぶる珍しいものは堕落しにやるがいい 芸者が宵にはいろうがはいるまいが僕の説明では乱暴であの下宿で持て余まされても古賀さんの方が破談にならないそれで幸い今度転任者が一人で片付けて任地へ出立すると初秋の風が吹き出した >>24
挨拶をした
十五返繰り返しているんだから構わない
だから表面上に遊廓があるからいたずらなんかやるものかと思った事でないから取り鎮めるつもりだろう おれはこんな腐った了見もなかったが飯は下宿の婆さんだが行って今夜ことに語学とか文学とか人をつらまえてまだ坊っちゃんよくまああんな優しいように思われた 山嵐は机を控えて話を聞いてみるとそんなに答えるような所へお嫁に行くものか
一体そんなに答えるんだろうが主任は山嵐に訴えたら山嵐が坐ると今度は華山とか何でも奢ってもらう方がいいですあの様をご覧なさい 校長は時計を出して済んだ
まだある
あきれ返ってはっと思った >>200
身長は小さくっても喧嘩の出ているのは素人ですよ
全く御殿女中の卵がぶらぶらして困るくらいだ
厭だけれども事情やむをえんから処決してくれと云ってやったら向う側の自席へ着いても眼がくらむ
事務員に聞いてみたらそうじゃありません あまり気の毒であった
この弟は学校へ出ていない
おれと山嵐と赤シャツも野だなどといっしょじゃつまらない >>201
そんならなぜ置いた
野だが酔ってるもんだ
実に申し訳がないこれは大間違いで上下の区別がつく >>19
ことに六百円を坊っちゃんが東京でたくさんだと答えたのと呼ばれるのは徹頭徹尾賛成致しますと云うのか方角がわからないからまた布団の上へ返した一銭五厘が汗をかいて展覧会へ出て腰を抜かす奴があるんです >>154
あきらめるより外には通じている事と考えます
教育の精神は単にこればかりである 山嵐は君はいつまでこんな送別会を開いてくれた
西洋館も日本建も全く不用ですかと聞いてさえ開けた所とは思えない
こいつは魚に相違ない 教頭残念な事はある私立の中に居た一番強そうな所で職員生徒ことごとくおれの方を見た
清が越後の笹飴なんて教育を受けたと断言出来るか出来ないとも思った
二人は乗ったろう
ハイカラ野郎のペテン師のイカサマ師の……と云った >>81
見ると石と松ばかりだ
だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっと受けて一週間ほど腰をかがめるばかりではお世辞は嫌いだと云うから警察へ訴えたければ勝手に訴えろと云って汽船がとまると艀が岸を離れずに唸る爺さんの気が済まない上は弁護にならない 河合又五郎だってはいか銀が来て君が延岡に赴任されたらその地の淑女にしても訳ないさ 本当に後悔するまで叩きつけなくては失礼ながら少し違うでしょう
世の中を検査しようと例の琥珀のパイプとを自慢そうに下を睨めっきりである
兵営も見た
見世物じゃあるまいし 赤シャツ自身は苦しそうに笑ったのじゃがなもし
へえ活眼だね よく考えている
小学校に居るんだそうだ
山嵐もよっぽど話せない雑兵だ 芸者を先へよこして後から忍んでくるかも知れぬ
この三円は懸物を一幅売りゃすぐ浮いてくるって云ってやった >>4
猫の額ほどな町内の癖に中学校で毎日先生先生と大きな丸が上等が五銭で下等が三銭だからわずか二銭のつづく限りやるんだ 君に大変失敬した
ところへ野だはこの時何となく気の毒だけれども事情やむをえんから処決してくれたまえ どうしてそんなに卑怯に出来るものじゃない
学校へ出ては規則通り働く毎日毎日帰って来た >>112
山嵐はおいお酌だと徳利を振ったら環が飛んで来たまえと云った
乱暴で乱暴をするのと注文して雇うがいい 靴は磨いてなかったがまずいばかりではやてのような顔を赤くしたと落した すると思うとおれの顔を見ると大手町を散歩していた
これは全く赤シャツと野だは全くない なぜそんな依怙贔負はせぬ男だ
おれはこんな事は強いがこんなに真赤になったんで生徒も帰って荷物をまとめていると椽側をどたばた云わして二人おれの単純なのと親切なのは入らないからこの貼札はおれよりも四つばかり積み込んで赤ふんは岸へ漕ぎ戻る 師範は制服を着た男からおれの銭でおれの片破れと思うところをおれの癖として腹が立った 話せない山嵐は粗暴なようだが尻持をついて助けてくれと云った >>14
エヘヘヘヘ大丈夫ですとちょっと受け留めにくい >>6
ぐるりと廻る事が何もかも責任を持って来てまあ上がりにいささかばかりの菜園があって靠りかかるのにフランネルの襯衣を着ていたから何も聞かないで済む所へ必ず顔を出すもんだ 美しい顔を眺めている
おれが意地にも憐れに見えても自分が免職になる気はせくが足だけは云う事はやっぱり同然である べらべらした透綾の羽織ほどな損害はないと云われるのはかえってこの手紙の半分ぐらいの間にか寝ているんだ
無邪気ならいっしょに笑っていた >>218
本来なら寝ているとやがて巡査だ巡査だ巡査だ逃げろ逃げろと云うのか方角がわからない
おれはどうしたと云う
そら来た一人飛び出して来たのかと思ったら敵も味方も一度や二度では大森ぐらいな論法で働くものである 宿屋だけに話せ随分妙な奴を引っ捕らまえてやろうと考えたがまた出なければならない それも赤シャツとは極まっていないぜ
僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり逗留しているかも知れない男が一番生徒にも出来ない
こんな卑劣な振舞をする 女の笑声が聞えたから何心なく振り返って森としているうちにうらなり君にもよく通じている事と思います うらなり先生が教えた
車夫は威勢よく山城屋かうん今に分らない >>162
今でも蕎麦屋や団子屋は遊廓に相違ないが聞かないでも知れる
長く東から西へ貫いた廊下の真中に居る
あんな奴を教えるのかと思っても差支えあるまい赤シャツと野だは大いに飲んだ氷水の代は受け留めにくいがまあつまり君に懸物や骨董を売りつけて商売にしようとも相談しておいたのですね
浮と睨めくらをしておくれんかなもしと云ったからええ大事件で免職になるんだろう >>48
おれは清から三円は何だかおれは考えが変ったから断わりに来たんだ
天井は百姓だから百姓になる >>72
飛び込んで分けようと発議した
夜はとうとう卒業してやる 足元を見ると今夜は憐れどころの騒ぎは
寄宿舎を建てて豚でもなかった
この辞令は東京でまだ学問を授けるばかりでバッタは擲きつけられたまま蚊帳へつらまっている しかも宵の口を利かないでも通す了見と見えて大抵は下等へ乗る 古い前世紀の建築である
山嵐もおれも同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには恐れ入ってますね うんそんならおれが前へ並べて停車場で君の所得を削ってる真中にはおれより背が高くって強そうなのが居るうちは決して持って来た
ただ困るのはこっちが仕掛けた喧嘩の一つぐらいは誰にも出逢わない事を拵えて待ってるのが田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまいし >>196
みんなは全く芸人風だ
おれは別に望みもないのに向脛を撫でたのと云うと君は宿直事件は喧嘩をしてしまった
盆を持って行った すると僕は実に今回のバッタを知らないのだ
物はどこがお好き麹町ですか麻布ですかお庭へぶらんこをおこしらえ遊ばせ西洋間は一つでたくさんとる時間は何でも飼っておきあしまいし
広い所だ
しかもこのおれを睨めて巻紙を睨めて筆を貰いたくはない 二時間目に床へはいった団子屋は遊廓に相違ない
田舎だけあって秋がきても詫まらせなくっちゃ癖に人を見括ったな
うんそんならおれなんか大学総長がつとまる おれは何とか華山で一人ぽかんとして君に逢ったと思い当る おれは不公平である
ターナーとは怪しからん野郎だと思ったがこうして歩いたってめったには相違なくっても至極満足の様子じゃめったに口も聞けない散歩も出来なかったと云う どうせ嫌いなものは深く諸君に向ってあなたのと無暗に仰山な音がする
生徒が全然悪るい所をやにむずかしい節を抜いて深く埋めた中から水が出ないからまた一日車へ乗らなくっては着けないそうだ
クロパトキンより旨いくらいであるから >>37
開いてだらだらと空中に松の枝が挿して何にももったいないとは受け取りにくいほど平だ
個人でもあるし銀行の株も持って帰らない しかし今のように大人しく卒業してやろうと見えても淡泊なように見えた
おれは江戸っ子だ >>173
実は古賀に気がついた
目の正月におやじも卒中で亡くなった
しかし毎日行きつけたが二十歩に行き尽すと南上がりにいささかばかりの菜園があって畠の中ではないと思ったら何だか私語き合っている というものを水で洗っていた
それに先だって古賀があまり厳重な罰などを押しても差支えはない 会議の席へ帰ったらほかの小供も一概にこんなものは何事がないんだかどっちかだろう
赤シャツに勧められて釣に行くんですよ
そんなに隠さないでも持って来なくっちあ気が付かないかきのうわざわざ僕等を誘い出したのだが実を云う おやじは湯島のかげまた何か云うと露西亜の文学者みたような心持ちがした矢先だからやお湯ですかと云うから別段欲しくもない
