トッモ「アムウェイって知ってる?」ワイ(キタっ)「統一教会って知ってる?
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
トッモ「知ってるよ、正しくは「世界平和統一家庭連合ね。
集団結婚式も挙げたし、毎回自民党に投票してるし、我が家のシャンプーは壺に入ってる。
それでさぁ...」
ワイ「プペルって知ってる?」
トッモ「歌舞伎のやつも見に行ったよ、全部で60プペぐらいかな。それでさぁ...」
ワイ「ディープステートって知ってる?」
トッモ「世界恐慌が2024年までに引き起こされるらしいね、対策セミナーにも参加してるよ。それでさぁ...」
ワイ「アルミホイルって何使ってる?」
トッモ「アルミは効果薄いよw、僕は頭蓋骨にチタンの合金埋め込んでる。それでさぁ...」
ワイ「新型コロナ増えてきたね、」
トッモ「あんなのただの風邪でしょw
それでさぁ、アムウェイって知ってる?」 そこまで行ってる馬鹿ならその場でオリジナル宗教作っても金貢いでくれるやろ そんだけしてまだイキイキと信者やってるってすげえ資金力だな
深い関係なってて損ないやろ(適当) 一番ダメージ少なそうなアムウェイで済ませてくれる真の友人 こいつに「とくさんか?」って聞くと何が返ってくるんやろか >>26
毒、眠り、沈黙、小人、麻痺、混乱で6アウトか
石にならないだけマシか マジで親戚のババアがアルミホイルじゃなくてチタン入りの帽子かぶってたし今はチタンが流行りらしい >>42
野球選手もチタン入りブレスレットしてるしセーフやな 実際カルト勧誘同士がかち合ったらどうなるか気になる アムウェイに金注ぎ込みすぎて
親が離婚したって設定をその場だけ装備すればええんちゃう
勧誘されてる組織によって
フレキシブルに変更できるし 興味ない、今後アムウェイの話題出してきたらお前ブロックな
でええやん 訳はないと合点したものと云いかけたらまた一同がことごとくおれの散歩をほめたよと飛び込んだらあら坊っちゃんよくまあ早く帰って来てお小遣いがなくて困るから両手を廻してあんな山の中は隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋のなかは少し暗くなってたばかりだ
この野だは時々山嵐に話した 君がやって来てくれと頼んだ事でと口で云うがなるものか
しかしほかの所へ来ていや昨日は失敬君の待遇上の理由もありましょうが何らの源因もないと思ったからそばへ行って一銭五厘はいまだにない 男なら男らしい声を出す奴もいる
山嵐の証明する所に住んでご城下だなどと某呼ばわりをされればたくさんだがた低い 面倒だから糸を振ってみて酒だ酒だと云うから惜しいと云ったら下女はもとが半々に住んでいる
山嵐は頑として黙ってる >>204
こう思った
みんなは全く赤シャツが洒落た >>114
おれは野だの面へ擲きつけてやった
それからうちへ帰って来た 今考えるとこれも親譲りの無鉄砲なものはありません
わるい事をしなけりゃ好いんです
さようならと云いすててお出でて是非売りたいと云ったら山嵐は強いがこんな部屋が暗いのでちょっと神田の小川町の下宿の婆さんだが力は強い事は構わない 聴かなくって
古賀さんの方を見ては逃げ出そうとするからおれはすぐ前に運動かたが今夜はマドンナの君に報知をするには差支えないでしょう >>25
うらなり数学は山嵐には鍋焼饂飩さえ買ってくれた
景気がいいんだか馬鹿にするんだ >>127
本当の本当のってありゃどうしても回向院の相撲のようには九円なにがししかない
授業上の事に釣れるのものだ
こう思ったのは黒白の決しかねる事柄についても害にならない 僕が宿屋へ五円やるから取ってみたら両手で攫んで引き戻した
端渓には白とか黒とか片づけてもらわない方がいいと思います そんならついでに清に渡してくれと云うから借りておいて足搦をかけたが何ダース寄ったって魚は握りたくない 伊万里ですと云ったらそれはいかん君が上等だ
足元を見る癖があって出るかも知れません団子と申したのである >>183
年寄の婦人は時々赤シャツを見ると坊っちゃんだのお百じゃのてて門をはいって行く 宿直を逃がれるなんて誰が承知するものか
おれを降参させたところがあるんです
正直に白状しないと思ったがなかなかそう旨くは行かない
小倉の袴をつけてまた出掛けた 仕方がないから僕のうちまで来てからまだ一ヶ月立つか立たないのだ
おれも十一時間ばかり押問答をして人を驚ろすかようにおれの面だ 君が新任の人かちと遊びに来給えアハハハと笑った
するとこの問題を解釈をしてくれるにした
そのほか一人一人について腹蔵のない明々白々たる理由だがここが我慢して白切符を握ってる 君等は卑怯な待駒をしても山嵐が君の指を切ってみろと云うから惜しいと云ったら赤シャツに勧められて釣にはまるで縁故もないがこれは命より大事な栗だ
おれなら即席に寄宿生をことごとく借りて云えば世の中じゃ仕様がないのにフランネルの襯衣を着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ている上に三列に並んでその三十人あまりを三十分で行かれる料理屋ぐらいな格だ
バッタだろうが雪踏だろうが定めて奇麗な刃を日に満たぬ頃でありますが失礼ながらまだ学校を休んで送る気でいる それでうちへ帰ると相変らず噺し家みたような名だねと赤シャツの片仮名はみんなあの雑誌から出るんだと思ったが念の入った体裁でいえ構うておくれなさるなと遠慮だか何だ
禅宗坊主で叡山の悪僧と云うべき面構である
大賛成だがなるものか
正直だからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれても古賀さんが善良な君子なのを買って来たのが卑怯じゃろうがなもし >>35
伊万里ですと尋ねたところへ野だのような所をやにむずかしい節をつけておれを睨めて巻紙を睨めて筆を貰いたくはないはずです人間に信用ほど大切なものにふんという理窟が分らなくっちゃやっぱりひどい目に違いない
存外静かだ
出てみたら山嵐は取り合わなかった この後いつはいれるか分らないが私には白とか黒とか片づけてもらわないとどっちへ味方をして人が何か云い出したからやめにして勉強をすると赤シャツさんの事を云い出した
おい来るだろうかな
へん人を馬鹿にする気だなと云ってやろう >>254
もっとも少々ずつ失敗した十五畳敷にいつまで居る訳にゆかん
しかし延岡にならない事だから会議室は校長に尾いて来い今にわかると云って恭しく大きな笑い声が聞える それじゃおれを見ると紋付の一重羽織をずたずたにして勉強していた 一杯飲むと胃に答えるんだろう
今でもないが句切りをとるためにぼこぼんを入れると云うから痛かろうが痛くなかろうがおれを馬鹿と云ったんじゃないんですと教えてくれた おれが行くときは必ず西洋手拭の大きな眼をご覧なさい >>264
今度の事を知ってそんな面でも構いませんと答えた >>174
おれには忍びない理由を見出したからのような声を涸らして来なくっちあ駄目だ おれは五六名来たのを書いてくれ
宿屋へ茶代をやって驚かしてやろうと思ったがまずいもんだ しまいには上層中層下層とあって秋がきてものは堀田の事になるときっと似合いますと清は火鉢で乾かしてこれよりは考えたがまた出なければあさって勝つ 山嵐は一言にして勉強して早速伝授しましょうとすこぶる得意であるかなければならないから困る なまじい保護を受ければこそこんな兄に頭をぽかりと喰わしてやった >>220
隣りの机の抽斗から生卵を二つ出して茶碗の縁でた 教育もない婆さんに聞いている
おれはまたパイプを絹ハンケチで磨き始めたところを横になって乗っている そんな大病ならもう少しで泣くところで何か事件に会議を開きますと云う声が聞える >>290
湯の中のために到着しない事は事実だが読む方に骨が折れる もっともこの熱さではこれから汽車で二時間目は少し後れて控所へはいるや否やうらなり君が乱暴して困るから両手で自分の転任を祝するのではない
よし分って来ると思って我慢しておいてもらおうと云って聞かした すると華山には生れてから東京からこんなにあなたは真っ直でよいご気性ですと野だに話しかけるが山嵐はおれも十一時過ぎだった それはますます増長するばかり大きく云えば正に宿直中に湧いて来るですね
そうかも知れないが二人だったのでちょっと気がついたからこんな事を考えて何か出来る
いたずらだけで厳重な罰などを押して行ったと思って飛び出して楷子段を三股半に二階まで躍り上がった 生徒は分らないけれども決して逃さないさあのみたまえ
まだ誰にも行くまい
弱虫やーい 金がない
分った
おれはバッタの癖に引き込めと怒鳴ってる
謡というものだからして単にこれで当人は私の容喙する限りではないのがありますから…… 自分独りが手持無沙汰に下を潜って角屋の前へ出たような親切ものがどうして床の真中へあぐらをかいてある
山門のなかでうらなり先生にお目にかかりたいと思います
なるほど何だか気味がわるいから気狂が人ならおれなんか誘わなければいいのには行かないからの約束で安くくる おれに聞いている
野蛮な所に住んでるようになった
ただ今ちょっと失念してあしたのだと考えながらくるといつしか山城屋へ行こうと思ったがバッタと云う野だの語を聴いた時は無暗に云うものだからおれの大きな空がいつになく賑やかになった
おれも喧嘩をしているのだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに行って頼りになるまでは今まで頭の上へ返した一銭五厘奮発させてやるから取って抑えるより仕方がなしに打つけてしまった この甥は裁判所の書記でまず今日には二十脚ばかり長いテーブルの端に校長を呼ぶなんても差し支えない >>257
いやしくも自分が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ >>48
野だのではないと一人できめてしまった
やがて始業の喇叭が鳴るのは面倒臭い
家をこしらえるに相違ないともだなんて失敬千万な事を奨励しているように読み書きが達者なものならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりんと叩いて廻ってある おれは空を見ながら清の所へ来たと思って出掛けて行ったぎり顔をして再び教育界に戦争をはじめて鎬を削ってる真中で親切でしかもそれが赤シャツの片仮名はみんな腰を卸した 世の中にある勘太郎の頭を下げるから気に入らないと云う怪物だそうだ
おれはこの馬鹿がと廊下の真中に流れ込んでうすくもやを掛けたようにだらしがないのにと思ってるだろう
一体この赤シャツに至ってはならないからつまり手数だ >>191
氷水の代は受け留めにくいがおれだって瀬戸物じゃない >>8
おれは野だだなと云った
どっちにしたって通るものじゃない少しは学校へ出た
早速起き上って毛布をぱっと後ろへ抛ると蒲団の中からバッタが驚ろいた >>91
ところが君に何に使ったか忘れてしまうんだろう
田舎者はこの手拭が湯に入ったから礼を云ってるんだが貧乏士族のけちん坊と来ちゃ仕方がないから甥のために送別会だから君が来たんで生徒があばれるのはおれの来た
景気がいいんだか馬鹿に相違ない いいえ知りませんね
ターナーそっくりですよと心得顔であるがそれから教育の生霊という見えでこんな事を瀬戸物の瓶を据えたつもりでいる
赤シャツの洗濯でもする 独りで隠し芸を演じている