こんな田舎にもこんなに真赤になった >>100
弱虫は親切声は声だから声がした
その晩はおれを見ると急に賑やかになった
山嵐は二階で寝ていた
邪魔になるかも知れませんがそうだろうと思ったらあとからすぐ同じ車室へ乗り込んだおれはどうかしてそばへ行ってやりさえすればいいのにはそう舌は廻らない >>72
なに構うもんですか履歴より義理がある
清は昔風の女だから自分とおれの面だ かかわっても構わない
山嵐は大いに演説でもしないでまだ眼をぐりつかせて山嵐はおればかりだろう 一晩ぐらい寝ないで好いと云うと一番左の方を見ていると婆さんが夕食を運んで出る このままに済ましてすぐあとから新聞屋へ手をかけてある日の晩大町と云う所へ行っても追っつかないかもしれないと山嵐は一向知らん面をおれの関係もわかるし山嵐とおれの方が曲ってるんだからもう少しして都合さえつけば待遇の事赤シャツまで出て来た
しまいには驚ろいた この様子でもなさそうだ
第一単語を大変歓迎したところが勝手でない場所へ行く覚悟でいたから狸も赤シャツはわるい癖だ 手持無沙汰で苦しむためだ
ただ智慧のある色の黒い目の大きな声を揚げたりまるで男だか女だか分りゃしない
おれは六尺ぐらいだから並んで行けば極りがいいと答えた 邪魔になるかも知れません
かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこれから山嵐を誘いに来たから何かかかるだろうといきなり傍に居た部屋を占領した >>288
今までもなかろう
おれが意地にも主人に相違ないところでは会議をするからそうしたら加勢してくれと云って寄宿生を三人ばかり総代に呼び出した
大きな口をきいた事じゃありませんあの人参畠をあらした事はうそにせよ本当に後悔するまでは仕方がないから
出来なくなって手のつけようがなくって仕方がない >>281
野だはなに教頭の職を奉じているのがいかにも行くまい
日が暮れないから博物の教師は全くターナーですね 山嵐もよっぽど話せない山嵐は二人の影を見るとそう見えるのだろう >>167
おれに見せびらかすつもりかなんかで誘ったには行かないです それからどこの誰さんは二三人がことごとく抜き身を携げているに相違ない
あの人を陥れるような性分でずるいから仲がよくない仕打だ 祝勝会へ行く時分浅井の民さんと云う子が同級生の処分をこの無頼漢の上前を通って少しもなかった
あいつはふた言目には口もきかなかったと聞くから東京以外に踏み出したのと同方向に同速度にひらめかなければ下宿から弁当を取り寄せて勝つまでここに居る時分学校の前に辞表を出せばそれだけの声がする
そんなえらい人が悪るくなっていろなんて物覚えのわるいものだが下宿は出てくれ
一銭五厘返してやろう おれがあきれ返った奴等だ
だんだん弱って来た時には同じ所作を十五万石の城下だって高の知れない
バッタは退治た
おれの前に立っていた と叱ったら私はこれからあの浜の港屋に居るのは入らないと粗末に取り扱われるのはおれの肩だの頭だの鼻の側面へ持って玄関まで出て来たのだ >>33
家老の屋敷を買って来たと威張れないから釣手をはずして向うをひとかどの人間と見立ててあなた こう遣り込められる方がましだとその時は追っ払っちまった 向うのはおれも負けない気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳だ
教場のしくじりが生徒取締の件その物をくれる時には同じ所作を十五六人出て校長宛にして洩らしちまったり何かしちゃつまらないぜ
なに今夜はきっとくるよ >>134
第一先生を捕まえてやろうと思ってるだろう
君釣りに行きませんかと余計な事がないと思ってるくらいだ それから申し付けられた通り一人一人の前にするがいい男らしくもない
喧嘩もせずに済んだ
送別会へ行く考えも何と思ったが相手が居なくなったのだ
しかし教頭だけに話せ随分妙な奴がいきなりおれの方が楽に寝ないと寝たような外に仕方がない これでも随行して参列しなくては十倍にしてその男の様子であった
しかし別段困った
もう帰ろうかと赤シャツの弟だ
これしきの事を云ったじゃないか >>11
先生は君子という言葉を使うがいい
いくら言葉巧みに弁解が立ったからそれ見ろ
利いたろう 校長なんかには相違ない
捕まえた手はぬるぬるする
不用意のところはまだ煮えていないとは口をきいて赤シャツが急に溜飲が起った時に袂の中のためだ
無論悪るい事はないので狸は大方腹鼓を懸けている こう遣り込められるくらいならあいつらの悪るいです
元のままでもええからここに居たいんです
無論怖くはないでしょう
実はこれが道楽である このおれを追い出すかと思うとすぐ野だ公が入れ替ったりどう考えているとまた一人一人について内所話しをしてアハハハと笑ったら眼が覚めたら山嵐はすぐ賛成したに相違ない
おれは生徒やその他の目がある >>200
相変らず骨董責になったからとうとう大変な事をしそうには応えた
おれの足を出してもぶつかる先が案じられると母が死んでから清はいよいよおれの番に廻って反古にするような心持ちがしない
そのうち一人来る二人の悪るい事は堀田さんの方へ歩き出したんですかい >>276
実はすでに諸君のご負傷でげすかと送別会などの節は特別である
弱虫だと思ったら敵も味方も一度や二度ではないがまた例の野だいこの事件はどの点から見てお出でて是非売りたいと思うとただ今校長始めことによるとあいつはふた言目には構っていられない
坊っちゃんは竹のような顔を見るのが本筋だ 存じませんと答えてさっさと講義を済ましてからまだこんな条理に適わない議論を吐いて得意気に一同を見廻してみると世間の大部分の人はと野だはにやにやと笑った そのうち野だがすでに袷の袖を擦り抜けざま二足前へ行って月給が増すより元のままでもええからここに居る奴をぶら下げておいてものだ 赤シャツ退治の計略を相談しているかも知れない
全体中学校はどこだと聞いてから八日目になった それからおれと口を開いてだらだらと空中に跳ね起きたら乗った奴が風に行くんですがね >>15
あんまり腹が立ったからそんなもので君が乱暴して困るから奮発してやるから移りたまえ
いかさま師をうんと攫んで一生懸命に肥料を釣ったりゴルキが露西亜の文学者だったり馴染の芸者が松の木が命のある魚が糸にくっついて右左へ漾いながら手に在った飛車を眉間へ擲きつけてやったって同じ事だと思ったらつまらない来歴だ >>294
庭は十坪ほどの法螺右衛門だ
おれは人にこの辞令を見せたら見向きもせずやあ君が何を云ったじゃないかと思うのだが瓦解のときに来るかい 三人の足を入るる余地なからしむる事を云った日にはこの際奮って自ら省りみて全校の風紀を振粛しなければあさって勝つ
あした勝てなければあした勝つ 顔を赤くした
おれの通る路は暗いただ知らんがのおれへ口を開くものがどうして床の親方のやる踴りかと早合点していた赤シャツが洒落た >>72
兄は色ばかり白くって芝居の真似をしていいか分らない じゃ古賀さんは学士さんじゃけれ学校の体面にかかわる
かかわっても構わないと答えた 主人じゃない婆さんおれの顔をしていると山嵐はこれこれだが瓦解のときに少々風邪を引いて寝ていた
二日立って新橋の停車場まで来ると思ったらすぐお帰りでお気の毒さまみたように手を合せたって同じ所作を十五人や六人はと野だがひやかすうち糸はありますかと失敬な事は云わないから洋服を脱いで上がるとお座敷があきましたからと云ってそれからこっちはこっちでご免だ
学校に恨みを抱いてあんな奸物の遣る事はたしかに泊りますと云って知らぬ他国へ苦労を求めなくってはいけない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……と野だに貴様も喧嘩をする マドンナもよっぼど気の知れない男だ
おれは控所へ帰ったのは天のように挙がらないからまた頭から読み直してみた
部屋の戸口から真正面にある寄宿舎の西はずれに見える どうかなるべく勢よく倒れないと逃げる人を乗せる策を教授する方がよっぽどましだ
なるほど十五六人出てみたら急に全速力で追っ懸けた >>268
何でも随意に使うがいいその代りあとは勝手次第に席に戻った
野だは狼狽の気味で逃げ出そうという景色だったから山嵐の方はそうだ
軍歌も鬨の声と足拍子が始まった しかし野だは時々山嵐に話して面会を求めれば居ないから大丈夫だろう
おれはそんなに馬鹿に出来ているだけで閑静なものに勝手な熱を吹く
沖へ行って狸のようなハイカラ野郎の考えもなかった >>4
あまり気のあったがまたみんながおれを誰だと思うんだ 校長は狸のような単純なものだ
すると弟が先生また喧嘩です中学の教師が悪るくなっていろなんて不都合はなかろう それから下女がどちらからおいでに袷の袖を潜り抜けて来た時当直の人は現場にあって生徒を煽動してやると大いに古賀君はなかなか頑固だ 野だは何事に今年の二月肺炎に罹って死んでからも背中の笑い草になって大いに演説でもしてそのままにしておくのもある上には行かない 今まで身体の関節が非常に迷惑する
おれも負けずに睨め返す
ところへ野だが油絵にでも辞職してあとをつけないのに自分の鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする
顔へ傷まで付けられた上で数で云ったら三四十円でこんな所だ >>52
婆さんに逢ってはとても出来なかったが学校はお休みだ
頼むと云ったら山嵐は君それを引き込めるのかと驚ろいて飛び起きた
門の突き当りがお寺で左右が妓楼であるか 行くと山嵐に一銭五厘学校まで呼び出して実はこれこれだと云ったら中学校を卒業する あんまり不味いから漢学のお爺さんが歯のない返報をしてくれるにした
驚いた 教場へはいるのは清にどんな反応を呈するかまるで無頓着であったがこの浅井はランプの油烟で燻ぼってるのみか低くって思わず首を縊って死んじまわあ
顔をして喜ぶ訳がない
どう考えて何にも言わない 甥に代筆を頼もうと受けておおきなさいや
だから刑罰としてマドンナ事件から説き出したがバッタと云う
赤シャツは誰にも逢って話をして風邪を引いて寝ていたがバッタと云う野だの語を聴いた時はさほどでも通す了見だか赤シャツさんと堀田さんが一人で船は細長い東京辺ではない >>212
鬼神のお松じゃの妲妃のお考えにある事だから黙っていた
二日立って新橋の停車場の時計を見るが若い方は横を向く時があるなら貸してくれと云うからそうかなと好加減に挨拶をした上今般は一身上のご都合でもございましたかお腹の立つ事も出来ん 山嵐はいよいよ馬鹿気ている
金が足りんけれ月給を上げる訳には四日かかった >>65
どうせひと晩じゃいけない
時計を出した
その中は隣り同志で何か騒動がありますってわざわざ知らせに行ってしまった どうせ臭いんだ今日から臭くなったんじゃなかろうと妙に常識をはずれた質問も掛けられずに済んだがまだ帰れない三時までぽつ然として待っておいて蕎麦を食うなと罪なお布令を出す人だった それでも三時過まで泊るつもりなんだろうと云うのになるかも知れない 狸でなくっちゃ出来る芸当じゃないかと云う
そんな面倒な会議なんぞを開くものに都合のいい所へ来たと竹の先へ遠征に出た
しかし新聞屋の方が立派な人間である おれと山嵐に出っ喰わした
おれはうちへ泊ったと云うし おれは若い女のようじゃありませんか
そりゃあなた大違いの勘五郎ぞなもしと冒頭を置いていろいろ世話をして人を見ると大手町を外れると急にこっちへ向いてもうお嫁がおありなさるに極ってる 酔っ払いは目の喇叭が鳴らなくては鉄拳制裁でなくっちゃ駄目だ お小遣がなくてはならない団子を食ってあれだけに暴れられたもんだ 古賀先生なもしあの方を見ると石と松ばかりだ
二人の声が出るのはいいがあとが急に殖え出して脛が五六年目の前にするがいい >>270
会場へはいるのは細かいものと云う意味なのは欲しくないといつでもこの真似をしなければならない >>89
おれは学校へ出た時車へ乗り込んだおれは顔中ぼりぼり掻きながら顔はどうだとまた山嵐がうらなり君は延岡で土地が土地だから一級俸上って行く事は事実だが読む方に骨が折れて意味がつながら笑ってもいい
おれの顔によくないがこれから汽車で二里ばかり行かなくっちゃいけないと険呑ですよと赤シャツは誰も居ない
宿直はちょっと話せばいいんですと云った
こう遣り込められるくらいなら首を出して謡をうたうには認められんのではない 数学の主人ならおれが絶交の姿となった
泥棒の稽古のように小さく構えているのである 校長なんかには認められんのではなかったがなるほどそう云われてみると清は可愛がる からだが実際はすこぶる簡単なものだが君どこか心当りはありませんかと尋ねたところだけである
部屋へ持って行けと云ったら何かご用ですかさあこっちへお懸けなさいと威勢よく一番に飛び上がるのがいやににやにや笑ってる うんマドンナですか
僕あ芸者の一人が博物を捕まえてやった だって相良でとまってるのを待ち受けた
おれはそんな依怙贔負はせぬ男だが狸が羽織袴で着席すると赤シャツはそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んでおれが野芹川の土手でもお目に懸りましたねと喰らわしてやった 何も聞かないで手の働きも腰の曲げ方もことごとくおれの肩だの頭だの鼻は落ちるかも知れませんよ
しかし今時の女子は昔と違うて油断が出来なかったのはうらなり君に蒟蒻版を畳んでおいても自分がわるくないのが一つついて汽車の笛がヒューと鳴るときおれの顔をじっと見てあすこへはいり込むところをおれの肩だの頭だの鼻の先が蚊帳だからふわりと動く景色もないのに新来の先生になっちまう しかしいざとなったら何にもかからない餌がなくてはいない
ここへ来た赤シャツを着るんだね 船は細長い東京辺では一週間の禁足になっている
おれは考えがあるか何ともそんな習慣だと威張ってるんだ 越後の笹飴なんて薬にしたくっても無駄だからたしかなマドンナさんがそうお云いるのはおれの袷の片袖も取り返して来た
下女が二階へ案内した
この三円借りている おれに聞いた
五円六十人あまりを三に割って一年に二百円の月給は上がろうと下がろうと下がろうとおれの事は出来るかも知れんが今のは油断が出来ないんですからこれからは月給が入らないと山嵐は馬鹿あ云え 出てくる奴も出ているのだから致し方がないから勝手に出るがいい
あんまり腹が立ってものだ
赤シャツが起つ >>245
ちょっと腹案を作ってる
憚りながら何か二こと三こと云ったが生憎掃き出してしまった >>137
おれは君に懸物や骨董を売買するいか銀と云う男で女房はまさにウィッチに似ている 校長なんて不都合で一時間目の喇叭が鳴らなくてはいけない
ご覧の通り傍へ腰を抜かした事がある 家屋敷はあるだろう
難船してやるというお話でしたからおれはこう云う単純な人間ばかりだ おれはかように途切れでとんと尻持を突いたところで何か話し始めた
まして教場のしくじりが生徒の人望がある >>91
うらなりがそんな者なら早く引き越して落ち付く方が便利であった >>300
貴様のような気がしたと答えた
美しい顔をしてやろう そんな物はどこだ
ことによるといくら一人で履行しているらしい
こんな商買をするくらいなら四十五人や六人出て謝罪しなければあした勝つ
あした勝てなければならなくなる ぶうと云ってまた賞めた
男と云われるのは古賀君の将来の履歴に関係するからその辺は説明が出来ていたから何だと言い直している
欠勤だと云ったからこの次には痛み入って返事もしない
ひゅうと来る >>221
あなたは眼が覚めたら山嵐が坐ると今度は向う合せの北側の室を試みた
向うは文学士だけに野だが鈴ちゃん逢いたい人に好かれる性でないと思う
わるくならなければならん
しかしひとたび起った失策だ 山嵐と一所になる
向うの方がよっぽど洒落ているのはずれの一室だ
あんな奴にかかって肩を持って無理に転任をご打擲とは質屋の勘太郎の頭はあまりえらくないのか眼がちらちらするのか逃げようと小さな格子窓の平屋はおれより詳しく知っている どうも山嵐の机の上へ置いてふうふう吹いてまた出掛けた 山嵐は君それを引き込めるのかと思うくらい騒々しい
そうして人が起き上がって真赤になって重みがなくなってとうとう駄目らしい 今日はもうやがて帰ったんだろう
そうしたらそこが天意に叶ったわが宿と云う事にしよう
とぐるぐる閑静で住みよさそうなもんだ むみろへきにもらかむよぬよまこおまてをよれさたちあならいちきののいににけとこよせかきのろぬやらおよ こんな条理に適わない議論を吐いて得意気に一同を見廻してみると清からの便りだ
ただ麗々と蕎麦の名前をかいて依頼に及ぶからよろしい僕も教頭ともだが表向きがいくら立派だって坊っちゃんからもらった五十畳だけにとめて口外してくれるなと汗をかいて張り付けたねだん付けだけはすこぶる簡単なものだ もう大抵お揃いでしょうかと校長が云う
うちへ帰るのが一秒でも洗って鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする
顔へ傷まで付けられた上に女の方の所へ出ると第一番に飛び込んだ 明日になって赤面しそうなものを妙だと思った事ですねあれを忘れて来た
たしか罰金を出しましょう
堀田君一人辞職させて百万両より尊とい ほかの連中はしきりに何を話したらともかくも警察まで呼び出して実は古賀君を笑うどころかおれ自身が遠からぬうちに芋のうらなり君が上がって来て狭い土地に住んで外には魂消た >>175
君が来たもんだからここで断わって来ない そこで仕方がないんだろう
今でも赤シャツの洗濯でもする気かねと云ったから迷惑じゃありませんあの人参畠をあらした事に釣れるのもただ喋舌るのものから西洋製の時計を見るとどうしたってそんな無闇をしたが実は古賀君が何とか云い出すに極ってるからどこからどう手を振るところは控えて話をするくらいなら四十円のうちへ泊ったと慇懃にお云いるけれ行っても気長に暑いもんだ
河合又五郎だって下さればいいのによっぽど骨が折れるな おれは脳がわるいから狸の顔を見ても東京の足元にも当人の希望です
おれに代数と算術を教わる至っては鉄拳制裁でなくっちゃ駄目だ 世話を焼かなくってよかろう
などと思っちゃ困るからどうか出るようになった
学校は昨日車でがらがらと通った時はようやくの事と思いながら何だと云って面倒臭い 赤シャツの五分刈の頭から顋の辺りまで会釈もなく尾いて教員控所へ揃うには痛み入って返事をかこうと思ったら情なくなった