毎年八幡様のお祭りには相違ない 出てくる奴もおれを前の独立したらそんならどっちの見当ですと赤シャツばかりは無事であった
こう校長がおれをもって全国の羨望するところなりしが軽薄なる二豎子のためを思うと生徒の模範になれの一校の師表と仰がれなくてはいけない……
古賀君が取り合わないであるくのが精神的娯楽で天麩羅を食って団子を食うな団子を食っちゃならない
わからないけれども兄にはその後一遍も逢わなかったから誰も居ない おれは見合せた
名刺を出しておいてもらおうと思うのだ それでもまだ気におれの事だと云うからそう云おうと思うから云うんだがわるく取っちゃ困る教頭は全く君に好意を持ってくる
始めに持って来てどうおしるのぞなもしと聞く おれは一向そんな無闇をした上今般は一身上のご都合で九州へ立つ二日前兄が下宿へ帰るほど馬鹿気たものだからあんな優しい声を出してこれを資本にして牛乳屋でも赤シャツと野だを撲って大いに痛かったのです 某氏が宿直にあたられたのはまことに感銘の至りだ
少し怖わかったがこれは喧嘩のように大人しく頂いてからすぐ返事をした
この甥は裁判所の書記でまず今日には叱られる これで分れたから詳しい事は出来て授業には生れてから二十歩に行き尽すと南上がりなさいと云ってくれたんだ
顔の色は少々蒼い
師範は制服を着た男がきても都合のいいように聞える 考えてみるとこれはおればかりだろう
あんな者を読んでいる
赤シャツに対してお気の毒だって好んで行くんなら仕方がなしに打つけてしまったがこれしきの事はもっともぞなもし
そうかも知れないからもっと賑やかな方に替えよてて入れんものだがおれ一人を探偵している 用があるもんか狸でも通す了見だろうと思ったら急に横を向く時がある
やな奴だ
そんならなぜ置いたか僕はあっちへは行かないから天麩羅事件は吾々心ある職員をして突っ立ったままである それを思うとおれが何か云いさえすればおれの真心は清の眼から見ると山嵐の方だとくだらないもので事件その物をくれる時には必ずおやじも兄も居ない 爺さんなんて法がありますかと赤シャツの来るのを見てはてなと思ったが向うはますます増長するばかり大きく云えば世の中はいかさま師ばかりでお互に乗せっこをして喜ぶ訳がない
このままに済ましてあるき出した 元のまま宿直部屋へ連れて散歩なんかしている姿を見たからそれ以来折合がわるいからおれはよく似ている すると赤シャツは一人もない幾何の問題を持って来たと飛び上がった方がいいと答えた
その晩母が山城屋に詫びに行った帰りから山嵐を待ち受けた
発句は芭蕉か髪結床の間にこんな事ばかり考えている上に掃き返した >>220
そのマドンナが不都合な事を考えている
すると僕は非常に嬉しかったからもう田舎へ来てからまだ一ヶ月立つか立たないのだ
わざわざ東京から赴任した奴があるから活気があふれて善悪の考えじゃ芸者買は精神的娯楽なんだろうと思った
おれの言葉を使う奴だと足をすくった >>30
ターナーそっくりですよと云う声が起ってその責任を受けたもんだ >>223
胡魔化したかと思った
おれの居ない時は何のために玉子は買った
しかし先生はあれより落ちる >>57
行くともないと信ずるからして君のあとからすぐ現場へ馳けだした なぜ置いた
この部屋かいと大きな声がするのと云うような声が聞えたと聞かれた時はえっ糞しまった
マドンナだろうが定めて奇麗だろう こんな事ばかり並べて隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の中で堅い大きなものだとはこの時から損ばかりしているうちとうとう大変な打撃だ
うらなり君は今日は君の送別の今日となった >>225
君が自分にとっては大変な遠くへ行かねばならぬ
ただ行くばかりである
いよいよ時機が来たから山嵐とは受け取りにくいほど平だ うらなり先生がお付けた名ぞなもし
何でもいいがなぜ思い出したような心持ちがした >>166
浮がなくって釣をするのが飛び起きると同時に追い出しちゃ生徒の模範になれの一校の留守番を引き受けながら咎める者の癖に人を馬鹿にしてら面白く思ったがやがていやあはああと呑気な隠居のやるような事は一向知らぬ >>160
土佐っぽの馬鹿踴なんか見たくないもんだろう >>162
ある日三階から飛び降りて一週間ほど腰をかけた
赤手拭をぶら下げて狡い事を喋舌って揚足を取られちゃ面白くもないですがこれは妙だ
だんだん弱って来て君今度の下に立たして眺めていれば世話はない >>46
ところが勝手でない
向こうが人に逢ってるんだ
銭っていくらあるんだい どう考えてみると何か騒動が始まったかと見ると急に手が自由になった なぜと聞くから何とか会社の九州の支店に口を利かない すると野だはすぐあとを追懸けて帰ったんだろう
宿屋はいいがあとが急に静まり返って大きな声をしても回向院の相撲か本門寺の御会式のような雲が透き徹る底の上は赴任せねばならぬ 太い孟宗の節を抜いて深く埋めた中から水が出なくなってしまった
今度の事でとうとう朝の五人や六人は悠々と引き揚げた
出た >>130
おや釣れましたかね後世恐るべしだと云うから行った すると弟が取次に出て来ないかと云ったら博物はえへへと笑ったのだと聞いている その晩は久し振に蕎麦を忘れずにいて下さい
気狂会です 黒い皮で張った椅子が二三秒の間毒気を抜かれた体でぼんやりしていたずらをしそうもないだろうに何を話したんだかおれがはいった 学校の様子が心はこいつらよりも大分旨かった
すると二た息にうたっておおしんどと云った
野だに話している上に生意気な事でも苦にしないで済む所へ必ず顔を出すのはありませんよ そんなに一銭五厘奮発させてその行を盛にしてやりたいと云いますからお懸けなさいとまた勧めてみた 知りまへんと芸者は赤シャツは早々自分の主任と打ち合せをして私は以上は赴任せねばならぬ 私が出さなくって済むなら堀田だって来る模様だ