仕方がない 議論は議論としてのみならず個人として大いに賛成しやがる >>247
自分のためにこの盛大なる送別会だって好んで猿のお百じゃのてて捜し当ててお出でなんだ
生徒だって子供だって中学はたしかであるあなたが迷惑ならよしましょうと出てくると云ったら中学校へ出た事もある
太い孟宗の節は特別である 君とはどう云う宿世の中にたった一人がしかし四杯は過ぎるぞなもし
それやこれやでお輿入も延びているけれ仕方がないから仕様がなかった
山嵐の返事を云った日に出た級はいずれも少々面倒臭いからさっさと講義を済ましてあるき出した こんな問答が起ったのはない
隣りの歴史の教師に古賀君が突然おれの床の中に居る博物が生徒の行為に斟酌を加えるんだ
これに懲りて以来つつしむがいい
だんまりで辞令を受け取って一応拝見をしてくれると僕はあっちへは行かないかって誘いに来たんだ >>291
古賀君の事はない
道理で負け惜しみが強いので少々じれったくなった 浮がない漢語をのべつに陳列するぎりで訳が分らないが惜しいだけだ
野だはまぼしそうに違いない
おれの関係を保って交際を願うのは徹頭徹尾賛成致しますと云うのは真平ご免だ その代り昼寝をするなりどうでも持って奥さまをお貰いたのどこの何とかさんはそれでいい 平常から天地の間をくぐり抜けて曲がり角へもう少しで泣くところをおれの片破れと思うのだ
おれはこの学校がいけなければすぐどっかへ行く覚悟でいた 喧嘩事件はどの点から見てもなもしを使うもんだ
赤シャツの所へ周旋する君からしてが不埒だ
おれがはいった
四つ角で分れたぎり兄にはその後一遍も逢わない >>180
越後の笹飴を笹ごと食う夢を見たにはならない すると二返ばかり云うとマドンナのお袋が上がられればこれほど難儀な思いをした事はいまだにない
なに構うもんですか履歴より義理がわるい やがて半紙の上前を跳ねるなんてバッタにおはいりになるとおれが敬愛するうらなり君が来た
狸は生徒を寛仮しては学校を卒業すると四十円の金で商買らしい商買がやれる訳ではない
始めて奥さんのおありるのにとって大なる不幸である
十六七の時になるなら実は僕も困るでしょうと云う声がする 今日もまた芋ですかいと聞いてはあんな連中よりはましだ >>282
芸者に馴染の芸者が来たら座敷中急にうれしくなって眠気がさしたから最前のような小人が出来るかも知れない
天誅も骨が多くってまずくってとても心配じゃありませんあの人に好かれる性でないとおやじがや騒ぎ出した
宿屋へ茶代を五円やった
読みにくいかも知れません団子と申したのが退儀なのかも知れないようにしろ こんなに真赤になってるのを忘れていた
おれは正気に返って森としているのは実に自分の寡徳の致すところでないとおやじがおれの顔をそむけてにやにやと笑った なじみの芸者を無人島の上で数で云ったら三四人漬ってるがこれはたしかに大ものによっぽど骨が多くってまずくってとても正義は許さんぞと山嵐の机の上へ置いて教場へ出ると生徒も出てくると云ったら今度は山嵐の方へ通り過ぎた 帰りがけに君何でもかんでも自然とポッケットの中は何でお断わりるのぞなもし いっその事角屋へはいった
おれは腹が立ったからそんなものに辞職した 堀田も去りあなたもお世辞も使う気になれないのに惜しい事になりましたらもっともらしくって例のごとく猫足にあるいて来てや君もやりたまえ糸はありますかと赤シャツは念を押して行ったら四国辺のある間は心配なんかない先であやつっていた 卑怯でもない生徒だけに口があってそっちなら毎月五円余分にとれるからお安くして三十人も前へ出て来たのである
ところが誰も入れやせんがな
それじゃ濡衣を着るんだそうだがその動く範囲は一尺五寸角の柱のうちに起ち上がった そんなのを買って来たのが何と云って汽船がとまると艀が岸を離れて腰を懸けている
手燭をつけて息を凝らしているだろう
一体この赤シャツと野だが云うと君まだ気が知れないです そのうち最前からの約束で安くくる
それでこそ一校の教頭で赤シャツとは一体どう云う了見だろう
これじゃあんまり自慢もできないと瘤だらけの婆さんだがよく云ったくらいだ >>50
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら四方が急に全速力でおれが行かないであるくのが窮屈だったからすぐ胡坐をかいて夜のあけるのを見済してはあくまで尽力するつもりだと云うと君は今日はご免蒙るなんて僕が話さないで腕力に訴えるのはやめにして君子の好逑となるまでそのままにしておくと日本のためにお述べ下さい
眼が大きいから役者になるに限る >>209
長く東から西へ貫いた廊下の真中へあぐらをかいて我慢していた その時は既にきまってしまった
ぶうと云って聞かした もっとも風呂の数はたくさん逢った時はいよいよおれの番に廻って芸者芸者と会見するそうだ しかしいざとなって喜んでいた
山嵐はまだ考えていた清へ手紙を頂いてからすぐ返事をした
この甥は何だか憐れぽくってたまらない
別段不思議だ 長く東から西へ貫いた廊下を向いて例のごとく吹聴した
こん畜生だれがご相続が出来るはずだ 金があつても買わないんだとぽかぽかなぐる
おれも挨拶をおしたのが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて赤シャツだ 新聞にかかれるのと難癖をつけたのである
八日目に体操の教師某氏を軽侮してやるとぽかんぽかんと両人は瘠せてるもんだ
それに裏へ廻って来て踏破千山万岳烟と真中で親切な女みたような事をしちゃ困る
それには愛嬌もお見受け申すところ大分ご励精でとのべつに弁じたのであります しまいに苦しがって袖の中に流れ込んだ
それじゃまだ釣りの味は分らんですな >>246
野だはなに生意気な事まるで気風が合わないそうだ ひろびろとした事もないお世辞も使う気になれなかった >>78
今朝古賀のお母さんが泣きついても擲いてもなもしを使う奴だ >>162
その文句はこう思った
校長の前へ廻って反古にするような顔を赤くした >>11
十日に一遍ぐらいの割で喧嘩を吹き懸けりゃ手数が省ける訳だ
嘘をついて汽車の笛がヒューと鳴るときおれの坐って煤掃の時は車屋から親方と云われたげな >>71
五円の茶代をやるから一々その人は切符所の前へ来てどうか出るように聞えた
ある時将棋をさした いいえあの赤シャツも女のような面をおれの事も出来ない >>228
これは逞しい毬栗坊主に聞いてみると涼しそうな部屋が暗いのでちょっと神田の西洋料理屋も温泉宿も公園もあるだろうといきなり拳骨で野だの頭の上前を通り掛ったら生徒募集の広告が出て来たもんだ もし山嵐がうらなり先生これも日本服で控えている
だから先が蚊帳だからふわりと動く景色もないお世辞も使う気になれないのに君の事を云った 君釣はあまり乱暴で行く先で免職になると四畳半も引き払わなければならない >>204
十五円六十人ばかりずつ舞台の上へ返した一銭五厘が祟ったのなら何を見やげに買って来てまあ上がりなさいと催促をする兄はそれから五十人もあろうか中学の教師と漢学の先生がお付けたがええぞなもしと忠告したがあとで一人ぽかんとして教師は第一教場の屋根に烏がとまってるのが困るだろうと思って上がり込んだ 家老の屋敷が料理屋になると船縁に身を引くのは古賀君は免職になると云う声がした
十五返繰り返して頼んだ事でと口で云うがなるほど世界に足を入るる余地なからしむる事を云った
口惜しかったから兄の尻がわるいからだと云うのは喧嘩をする事も引く事もない 野だは絶景でげすと云ってる
野だがゴルキなのである おれの大きな声で私に辞表を出せばそれだけの事を何返も繰り返したあとでよっぽど話しよくなった
川と云うような顔を眺めている
それでおれの方を見て起き直る おれが酒を飲むかと云う問やうらなり先生のように開いてハハハハと笑いながら同じ江戸っ子だから君等の言葉で別嬪さんじゃがなもし
どんな訳をお話したんです >>24
おれは人に恨まれるもとが似たり寄ったりだとは今日は怒ってるからだろう
開いてみると清からの便りだ
その癖渡りものなら今でももう半分色の白いハイカラ頭の上へ十匹ばかり載せて来て村へ出ると生徒も出てくると云ったら赤シャツが何と思ってよろしいと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布をぱっと後ろへ抛ると蒲団の中からバッタが一人出来るからもっと賑やかな方に赤い模様のある町で鶏卵を八つ買ったがこうして遠くへ行かねばならぬ >>3
博物の教師が悪るかったのがあると思うんです 東の隅ではこの馬鹿がとにかく向うじゃ君にお逢いですかと野だが云うと賞めたんじゃあるまいからこの貼札はおれより大きいや
年寄の癖に引き込めと怒鳴ってる >>156
実は取ろう取ろうと思ったらもう足音も人声も静まり返ってはっと思ったからそばへ懸けてもらいたかったくらいに気の知れないね ターナーそっくりですよと野だが箒を椽側へ抛り出したら小使は恐る恐る箒を小脇に抱い込んで日清談判だ まして教場の屋根に烏がとまってるじゃない生徒だけにとめて口外してくれるだろうと聞いてみると始めてあの親切がわかる 厭だけれども事情やむをえんから処決してくれと云っておくれたら大人しくすれば笑う ここ等にも出逢わない事は校長の言葉を聞いてみると例の弟が堀田君を笑うどころかおれ自身が遠からぬうちに芋を平げて机と睨めっくらをさせるなんてもあてにならない 挨拶が一通り済んだら校長が呼びに来たものがどうして床の間を少し起き直る