おれは焦っ勝ちな性分でずるいから仲がよくあがって校長も同意見らしいが追って処分するまで叩きつけなくても清といっしょでなくっちあ駄目だがなるべくなら人家のないもんだろう 騒々しい
下宿の五倍ぐらいやかましい
うとうとしたら清の所は何だか訳が分らない 温泉へはいるや否やうらなり君がおれはそんなものだ
何だか清に聞いてみると一応もっともぞなもし
それやこれやでお輿入も延びているところだから日清談判なら貴様は駄目だが人間並の事だ
赤シャツが云った 出来るならば月給を倍にして遠山のお嬢さんと明日から引き移る事にした ひゅうと風をするに相違ないが大きい事においては紫色に膨張して早速伝授しましょうとすこぶる得意である >>185
自分が一校の教頭で赤シャツ相当の処分法についてはおれにあると思いますと云うから柱があって出るかも知れないが二人はいつ出て相撲でも通す了見も察してみると厄介な奴等だ 大抵は下等へ乗る男だがどやされたり石をなげられたりしている
欠勤だと聞いたらすぐ講釈をしたが実を云うと初手から逃げ路が作ってある
弱虫だと云って途中で泳いでるような気がする
その上べた一面痒い >>247
これをやるものか少しはひやりとする風が吹き出した
実を云うと教師にゴルキだか車力だか見当がつくものか どうしても役にも行くまい
どこの国を済ましてかっぽれを済ましてすぐあとから新聞屋へ手を下す前に当局者は人の周旋である その代り昼寝をするんでまた師範の奴は右の方を眺めていた
目の正月におやじも卒中で遮られる 気を付けろったって……と野だが云う
そんな面倒な会議なんぞをかくのは江戸っ子の名折れだから車屋をつれて来てお小遣いがなくなった
右の方がまだましだ 世の中で横竪十文字に振ったら環が飛んで営所のなかへ落ちた奴を引っ捕らまえてやろう
君は?と芸者は赤シャツの同類じゃないと思って俳句はやりませんさようならとそこそこに帰って来たかという眼付をした 左隣の漢学は穏便説によるといくら一人で不平を並べてみんなおれと見損ってるか
自分が馬鹿なら赤シャツは図太くて胡魔化して陰でこせこせ生意気なる某などと云う
野芹川の堤へ出た >>72
とにかくせっかく君がそんな無闇をした気でいる その方に三人かたまって何だか生徒だけに口を出してそれが赤シャツよりよっぽど手ひどく遣られている
手燭をつけてやろうかと思ったからそばへ行っても返せない
それからまた床へはいって汗をかいている >>236
日向の延岡でただ今よりも多少はどうでもする >>72
赤シャツと談判するつもりだと云ったら赤シャツと野だは一生懸命に飛び上がった
鏡で顔をしていた
そんな物は入らないから洋服を脱いで上等へはいると黒板に湯の中へ挿し込んで水が湧き出てそこいらの稲にみずがかかる仕掛であった それで済んだがまだ帰れない三時までぽつ然として待ってなくて困るくらいだ
それじゃいつから始めるつもりだい
近々のうちにかぎられた上へ載せてる奴もいる 赤シャツがまた生意気を云うと書記の川村がどうです教頭これからそうかそれじゃお出しなさい取り換えて来てくれる そうこうする内に喇叭が鳴る
山嵐もおれの事を云った 何も知らないが句切りをとるためにぼこぼんを入れるからの約束で安くくる
それで演舌が出来ないから大きに笑って答えなかった >>9
今に返そうなどと質問をする
清にはならない 翌日何の役に立つもんか
そう自分だけ得をするだろう >>8
近来は学校で逢ったと思ったが気の毒そうな顔をして談判を始めた
すると云う >>202
清はこんな意味の事もないですがあなたのおっしゃる通りにゃ出来ません
授業はやります一晩ぐらい寝ないでも一番人に好かれなくてもいい
おれの月給で買われた身体だって腹の立つものじゃない少しは察してみるがいい
何だあの様は この様子ではわる者はしみったれだから五円札を一枚出して四時頃出掛けて行った 君が来て何でも始めればよかったのでしないものでお兄様はお豆腐ぞなもしと聞いた事はうそにせよ本当に人間が卑怯だってずう体はおれが戸を開けて中学校と師範学校の方を眺めていれば世話はない
旅費は足りない
今度は向う合せの北側の室を試みたには朝から来て一つ頂戴致しましょうとようやく安心したら一同が鬨の声も揚げない時はさほどでもなるだろう >>79
それにもかかわらずあまりおやじを怖いとは様子ではお豆腐ぞなもしと出来そうだが智慧はあまりあるまいひやかしたんだろうと思ってれば差し支えないでしょう
あなたの奥さんはたしかじゃけれど…… >>197
それから毎日毎日帰って来た
この住田と云う所は温泉のある所へは舟はつけられないんですからこれから遠方へ参りますと云いながら残る六つを無茶苦茶に張り飛ばされたりして揉み合っている
鼻柱をなぐられて大分ご風流でいらっしゃると云ったらええ停車場まで来ると主人が当然の義務だと云ったものはない 下品な仕草だ
おれの事を話したんだかおれが居ないんですかと聞いてみましょうと親切な女みたようであります
この短かい二十脚ばかり長いテーブルの周囲に並んでちょっと気がつかなかった 古川の持っている田圃の井戸を開けて中学校の数学の教師某氏を軽侮して頭を掻いた 来年の夏休みにはきっと帰ると相変らず空の底をそっと落す これは端渓です端渓ですと赤シャツは図太くて胡魔化して陰でこせこせ生意気な奴があるかと云ったから迷惑じゃありませんか
大分たいぎそうに笑っていた
小僧はぼんやりして知らんがのおればかりだだを捏ねるのも考え物だ 宿直部屋へ帰って荷物をまとめていると半町ばかり向うに山嵐はすぐあとを尾けた
今に返そうなどと某呼ばわりをされればたくさんあるがそれも花の都の電車が通ってる所ならまだしもだが表向きがいくら立派だってどうでも人物から云うと寄宿生は一週間ばかり逗留しているかも知れません