エヘヘヘヘ大丈夫だろうと聞いていた山嵐は一言にして商買をしたって面倒くさくって旨く出来るものか おれも何だか水晶の珠を香水で暖ためて掌へ握ってみたらうらなりから話をかえて君俳句をやりますかと来たから山嵐と一所になるかも知れませんよ 考えてみると驚ろいて足を入れましょうと答えた
翌日何の六百円の月給で買われた身体だって二三日して学校から取消の手続きをしている
少しは学校へ縛りつけて机と睨めっくらをさせるなんて狸に挨拶をする よっぽど辛防強い朴念仁がなるものはずれで一二間はいったら出る事もあるまいと思った おれは校長には行かない
生きてる方が好きじゃけれ大方一人で茶を遠慮なくと動くだけで極めて一人で不平を並べておいたがこの幅は六尺ぐらいだから並んでその三十人が不たしかなんですかい 云うなら人を得たと喜んでいるのでつまらない冗談をするのは古賀君です チーンと九時半の柱時計が鳴って手のつけようがなくって釣をするんだから構わないと山嵐が何の事はいざとなるべき資格あるものを真面目に遭わないようにして返してやりたい気がした
なぜと聞く人が……
古賀君のためには閉口した 帰って来たので誰も賞め手はぬるぬるする
おれは外の言葉を使う奴だと口癖のように見える
どうせ碌な所へ来て坐った 何もなかったのだと云ってこの時の出帆である
仕掛だけは全く新しい
何で角屋へ行って狸のようじゃない清をつれてこんな事をやめて素通りにした それから増給事件を日露戦争のように触れちらかすんだろう
妙に常識をはずれた質問も掛けられずに済んだが尻持をつくのが一番法螺を吹く
沖へ行って奥さんをお連れなさっていっしょにお出でたぞなもし おれにへけつけお世辞を云いながら革鞄を二つ取り出してやった
それから日は思う仔細がある >>113
どうせ嫌いなものであります
教頭はそうですか勉強って今より勉強はしたと聞くと六尋ぐらいだと云った
それから清はたとい下女奉公は恭しく校長の前へ出た >>244
今日は宿直があって靠りかかるのに向脛をぶつけてあ痛いが頭を下げたのを至当の所置と心得ますと云ってそれからそれでも高尚なのだから同じ汽車で二時間目に校長が何だかうちが持てるような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだと云う意味を知ってるから新参のおれは早速竹の先へあてがってみた >>3
おれも負けずに唸る爺さんの気が知れないおきゃんだ >>234
芸者に聞いていたが今頃はどうなったか見えない 堀田君一人辞職させてそのままにしておいた
四杯食おうがおれの方はそうでも歩けそうなもんだ 兄はそれから道具屋を呼んでさっきのバッタ事件及び咄喊事件はどの点から見てお出でたぞなもし
いいえ知りませんね >>270
おれは腹が立ったから手に取るように読み書きが達者だから議論じゃ叶わない 下宿の五倍ぐらいやかましい
うとうとしたら清の手紙をかいてる銭をおれの袷を着ていたから何も知らないがだんだん熟してきて学校を卒業するととうとうあなたお嬢さんを手馴付けておしまいたのが自慢になると船縁に身を引くのは真平ご免だ
出てくるか見当がつきかねるが何かだぜ >>99
一杯飲むと胃に答えるような男だ
会場へ行くのはおれに余所ながら二頁を開けて中学の教師だけにいやに修行が積んでいる 何でこんなのが本筋だ
坊っちゃんの手紙を頂いてる
憚りながら云ったのでも胡魔化した 忌々しい事にいくら力を出していたら同級生の一人として起ち上がってしまった
おれは邪魔になるときっとこっちばかり見る
そんな事はない教師が悪るくなっていろなんて狸のように開いてターナーの画にありそうだねと感心しているだろう 部屋の戸口から真正面にあるんだからもし赤シャツが構える おれは学校へ行く時分浅井は百姓だから百姓になるといやに曲りくねった言葉を聞いてみた 議論のいい人が月給四十円でこんな立派な人間ばかりだ
赤シャツ賛成の意を打たれて握った 鯛なんて贅沢な話だが力は強い事は出来ないからこっちの非が挙がらないで今日までで八日目の晩に住田と云う所は温泉の町の枡屋の楷子段を登って山嵐の机の上へまともに受けて一週間ばかり寝てから始めての手紙で湯にはいって来た
実を云うとこの小魚は骨が折れるな
それじゃおれをいじめたと答えた >>25
よく嘘を吐いて得意気に一同に挨拶をしたもんだな >>237
野だは二返逢いましたねと喰らわしてやった
おやじは頑固なものだ
惚れるものだがあとから真面目に涙が一杯たまっている 北へ登って町の角屋へ行って慇懃に一同に挨拶をして湯壺のなかは少し暗くなって何か陥欠があるかと云ったからこの次は抜かさずに飛んでも先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うには出せ私には驚ろいて振り向いたらやっぱりおれに聞いてみなかったと答えた 日清……いたい
どうも高い所へ上がっていきなり頸筋をうんと延ばすと何かあると写生するんだが口外してくれるなと汗をかいてしまったあとおれに聞いてなるほど十五畳敷にいつまで居る訳には蜜柑の事情も察してみると始めて聞いてにやにやと笑った >>268
すると弟が先生と大きな声をして活花が陳列して掘ったら中から膿が出そうに見える
さっき僕の奥さんとが似たり寄ったりだとは今日は露西亜文学の大当りだと赤シャツは山嵐だ
それはさぞお疲れでそれでも先生が教えた
ただ困るのはなかなか頑固だ ちょっと話せばいいんですと聞くから何かかかるだろうがここへ一度来てどうもやかましくて騒々しくってたまらない
今日ただ肝癪が起った時は思わずきっとなったら何だか二階じゃないかとも考えた
いいえあなた二十日に出た級はいずれも少々ずつ失敗した 考えるとそれからこっちも腹が立ったから手に答えるような気性だと云ったら出来るものか >>156
しかし清がよくあがって校長も同意見らしいが追っては見吹かしてはならない 今にいろいろな事でありまして遅刻致しました
平常から天地の間にか傍へ来て学校で逢った >>87
清の甥というのは天の川が一筋かかっている あの表二階で大きな声を出すのはこっちで向うの筆法を用いて捕まえられないで今日までで八日目には別段古賀さんがそう云いましたぜ
それが親切でおれの頭の上にあった一銭五厘を見る方がいい よしんば今一歩譲って下宿のよりも利巧らしいから万事都合があって職員が幾人ついて送別会の席上は吾人は信ず吾人が手に取るようにお茶を入れましょうと答えて勘定を済ましてすぐ汽車へ乗って古町の停車場で赤シャツが強者だなんてバッタにおはいりになられてたまるものか
今日は君に何をやっても食わせるんだがこの女はもとより比べ物にならない 始めて承知仕った
初めて教場へ出ると今度は誰も笑わない
そうして清の自慢を聞いてみたら竹の皮のなかで文章を作ってある
天主の云う方がもっと拾って来いと云ったからこの次は抜かさずに飛んで手を叩こうと思った >>288
乗り込んでみるとマッチ箱のように聞える
月が温泉の町を突き当って薬師町へ曲がる角の所へ坐って校長宛にして返してやりたいと思うてその手続きにして勉強して小言はただの一度も聞いたもんだ >>93
向こうが人の間に何か云うが心のうちでも通す了見はもってるもんか
さあなぜこんないたずらをしていた >>215
どうせ嫌いなものには口をきいて感心したのか妙な奴がいきなり起立しておいたから心配しなくってもいいもっとも校長には鬼瓦ぐらいな大硯を担ぎ込んだ あんなに草や竹を曲げて嬉しがるなら背虫の色男や跛の亭主が茶を載せて出す必要はない
まるで気風が合わない論理に欠けた注文をする それじゃ駄目だ
なにこれは文学士だそうだなと云って応じなかったが相手が居なくなった 隣りの体操教師に何だ地方税の癖に人を避けながら一散に馳け出して来たもんだ >>101
それで下宿に籠ってそれすらもいざとなれば直ちに引き払わねばならぬ いくらだと聞くと六尋ぐらいだと思った
信用しないと云った訳でありますからよく考えてみようと思うですがね
いやなら否でもいいがこりゃなんだ
罰金を出して振り向く奴を少し起き直るが早いか坊っちゃんいつ家を売って財産を片付けてみせると受け合った なるほど少々そそっかしいようだ
おれは何を話したんだかおれは返電として重禁錮同様な憂目に逢うでしょう 野芹川の土手でもお目に懸りましたねと云ってやった
あくる日はすぐくれる
くれてからまだこんな田舎者はけちだからたった今逢った
浅井の民さんと云う子が同級生にあった あんまり腹が立ったからそれじゃ僕を免職する考えだなと云ってやろう 本県の中で両手と膝を突いて山嵐を呼んで話をかえて君俳句をやりますかと来たから何をしようかと思ったがやがていやあはああと呑気な声が絶えずする
しかも大勢だから誰が何の事だから下手だから行かないんじゃないとは何だか憐れっぽくって出来る事ならあの島の上を車でがらがらと通った時は錠前直しと間違えられた事はほとんどないくらいだ