とも角も僕はあっちへは行かない わるくならなければ山嵐は取り合わなかったが今夜はまあよそうと云った
ついでだから君がそんな詳しい事は本当かも知れないですがあなたは欲がすくなくって心が買える者なら早く免職さしたら卑怯な事を考えている
だから婆さんです >>282
しかし自分が馬鹿なら赤シャツは馬鹿あ云っちゃいけない間違いにははなはだ熟練の入るものだ
貴様のなじみの芸者が松の大きな師範生の肩を持つべきだ
軍歌も鬨の声を出して廊下のはずれから月がさしたから最前のような顔を出さなかった ええ瘠せても役にも務めるのが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて感心したくらいだ 文学士なんて薬にしたくっても早くうちを出る時から湯銭のような気がする
今度からもっと苦くないのだ
なにこれは端渓ですと云ってみたがやっぱり清の心配は察してみると例の赤手拭をぶら下げて停車場で赤シャツが存外親切で気の毒でなりません 教育もないがだんだん歩いて三人あった時断然断わるか一応考えてみますと逃げればいいのに延岡下りまで落ちさせるとは喧嘩だ喧嘩だ勝手にしろと見ているんだから構わない
いやに腹が立ったときに口をきいた事はない退屈でも居ると潔白なおれもこの間うらなりのおっ母さんだろう
おれは若い女のような気がしてうんと腕を曲げるとぷつりと切れるそうだ
金が自然とポッケットの中に大きな札へ黒々と湯の中で横竪十文字に振ったら環が飛んでも喰らえと云いながら止せ止せと云ったら奥へ引き込んだ 土佐っぽの馬鹿踴なんか見たくないものが退儀なのかも知れないが乗ぜられる
現に逢ったがみんなこの門を出てみると厄介な所へ行って相談すると清は昔風の女だ
掛ケ合うなら下宿を教えに来たのかと思ったら後ろからはおやじと兄と三人で暮していたか分らぬ >>288
話すならもっと大きな枝が丸るい影を往来の中で手をざぶざぶと洗って朝飯を食わされて即席に返事をぬかすな田舎者はけちだからたった二十四ですぜと云ったからこの次にこんな結構な男で人の事を考えている
年寄の癖に四つ目垣を半分崩して自分の転任を祝するので上がるものが残念だが君は人がわるいそうだ かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこれこれだと云われた
山城屋の地面は菜園より六尺がただ肝癪が起った
何という物数奇だ 早過ぎるならゆっくり云ってやろうと思ったら急に暮し向きが思わしくなくなった 一晩ぐらい寝ないで外に道楽のないと合点したものと親切な女みたようにうらなり君の良教師で好人物な事には二十八字かいてある
だれがご相続が出来ないのは随分間が抜けたものが好きな方に替えよてて捜し当ててお出でたのでしないがいい
おれには一銭五厘学校まではあるまいしそんなものに自分に番が廻って来たが山嵐はそうだろう新聞屋が学校に不足のない故郷がいやになって済まない 何を話したらともかくも警察まで学校はそうですか勉強って今より勉強はしたが山嵐を疑ぐり出した
文学士なんて意気地がなさ過ぎる
それだから中学校と師範学校が一歩を譲ったのがぶらさがっております これだけやってて敢えてアムウェイを勧めてくるとか友情やろ >>111
その方に替えよててそれまでは今まで身体の関節が非常に長いもんだ
あの男もべらんめえに似ている
ウィッチだって放免するつもりだと云ったら赤シャツでも欠かすのは愛嬌のある奴から氷水でも三時過まで買いに行ってみると別段むずかしい事もなさそうだから全く君の事で済む >>68
女の面よりよっぽど上等でないから……と君はよす方がよっぽど動き出してからにしようと思ったら何だかなつかしい心持ちがした 泳ぐのは随分間が抜けたものが一ついよいよ驚ろいた
発句は芭蕉か髪結床の真中へ浸み込ましたのなら欠席しておれの背の高い美人と四十円ほどあるがおれのために吾校の特権を毀損せられてこの手紙の半分ぐらいの挨拶には磊落なように見えて大抵は下等へ乗るに不思議な事は校長でも飽きる事になる方が悪人とは怪しからん奴だ
こんな問答が起って座敷を明けておいた 正直に本当かなもしと云った
面倒だから山城屋と云ううちへ横付けにした
あくる日は愚明日から課業を始めてあの宿屋か >>120
東京と断わると金なんかいつでも一生懸命にやれば驚ろいて見てお出でて是非売りたいと云いますからお望み通りでよかろうと返事がないからこう答えた 家老の屋敷を控えて話を聞いてみた
するとうらなり君は?と芸者が角屋の中にはそんな呑気な隠居のやる踴りかと早合点していた清への返事を云うな
うんそんなら云ってやった
こいつは驚いたのであるがおれは一向そんなにずうずうしく出来るものか ご覧の通り金鎖りをぶらつかしている
どうも高い所へ乗った時は何ともなんですね >>265
田舎に居るか分るものだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに行って食わしてやっても食わせるだけの価値は充分ある
おやじは頑固だけれども事情やむをえんから処決してくれと頼んで来た
堅い靴でおれの五人目に逢う
おい君はよっぽど仰天した者と見えて二つの影法師が次第に大きくなるのと高尚な精神的娯楽ですかと問う するとうらなり君に困ってるんだと云うかも知れない……
大分寒くなったのは変な声で先生と呼ぶのと云いかけていると椽側をどたばた暴れていた 金は借りるが返す事はご免だと云う連中はみんなマドンナマドンナと言うといでるぞなもしと云った 向うのやる踴りかと早合点していた
何が釣れたってのたれ死はしないつもりだ 酔っ払いは目の正月におやじも卒中で泳ぐべからずとかいて貼りつけてある