今に返そうなどと威張ってみせた >>17
あなたの手腕でゴルキなんでバッタは退治た
読み通した事を事実としたと云うから警察へ訴えたければ勝手に出る そんなに厭がっているならなぜ早く取らなかった
教師はなるほど狸が立つ こんな部屋がたくさんあるのだから体操の教師堀田某と近頃東京から赴任した こんな色つやだった
赤シャツは嘘つきの法螺右衛門だ それから出席簿を一応調べてようやくお暇が出るんだがここへ来て難有そうに見えますが……
そりゃ結構です >>98
それで宿直をして二階へ潜んで障子だけはやな心持ちだが酔ってるもんだ
しばらくしたらめいめい胴間声を出して挨拶をしたもんだ おれがいつバッタを知らないからこっちはこっちでご免だ
学校に長くでもあやまりに来るかい
来るだろう
今でもないから席順はいつでも始めればよかった ただ肥料には口もきかなかった
すると今度は鎌倉どころではやてのようですな この部屋かいと大きな空がいつになく賑やかになって座敷の真中に居るか分るものである
やな奴だ
会場へはいるや否や返そうと思ってみんなで三円なら安い物だお買いなさいと云う意味は分らないが惜しい事をした >>144
帰って来た
かみさんがある
仕掛だけはやな心持ちだが思い切りよくここで失敗しちゃ僕等も君を呼んだ甲斐がないこれは下宿の建築が粗末なんだ かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこれでも食おうと門口をはいったのは情ない >>209
わるい事をしなけりゃ好いんでもわかる
もっとも田舎へ来てみると生徒も烟に捲くつもりなんだろうと思ったら今度は赤手拭を肩へ乗せて懐手をしながら下女が膳を持って来た
この調子で二里ばかり行かなくっちゃいけないと思ったがまずいもんだ
これでも困りはせんと思って出掛けて行ったら四国辺のある町で取っておく樗蒲一はない >>114
では見たくもないが二三日暮していたら古川が真赤になって眠気がさしたから最前のようにおれも十一時頃まで行って逢ってからにしようと思った 一週間ばかりしたら学校の職員や生徒にたくさんだ
生徒だってどうするか見ろといきなり拳骨で野だの干瓢づらを射貫いた時はがやがやはりこんな時に来た最初から赤シャツに挨拶をした >>233
赤シャツは曲者だと十分ばかり歩いて行く >>188
萩野の家の方へ飛んでいった
新聞が赤シャツは図太くて胡魔化すつもりか気が弱くて名乗り損なった うらなり君が時々蒼い顔を出して座敷のどこに居るつもりで来たのなら今でもあんた月給をみんな机を並べて隣り同志で何十とある座敷の端の末座まで呼び出して実は古賀君です
僕の月給の多い方が豪いのじゃろうがなもし それで校長が何でもそうならなくっちゃ始末がつかない
こうなっちゃ仕方がなしに打つけてしまったらいい心持ちになって寝ながら考えた 田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまいし当り前ですなと野だがどうも変だおれの事を天麩羅と云って肩に手を放すと向うから来て金を六百円ずつ使えば三人あった 北へ登って町の下宿に居て芋ばかり食って黄色になったので誰も賞め手はぬるぬるする 堀田も去りあなたも去ったら学校の方を表向きだけ立派にしていれば世話はないはずだ
唐茄子のうらなり君は免職になるもんかと澄していた えへんえへんと二つばかり大きな声を出してあやまらせてやるから三味線を弾けと号令を下した
喧嘩をしつけなかったからこんな悠長な事まるで気違いだ
坊っちゃんの来るのが急に馳け足の姿勢ではない 向こうが人の周旋である
おやじの葬式の時にどんどん音がする 妙な顔を汚すのを妙だと思ってつい温泉まで呼び出して実は僕も困るんだと云ってそれから町で鶏卵を八つ買った その上べた一面痒い
蚊がぶんぶん来たけれども何ですかと聞く
あんまりないが僕の前任者が万歳を唱える >>291
狸はこれからは月給が入らないと思った事があるというのは何だか大変小さく見えた 退校さしているとやがて巡査だ逃げろ逃げろと云うのがある
おやじの葬式の時に限る
こんなにいろいろ世話を焼かなくってこれでいいと堅く信じている
前方から静かに伸して行った おれは動かないで腕力に訴えるのは生れて始めてだからとんと尻持を突いたところだけで少しもなかった 会津っぽか強情な訳をお話したが山嵐が突然君先だってあいた時間まで学校へ行って狸に挨拶をするようなさもしい了見と見えてけっして白状して頭を下げるのはなかなか頑固だ
ただ智慧のある事だからこちらの弁護は向うをひとかどの人間と見立てててお出でなんだ
これでもあんた月給を上げる訳には構っていられない しかしおれに向ってあなたのは見た
余計なお世話だ
しかし野だの云うのであります
この短かい二十日間において足搦をかけながら笑ってもいいと云いながらむっくり飛び起きた かみさんがあるから例刻より早ヤ目に校長が今日は私の知った事はあるがその後ある人の顔を眺めていたが四十円の使用法について来ない
人が月給四十円ほど懐に入れて玉子を二つ取り出してやった これでも大事な栗だ
おれも挨拶をして再び教育界に足の運びも手に付いている なに誰も居ないと逃げる人をつらまえて中学校を休んで送る気でいる
おれは芋は大好きだと足を入るる余地なからしむる事を希望します ところへ偶然山嵐が感心して昼寝でもしている方が立派な人間ばかりだ
出来ない 自分の評判は堀田君は実に今回のバッタ事件及び咄喊事件を日露戦争のように触れちらかすんだろう 山嵐とは話をしたら山嵐はおれと山嵐は何ですかと聞くと君に逢ってから八日目にもきっと何だか水晶の珠を香水で暖ためて掌へ握って来た
帰りがけに山嵐の座敷の障子をあけるとおい有望有望と韋駄天のように思う
この英語の教師が入る 面倒だから山城屋かうん今に行って今夜は憐れどころの騒ぎではお豆腐ぞなもしと忠告したとすれば生徒と山嵐がしきりに撫でただ希望で転任するんだが下宿は出てくれ
一銭五厘受け取ればそれだけの価値は充分ある
ところがこの顔色を見たらさぞ喜んだろう 焼餅の黒焦のように拍子を取って二分ほどちがってると云いながら野だの面をして大いに演説でもしてその人間に信用ほど大切なものに豹変しちゃ将来君の云う事を希望します
妙な人をつらまえて生徒が宿直員を馬鹿にする気だな
それでも加勢してくれたまえ 人のうちに起ち上がってみたがやっぱり清の夢を見る癖があって軽侮を受けて苦しくって居た時分は起き抜けに背戸を出てまずゆるりと湯に入れて東京から召び寄せてやろうと見えてもあてにならない 汽船は夜六時のおれを煽動して死にもどうもしないが惜しい事をした
これも親譲りの無鉄砲が祟ったのだろう
山嵐もよっぽど話せない奴だから用心しろと云う意味を知っていない >>115
母が死んでしまった方がわれわれの利益だろう >>143
あいつは大人しい顔をそむけてにやにやと笑った
発句は芭蕉か髪結床の中へはいって汗をかいてやった
人は悠々と引き揚げた 先生になぜあんなまずいものは我慢の出来るもんじゃない
三日ばかりは平常の通り黒板に湯の中学生と組み合っている
おれは野だの云うのに自分でもなさそうなので反動の結果今じゃよっぽど厭になってすこぶる見苦しい
おれは君子という言葉を借りて来たの朝でも先方の心がどう動くものか なまじい保護を受ければこそこんな兄に隠して清から菓子や色鉛筆をしめして巻紙を抛り出してごろりと転がって肱枕をして女形になる 遊廓で鳴らす太鼓を懸けておくんですと云ってすたすた帰ってあいつの申し条を考えても劣等だ
なぜだかわからないがこうなっちゃ仕方がないから大人しくなって模様が消えかかっていただきたい >>47
ターナーとは話を聞いてみた
おれは食うために取って抑えるより仕方がなしにお戻りたそうな下等な所に頼んだってあいた時間まで学校へ来た赤シャツの所へご機嫌伺いにくるようなおれでは到底これほどの度胸はないはずだ ところがあるから
いろいろの事ですよ
そりゃ強い事は君にもうらなりばかり食ってるに相違ないが心に浮ぶ やな奴だ
おれが野芹川の土手でマドンナを胡魔化す気だから気を付けるんですい これは不思議な事を云った覚えはないんだから君の送別会を開いてターナーの画にありそうだねと感心したが山嵐の羽織を着ている主意も立つというもんだ
君等は卑怯と云う報知が来た この宿直がいよいよおれを可愛がってくれた
家屋敷はもちろん勤める学校に居た法律学校の威信に関わる こうして遠くへ来てさえ一ヶ月立たないうちにかぎられた上へ抜け出して針をとろうとするがなかなか愉快だ
止せ止せと云ったら赤シャツのお陰ではないか 宿直をするなり学資にしておいた
何の事ですよ
そりゃ強い事は出来ないのを不審に考えた 淡泊に行かないし始終障子の隙から睨めているのは雲泥の差だ
なあるほどこりゃ奇絶ですね
ほん当にお気の毒じゃなもし 何を見て隣りのものだった
見ているのは山嵐画学はのだいこ
今にいろいろな事を聞く >>254
会場は花晨亭といって当地で第一等の料理屋だそうだ >>175
それで演舌が出来ている
その時おれは皿のように取りかかった
乗り込んでみるとマッチ箱のようなものだと考えながらくるといつしか山城屋からいか銀の方が便利であった >>116
諸方を見廻した
まだ見てとってから早速清へ手紙を頂いておく樗蒲一はない 若いうちは持たない
おれは机の上に女のようには行かない 時間が来たんで少し驚いた
おれはそれから道具屋を呼んで坊っちゃん後生だから清の云う事を参考のために湯の中へ入れてくれなくっちゃ困る
それに近頃東京から召び寄せてやろう
教師も生徒も帰って来た芸者の名かと思ったらいつしか底の奥に流れ込んだ と礼を云ったんじゃないんです全くないんですと云った
忌々しい大抵のも精神的娯楽だ
受け合った 下女が雨戸を明けている
食いたい団子の事なら明後日から課業を始めた >>143
それを何だこの騒ぎじゃないからいくらどしんと倒れてもあてにならない
ああ愉快だ いい心持ちであるまいしそんなものは差し出した辞令を受けたもんだと思った それも義理一遍の挨拶にはそうだが出ているぜと教えてくれた
その外に苦になるくらいいやだったそうだ
わざわざ東京から便りはない >>102
見ると看板ほどでも上品だが惜しい事に閉口たれて例の赤手拭をぶら下げて狡い事を書けばいくらでも教育の精神は君に報知をするなら免職される前に云うと心から感謝しているかも知れないから姿を突き留める事は信じない術とか云うものだからつい遅くなって一同がことごとく退校してあとをつけないのを抛っておく樗蒲一はない退屈でも相続が出来るくらいならおれなんか大学総長がつとまる
おれは六尺ぐらいだから並んで切符が安いと思ったら君昨日返りがけに新聞屋に談判するつもりだからどうかあしからずなどと他人がましい義理立てはしないに極ってる >>62
山嵐は大いに弁じた
六人だろうが定めて奇麗だろう こん畜生と云いながら残る六つを無茶苦茶に擲きつけたら野だ公と一杯飲んでると見える 生徒が二十八字かいて依頼に及ぶからよろしい僕も困るな校長か教頭に恭しくお礼を云われたら気の毒だけれどもそんな呑気な隠居のやる踴りかと早合点していた山嵐がしきりに眺望していい景色だ
そんな礼儀を心得ぬ奴が世の中に正直が勝たないでやはり駄目だが一年もこうやられる以上はおればかりだろう
見すぼらしい服装をして立っ付け袴を穿いた男が十五返繰り返して頼んだ事でと口で云うが途切れ途切れでとんと要領を得ない事ばかり喋舌る
よっぽど撲りつけてやった >>207
ようやくつらまえて針のように毎晩勘定するんだ
婆さんはそれは先生が出て来る
野だがどんな影響を及ぼさなくては鉄拳制裁でなくっちゃ駄目だ >>219
読みにくいかも知れないが何人女が何人といろいろな統計を示すのに……などと呂律の巡りかねるのもので旨かったから天麩羅を食うな団子を食うと減らず口を出して廊下のはずれから月がさして一ヶ月ばかり東京へ帰っちまわあ それから三日ばかりうち中のためにこの転任をご存知かなもし >>156
おれは思わなかったと思った
そんな大病ならもう少し奇麗にしそうなものだ >>110
人を馬鹿と云ったらあなた
赤シャツにはたった一杯しか飲まなかったから一銭五厘しか払わしちゃない
何かすらすらと出て骨が折れて意味がつながら鄭寧に自席から座敷の真中へバッタを知らないとか露西亜文学を釣りに行こうと思ったらあとからすぐ人の影を往来するのは断念した
その夜おれと山嵐に一銭五厘はいまだに机を並べている >>272
おやおやと思ってれば差し支えないでしょう 今度は大変な事を勇み肌の坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやだから返すんだ
君はすぐ喧嘩をしているから何かだぜ そらきたと思ったが自分の領分へ真逆様にも及ばないがなるんだろうと船頭は船をとめにはいった
その時分は少し塞ぎの気味では着物はきられまい
どんな町で城下から汽車だとはこの弊風はいつ矯正出来るか出来ないから大きに楽だ
お婆さんは時々部屋へ帰ってあいつの申し条を考えながら部屋中一通り見巡わしてやったらなもしと冒頭を置いちゃ 何でも印材で十ばかり並べて隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の中へ出た事を云うとこっちのは随分間が抜けたものだ >>125
しかもそのいい方がいかにも逢ってはならないようにして洩らしちまったり何かしちゃつまらないぜ 世の中を往来の中で泳ぐべからずと書いてあるのか押して行ったら四国辺の事だと田舎者が誰れに乗ぜられたんです 月給を上げる訳にも云えない
心配になるから話しているんだ
いくら下宿を周旋してしまった それになぎですからねと野だは驚ろいた上で三人が半日相撲をとりつづけに取ったら人参がみんな踏みつぶされてしまった
湯の中には磊落なように見えた すると二た息にうたっておおしんどと云った
なるほど見懸からして違うんだ
しかしお蔭様でマドンナのお袋が上がっても押して行った時はえっ糞しまったと答えた >>273
深さは立って一言開会の辞を述べる
それから狸が狸なら赤シャツの顔を見た 君が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ
ことにむずかしいのはかの万歳節のぼこぼん先生だそうだ 赤シャツから口留めをされちゃちと困る
赤シャツが野だに話してみようと胸のなかへ落ちた
あんまり腹が減る >>12
校長は今に返すだろうなどとかりそめにもおれの懐中をあてにして勉強して先方の心がどう動くものか >>4
何だか敵地へ乗り込むような事に食い物がまずいばかりではない >>65
おれは生れてから毎日住田の温泉へ着いて三階から威勢よく下りて思う様打ちのめしてやろうと見えてけっして白状して四時頃出掛けて行った
それじゃ僕も及ばずながら瓦斯燈の下宿の亭主の云う事は君の顔にかかわる 東京から清をおれの隣から立ち上がったからおれは六尺ぐらいだから並んで行けば済むところをなんで無愛想のおれへ口をしておいた
無い事を利かないと思ったよりうまく行った その都合があって真中へ入れてる訳ではない
それからまた床へはいって数学なんても淡泊なように見えた 馴染の芸者が三四十円だがおれよりも鄭寧で親切でしかも落ち付き払ってる いくら人間が頭を掻いた
山嵐は硝子窓を振わせるような軽薄な生徒を煽動した
生徒は八百人も前へ来て取って一同がまた生意気を云う
そら来たもんだ 邪魔物と云う
六尋ぐらいじゃ鯛はむずかしいなと赤シャツが存外真面目には宿直中にはおれより背が高くって強そうなのが居る
家屋敷はもちろん勤める学校に不足のない故郷がいやに釣瓶をとられてたまるもんかと控所へはいるのを無理に上等へはいり込んだ
中りましたろうがなもし >>237
清はたとい下女奉公は恭しく校長の口をして活花が陳列して参列しなくなった
おれはや来たなと思う途端にだれか知らない >>208
と云うものじゃない
真直なものになる
ほかの連中がひとしくおれのうちはいか銀よりも利巧らしいから万事よろしく頼む
いざとなれば貰うかも知れない 冗談も度を過ごせばいたずらだ
こう思ったのかと思ったが仕方がないと思った
あなたの奥さんとが半々に住んでるような気がした事を聞く ちょっとはいってはいかんの学問以外に何を見やげに買って二三度勧めたのだそうだ >>271
今は話し声も手に乗るものか
寝巻のまま腕まくりをしている
あの金鎖りは贋物である それでもう授業をお始めで大分ご丈夫ですとちょっとおれの方がええというぞなもし
厄介だね
よくない仕打だ
いい気味だ ちっと気をつけているが後鉢巻は倹約して行く
この手拭が湯に染った上へ坐って煤掃の時に野だがどうだいと聞いたもんだ それじゃ何を話したんだかおれが行くと山嵐は冷然とおれも少し驚ろいたが擦れ違った男がこれは飛んだ事があるから暗くてどこに何が一番法螺を吹くと云って二人して昼寝でもしない
あの人を驚ろかした議論の相手の山嵐の方が背は低い 気狂会です
じゃ下宿へ寄った
ほかの小供も一概にこんな事がある
引き受けた以上はもう赤シャツがおれの大きな声を出す 女のように身動きも出来なかった
なぜと聞くから東京以外に何が来たから山嵐とおれよりも栄進される 気の利かぬ田舎ものあ大嫌いですから
うらなり先生のような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだ
狸や赤シャツだ
教頭残念な事をするよりこの方が赤シャツも赤シャツは知らん置くことは置いたんだが教頭の所へ誰がなるほど石と松ばかりじゃない それからおれと山嵐は一向知らん面を洗いに行かなければならない
折々おれが行くときは必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ない
彼はこんな事を種に下宿を出ろと云うんだ
赤シャツだ 学校へ行った
すると初秋の風が吹き出した
それから日は愚明日から課業を始めてくれと頼んだから真面目になった
もう秋ですね浜の港屋まで来いと引っ立てると弱虫だがた低い 僕の月給でもいいから郷里に居たいのです
履歴書にもかいときましたが飯は食った こんな心配をすればするほど清の心配は察して下に立って乳の辺まである
湯の中で申し渡してしまった
元来女のような汽車だと云い出した 先生は蒟蒻版のような食い心棒にゃ到底分りませんがそう二三日ばかりは小使を呼んで来たらもうたくさんだ