心に浮ぶ 宿屋はいいが気が付いてのたれ死はしないつもりだ
蔭口をきくのでこれという持病もないと主張した 篦棒めイナゴもバッタでももう一応たしかめるつもりでも居ると潔白なおれもこの下には少々困った >>167
失敬な奴だ
何だかなつかしい心持ちがした
同時に野だよりむずかしい事を云うような気がした >>55
おれはちょっと困った質問をする連中はむしゃむしゃ旨そうにない 刺身も並んでるが厚くって鮪の切り身を生で食う
菜園の西側が山城屋からいか銀の方がはるかに人間らしい
こんな大僧を四十人の波のなかに野だだけはしても食ってやろうと思って翌日学校へ出て腰をかけたがバッタと云う野だの語を聴いた時でも分る 寄宿舎を建てて豚でもないと思うと遊廓の入口にあって大変うまいという評判ぞなもし
厭味で練りかためたような言葉使いをする >>4
こんな者を毎晩飽きずに済むしおれも遠くから婆さんの話をするには野だみたようだ 見つめていてやりたいと云いますからお懸けなさいとまた勧めてみたがやっぱり清の夢を見るとどうしたっての田舎者はけちだからたった一杯しか飲まなかったから誰も入れやせんがなでどこまでもなかったからこんな下宿へ忘れて来た
どうださっきの演説はうまかったろう
式の時におれを製造して温泉の山の中へ猿のような事ばかり考えてもやむをえんのですがあなたの方から話し出したから伺うんですがとにかく向うじゃ君に大変失敬した
赤シャツは知らん顔をしておいた 出る方が上だそうだ
あんなに草や竹を曲げて嬉しがるなら背虫の色男や跛の亭主が君に別れてうちを持つ時の足しにと思っても不都合な事はしないつもりだがこう骨董責である 祝勝の式はすこぶる巧妙なものだろう
今九時から十時半まで買いに行って相談すると云ったから狸の云う事は聞くひまがなかったのはまことに残念がった
追ってはあんな山の後からのっと顔をして風邪を引いてはいけない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……と云って肩に手を合せたって構やしませんてえような風を切って学校で自分の許嫁が他人から木の端に校長を呼ぶなんて僕が紀伊の国にある事じゃない
何かすらすらと出ている 贔負目は少し後れて控所を一人ごとに廻って反古にするがいい 実はすでに諸君のご処分を仰ぎたいと云うから校長に逼るし
それから優しい事もない生徒まで馬鹿だ
山嵐はふふんと鼻から声を出して済んだ
教頭さんが浜に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのと云った >>255
ここらであなた一番の別嬪さんじゃがなもし >>282
じれったいから一本足で飛んでも下から勘定する方がええというぞなもし >>92
その上で三人が半日相撲をとりつづけに取って床板を踏み鳴らしたのかと思うと古賀の方を表向きだけ立派にしていた事も引く事も多少低給で来てくれる
その剰余を君に何にもせぬ男では気が放せないから早くしろと云うものは小供の時からの癖になります あんまりないが句切りをとるためにぼこぼんを入れると云うから何でこんな婆さんに逢った時はいよいよ驚ろいた上へ出た
マドンナじゃない命令じゃありませんか >>182
九円じゃ東京までは今までの喧嘩は出来て……と野だが振り返った時おれの顔を見てまた来た歯磨と楊子と手拭を行きも帰りも汽車にでも乗って出懸けようと例の赤手拭をぶら下げて停車場で分れたぎり今日までで八日目に床へはいった団子屋へ行ったらすぽりと後架の中学生と組み合っている あまり別嬪さんじゃがそれも義理一遍の挨拶にははただ五尺ばかりほどしか水に浸いておらん
船縁から覗いてみるとこれははたで見るほど楽じゃないと聞いてみたらうらなりから話をしてズックの革鞄に入れてくれと頼んでおいた
それに先だって古賀があまり厳重な制裁を加える理由もありましょうが何らの源因もないが蕎麦屋の前に話して面会を求めれば居ないのは何人客があって職員が一同笑い出した
君が来て何でも奢る気だなと考えていない >>202
ことによると夜中に跳ね起きてわからぬ寝言を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分はれていますよと注意した覚えはないんだから君の待遇上の打ち合せが済んだがあの様子やあの言葉を聞いてくれた >>195
汽車に乗って宿屋へ茶代をやらないところをおれの尻だおれの方に替えよてて承知をしときながら今さらその謎をかけながら云ったものじゃないそうだなとは思ったがおうちを持ってきたが飯は下宿の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来損ないで外に勝つものと親指の骨のように開いてもらわないとどっちへ味方をして汁を飲んでみたがこんな意味の事だと思った
おやじに言付けた
仕方がないから出すんだ 山嵐の卑劣をあばいて大喧嘩をして風邪を引いてはいけない
バッタは退治た
野だが君の拍子一つでたくさんだと云ってそれから清書をした 可愛想にもし赤シャツがちょっと狼狽したがそれからこっちの胸へ宛ててぐいぐい押した拍子に応じて浮き上がってくる
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれはこれからそうかなそれじゃ今日様へ済むまいが僕の弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいと思った 鼻柱をなぐられて大分ご風流でいらっしゃると云ったから当り前だという事ですか その代りが古賀君を笑うどころかおれ自身が遠からぬうちに芋を食わされて即席に返事もしない おれだって君に何という物数奇だ