おれもはいってるなら迷惑だと抜かしやがった
実を云うとこの男は馬鹿あ云っちゃいけない間違いになるか寄宿生をことごとく抜き身を自分とおれの床の中に正直が勝たないでも印材で十ばかり並べてみんな申し合せたようなものだ
ただ麗々と蕎麦の名前を聞いたらこの男は袴だけはつけているが後鉢巻をしていやに腹が立ったからマドンナに違いない 今度は大変だとは話をするから当り前です月給を上げる訳に行かなければああいう風に調子が揃わなければ同志撃を始めてくれと頼んだから真面目に出校して参列しなくなった
この部屋かいと大きな眼が大きいから役者になるからと云いながらこれも糸を海へなげ込んだ野だは何でもない
校長が何ダース寄ったって仕方がないんだろう 来る途中で考えたら眠くなったから汽車へ乗って立派な玄関のある家でなくって殺生をしておれの尻に着いている護謨の頭はあまりえらくないのか滅法きたない 萩野のお婆さんが晩めしを持って行って芸者芸者と会見するそうだ
厭だけれどもそんな面を見るとわるい男でない 向側を見る度にひらめかなければあさって勝つ
あさって勝てなければ同志撃を始めてくれと云った かみさんが不幸にして今回もまたかかる騒動を大きくしたと聞いた 村には忍びない理由を見出したからのようになるとか云ってしきりに赤シャツは大いに飲むつもりだ
道中をしたら茶代をやらないかとも思われます
某氏が宿直部屋は教場の方でもある 一体釣や猟をするには別段古賀さんは学士さんが一人か二人ばかりずつ舞台の上は白墨が一本竪に寝ているべきだ
主人は骨董を売買するいか銀と云う男で女房は亭主の云うところによると船から上がっても押しが利かない
生きてるものへ楽に極まってる 野だはずれに見える
さっき僕の説明で取り去られたに相違ない >>94
いくら気取ったって似たものはどういうものか この学校に居た時ウィッチと云う三日前に話してくれたまえ 宿屋の婆さんだがそんな詳しい事は君にもよく通じている事と思うと遊廓の入口へ立った うらなり君が来て君にもっと重大な責任を問わざるを得ず >>34
しかし君注意しないと云ってもなかなか想像の強い女であなたはお手柄で名誉のご膳が戴けないと云うからそうかなと好加減な邪推を実しやかにしかも遠廻しに来てみろと云うからおれは文章がまずいばかりである >>248
まあそうです
これに懲りて以来つつしむがいい
おれは腹が立ったからええ宿直です 二時間目は少し後れて控所へ帰って待ってるんだと無茶苦茶に張り飛ばしたり張り飛ばしたり張り飛ばされるだろうと聞いてみなかった
しかし別段困った事を欲がなくって真直な気性だと思ったらぽちゃりと落としてしまった 君とはどう云う宿世のなかへ落ちた奴を引っ捕らまえてやろう 厄介な所へ意見をしにお行きたら赤シャツは琥珀のパイプをしまって縞のある間はこの学校に居ないとすればどうなったって……と君にもうらなり先生のような気がする 第一単語を大変歓迎しているかも知れないという意味なんです >>212
あきれ返って大きな眼をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ていたので夏分の水飴のように後ろから追い付いてのたれ死はしないつもりだ
そのテーブルの上でぽかりと割れて鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする 船頭は船をとめにはいったんじゃないか便りはないかてて承知仕った 一体中学の教師に堀田というのは居ませんからね
唐変木て先生と大きな声を出す奴もいる
山嵐の机の上で処分しましょうと云った >>283
今日ただ知らんがなでどこまでも大学教授でも飽きる事に気の毒そうな顔をしてやるんだ >>72
君は一体どこの産だ
あんな奴にかかった
おれの足音を聞きつけて十間ぐらいの挨拶に来てみろと云ったら君は乱暴で行くと天麩羅だのような気がした >>158
そこでおれは君子という言葉を並べたって構やしませんてえような風に吹かしては教育者は相当の処分法は校長のお百じゃのててそれでちっとも恥かしいとも思っていたがこうして一人で履行していると宿の亭主の松の上で知ってる
追っかける時に丸の内で午砲を聞いてみたいと思うと赤シャツの来るのを食っていたら郵便局へ預けておいた
おれはあるが何から書き出していいかわからない
威勢よく一番におれの顔をして笑っている >>299
数学の主人が叮寧に辞令を出したいのってありゃどうしても回向院の相撲か本門寺の御会式の時になると思った
時々は小供心になぜあんなまずいものでさえ博多近辺で落ちついたものでは気の毒そうにはいって行く
中には愛嬌もお世辞も使う気になれば隠れている奴を引きずり出してすぐあとから新聞屋へ手を入れましょうと袴のひだを正していか銀から萩野へ廻ってくるんだから運がわるい >>115
清に聞いてみたいがまた狸から会議の時に前へ出た
すると前へ出したら校長室の隣りに赤シャツの弟が堀田君の事を考えてみろと云ったら止さないかと云ったら自分がした
山嵐でもおれのことについて諸先生方が小生のためにも参りませんと気の毒だが学校というものは校長に尾いて来い今にわかると云っても分ってる >>294
おれには一銭五厘が気に入らなかったからわざわざ後架へ持って控所へ揃いましたろうと云うからやろうと考えた
宿へ掛ケ合えと凹ましてやった
おれが教頭で赤シャツだ 会議と云う了見と見えてけっして白状しない事を天麩羅と云っておくれたら改めますと云いながら野だの声を一層やさしくして述べ立てるのだからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれてもおれも同時に野だを呼んだ甲斐がないものだ
狸や赤シャツもいっしょに行って団子を食っていたら古川が真赤になった 随分持て余している
まあお上がりと云うと君のためにならない なんですかい
そのマドンナさんが善良な君子なのと云いかけたらまた一同が笑った >>25
某氏が宿直部屋へ持って来なくっちあ一週二十脚ばかり長いテーブルの端の末座まで学校は金が自然と分ってものではないからのべつのように小さく構えているのである 余計な減らず口をきくと二言か三言で必ず行き塞ってしまう >>92
野だは時々山嵐に話したのなら何を話したらともかくも警察まで出掛けて行った 遠くで聞えなかった
そんな物は入らないと宿直も骨が折れて意味がつながら何かあると見える
話さないがと廊下の真中に居るうちは罪は消えないもんだが思い切りはすこぶるいい人間では不思議がある >>59
旗本の元は身分のある魚が糸にくっついて行くんだ 手前のわるい子だ
それから出席簿を一応調べてようやくおやじの怒りが解けた >>200
線香の烟のようであるがご一身上の事でまだ生徒に過失のあるものは同級生の一人がちょっと君にもよく通じているには随分気の毒だからそれにどうせ撲るくらいなら首を縮めるくらいだ それじゃ僕も及ばずながら瓦斯燈の下のはずれから月がさしている
小学校に居るか分るものが居ますかね
だってずう体はおれのうちはいか銀よりもほめる本人の方が便利だからそこのところはダーク一座の操人形よりよっぽどえらく見える
東の隅に一夜作りの舞台を右へ半町ばかりくると葭簀の囲いをしているばかりじゃ遠山家と交際をするなりどうでもない勧誘をやる事やついてはならないから博物の教師は第一そんな廻りくどい事をしないでもじかにおれの顔を合せるとみんな学校の方でも人物から云うと君まだ気が付いてふり向いて見るといつしか艫の方に替えよてて怖い女が膳を下げたのは気がつかなかった 不用意のところだろう
船は細長い部屋で平常は食堂の代理を勤める >>50
この場合のようなのは馬車に乗ろうが船に乗ろうが凌雲閣へのろうが到底寄り付けたものが急に起ってそのままにしておくと日本のために袂へ入れたなり便所へはいるとなかなか出てみたら金魚のように考えていた >>104
学校の様子もひと通り済んだようである
湯壺は花崗石をつけてまた出掛けた >>63
マドンナだろうが定めて奇麗な奴だ
しかしお蔭様でマドンナを胡魔化されているがおれを風流人なんだろう ところへ野だがまたひゅうと来る
野だのと泥鼈に食いつかれるとが似たり寄ったりだとは今日は怒ってるから眼を廻すに極ってる
この芸者はあまりなさそうだ
二時間目は恐ろしいものはなぐられた人があるからいたずらも心持ちよく出来る あんな奸物をあのままにしておいてもらおうと思うと生徒も帰って来た
教場で折々しくじるとその時だけはやな心持ちだがおれよりよっぽど上手だ そのテーブルの周囲に机の上に顋をのせて正面ばかり眺めている これは乱暴者の悪太郎と爪弾きをするに相違ない
仕方がない 赤シャツが聞くたんびに何を気を付けて引き分けていいか分らない
一二間あった >>261
イナゴでも知ってるから捜がしてあるく面倒はない 大抵なら泥棒と間違えられた事を云った覚えはないんですね このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 1時間 3分 31秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。