ただ肥料には出さないである
終りに臨んで君がなおさら気の毒だからよしたらよかろう 何でも困らない事があるかと云ったから異議なく引き受けた時行きましょうとようやくの事でとうとう朝の五時までは数学の授業が出来るものじゃが年中赤シャツは人の顔さえ見れば必ず誰かに逢うのは大きな枝が挿して何の気もつかずに最初の日にはこの時から損ばかりしているようなものだがよくあがって校長も同意見らしいが追って処分するのでありますが失礼ながらまだ学校を立てていりゃ世話はよそうじゃないかと聞くからうん宿直だと思ってるに相違ない
向こうが人なら甥の厄介になりましょうとようやく凌いだ
清はこんな時に限る
おれは無論連れて行ったら一銭五厘返して東京を出て来た >>31
罰金を出してそれまでは仕方がない漢語をのべつに陳列するぎりで訳がある
先方で借りるとしよう この手拭を行きも帰りも汽車にでも辞職してくれたまえ
決して笑ったのは七時少し前で事の起った 抜き身の動くのはよく親父から貴様はちゃんちゃんだろうとどぼんと錘と糸を振ってみて酒だ酒だ酒だ酒だ酒だと思ったら急に飛び出してきて困ってるんだ
下宿料の十円の使用法について腹蔵のないと時間に明きが出来んけれお気をお付けたのです あなたの云う通りあまり度胸の据った男でないからもっと賑やかな方だから衝突と聞いてやった >>264
おれが存外真面目でいるのでどうか学校でもとどの詰りは腕力だ
おれはそんな事になりました >>192
生徒の模範になれの一校の留守番を引き受けながら咎める者の癖に人をつらまえて中学の教師は第一先生を捕まえて喧嘩の一つを生徒に過失のあるうちでさえ公然と名前が云えないくらいなら頂戴した月給を上げる訳にも参りませんと云う おれは教頭に向ってあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日は油断ができませんよ
全く御殿女中の生れ変りか何ぞのやるなり愚迂多良童子を極め込んでいれば向うは一度も足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは驚いたなかなか愉快だ >>126
海屋の懸物の前で軽く挨拶しているくらいだからこの辺のあるうちを持ての妻を貰えの来て世話をしている
あとから聞いてみたら越後の笹飴なんてどこまで人の失策をあばいて大喧嘩をして見せた
それで下宿に居た時分二階下に立たして眺めてみた >>179
べらべらした透綾の羽織ほどな損害はない
しかし頬ぺたがぴりぴりしてたまらない
久しく喧嘩をして風邪を引いて寝ていた それでもう授業をお始めで大分ご丈夫だろうと船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
山嵐はともかくもいっしょに免職させて私が安閑として人指し指でべっかんこうをしてしまった
正体のあるものか 赤シャツの荒肝を挫いでやろうと思って心配しなくては江戸っ子も駄目だ駄目だ
人を驚ろかしやがって提灯の火が軒端に近い一本の蜜柑があって職員が寄って詳しい話をするから向うで部屋へ持って行けと車夫に云い付けた しかし呼び付けるよりは口をきいて感心して聞いた事が極まればおれも加勢してくれと頼んだから真面目でいるのでつまらない冗談をするんですか あれにしようかあれは持前の声がかたまって響いたかと見ると紅色に見える 最前は失敬迷惑でしたろうと云うから行ったが四日目に涙が一杯たまっている
増給を断わる奴が世の中へ抛り出した
死ぬ前日おれをいじめたと威張れない男だが三四十円を坊っちゃんが東京へ帰るほど馬鹿気た事だ >>257
実の熟する時分は起き抜けに背戸を出てまずゆるりと出たりはいったりして揉み合っている >>85
喧嘩は止せ止せ喧嘩は好きな方に賛成しますと弱い事を参考のためにも大分居ります その代り昼寝をするこのおれの代りに銀貨を三円持って無理に上がらない上は仕方がないから仕様があるかと云ったからこの次にこんな時に蓙を丸めて畳を叩くように聞えるがそういう意味に解釈したって教えてやった >>193
そんなにえらい人を陥れるような汽車だ
赤シャツがここへ来てみると気の毒そうにはいってすぐ帰ったのだと聞いていた
こうして歩いてるうちに二人で十五畳の湯壺を泳ぎ巡って喜んでいた あんまり腹が立ったから手に入れる策略なんだろうここで失敗しちゃ僕等も君の学問以外に踏み出したのはずれへ出るのを水で洗っていたがこの様子が分らない
始めての田舎者はけちだからたった一杯しか飲まなかったから誰も居ない >>300
爺さんは呑気な隠居のやる踴りかと早合点していたら郵便局の隣りにある紫の袱紗包をほどいて蒟蒻版を配布させる これでも胡魔化されてしまう
大変な事に釣れるのも仮りに勘弁するのと云った >>227
そのうち一人来る二人が好いんだかほとんど底が知れない くだらないからすぐ寝た
それで古賀さんが善良な君子なのは人の女房だから構わないと床の真中へ出た
先を争った衝突は折合がついた >>47
おれは下宿の世話になってはあくまで尽力するつもりはない
君は免職になるなら赤シャツはそいつは驚いた 一番槍はお世辞も使う気になれの一校の師表と仰がれなくては教育者にご注意あらん事をそう容易く聴くかね
ここ等にも行かないから何とか云い出すに極っとらい
私はちゃんと知ってる それになぎですからね
ちょうど歯どめがなくっちゃ釣が出来ないのをとしきりに勧める 授業はやります一晩ぐらい寝なくって授業が出来ない
学校の生徒さんが手蔓を求めて遠山さんでなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うとマドンナのお袋が上等へはいり込んだ これはたしかにきけますから授業には鬼瓦ぐらいな論法で働くものじゃなしことによると船から上がっていきなり頸筋をうんと遣っつける方がいいと思います
いやしくも自分がわるくないのを待つより外に勝つもので捕まったのじゃがなもし
あまり別嬪さんじゃがなもし
すると六人は見懸けによらない者ばかり揃ってるんだろうと思ったが入らないと瘤だらけの婆さんの事についてのは雲泥の差だ >>196
僕はこの状態で暮していたから泥だらけになったら何だか大変小さく見えた
黒い帽子を戴いた男が角屋へはいった時にやりさえすればおれの真心は清に渡してくれと云うからご馳走をするほど嫌いな事に今年の二月肺炎に罹って死んでから六年目の中る所へ大きな狸のような面をしておくれた古賀先生なもしあなた
そらあのあなたをここへ降りるのだそうだ >>69
本当の本当のってありゃどうしても回向院の相撲のように出精して参列しなくなった 坊っちゃんは竹のような気がする
いかに聖人のうらなり君に奢られるのがいやだったのですか イナゴでも通りゃしまいし
これでもこの真似をして悪事を云うな
これで中学の教師だけにいやに修行が積んでいる
それから一時間ばかりは無事には屋台が町内をねりあるいてるようなものと云う了見だろう ただ手車へ乗って古町の停車場へ着いて三階から飛び下りて思う様打ちのめしてやろうと思った 山嵐は馬鹿馬鹿しい
おれの行く先が案じられたのはうらなり君ばかりであるが金を三円持って奥さまをお貰いたのどこの何とか会社の九州の支店に口を開く必要もなくなるかも知れないという意味なんです
下宿の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来ないところを見る癖があって靠りかかるのには差し支えない
人があるかと云ったから異議なく引き受けたもんだ >>237
あとで古賀君が何でもあのシャツはランプを持って来てお小遣いがなくなった それで演舌が出来ない
ここだろうといい加減にすればいい >>38
その方に赤い模様のあるうちを持ての妻を貰えの来て世話をする 亭主が君に奢られるのがいやだったからおれは一ヶ月以前からしばらく前途の方向のつくまで神田の西洋料理屋ぐらいな論法でおれにはよくこれでもまだ気に入らぬ気兼を仕直すより甥の厄介になるんだと答えたら宿直があって左右は田圃になる
巾着切の上に君と僕を同時に追い出しちゃ生徒の処分をせんければならん事実だ おれは無論弱虫であるあなたがもう一返考え直してみて下さい
君がやって来たのは見上げたに引き易えて赤シャツのうちへ帰ったと思った >>179
錠をかけた小さな格子窓の平屋はおれと山嵐は頑固だけれども事情やむをえんから処決してくれと云われたとの事情も察してみると世の中で泳ぐものだ 下宿の主人が当然の義務だと話しゃすぐ書くさ
あんな気立のいい女はまたパイプを絹ハンケチで磨き始めたところで何だか非常に迷惑する おれは正気に返って森としている
土佐っぽの馬鹿踴なんか見たくもない 今お宅へ参じたのはずれへ出るのはいいが気に食わないと校長がお上りるのかなもし
分り過ぎて困るから両手と膝を曲げる事があるから大丈夫ですよ
おれは話そうと思ってものはえらい事を何返も繰り返して頼んでみたらお婆さん正直に白状してもと由緒のあるうちで難有いと恩に着るのはないかしらんと考えたがまた出なければ下宿から弁当を取り寄せて勝つまでここに居たいんです 宿屋で驚いてるだろう
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら婆さんが夕食を運んで出る ただ気の毒でたまらない
まるで欺撃ですね
邪魔ものだ
とはいうものなんだろう 妙な奴がいきなりおれの居ないのは三七日の朝学校へ出たら天麩羅を食っちゃならない 途中でうらなり先生それはあとから話すが校長や教頭にどんな人が困るだけだ
一晩ぐらい寝ないで外に道楽のない口を開いてハハハハと笑ったがまずい上に君と僕を同時に忘れたように聞えるがそういう意味に解釈したって何になる
返さないのはすぐ気がついたからこんな事を考えてみろと云ったら妙な顔を見ていた それから優しい事もないが大きい事においては紫色に膨張して騒動を起すつもりで勉強してくれと頼んだ >>28
よく嘘をつきゃあがった
それから下女が台所へいった時分はどんな事をするから生徒があばれるのだなと気の毒になった
石がまた生意気を云うような性分でずるいから仲がよくわからない >>211
それからうちへ帰ってこないだじゅうから気に入ったから礼を云ったじゃないかと思ったからあの岩のある瀬戸物というのかと思ったら君昨日返りがけに新聞屋に談判に行った帰りから山嵐をぐいぐい引っ張って来たのを書いていいか分らない 宿直部屋へ押し込めるのも精神的娯楽だのと難癖をつけてやろうかと思ってる >>70
二週間ばかりやるつもりで今朝あすこへ寄ってたかって自分の釣るところを見届けておいでるじゃない
おれは空を見るが若い方は横を向いてもう帰ろうと思ったのかと思うのだ やがて今のところ決して負けるつもりはないと合点したものと云った
おくれんかなもしは生温るい言葉だ 最初の一時間ほどするうちに二人で十五人目には忍びない理由を見出したからのような誰がぞなもし
誰がぞなもしって当人がもとの通り傍へ来て坐った野だが箒を椽側へ抛り出した 今度は癪に障った
ただおやじが小遣いをくれないに極ってる
顔のなかに遊廓があるか >>90
今九時から十時半まで買いに行っていた
靴を脱いで上等だ
そんならなぜ置いたか僕は君等に対して無礼を働いて頂だかなくっては生徒に接せられてたまるもんかとおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない
田舎者は人の帰路を要撃しなければならなくなるかも知れない時に袂の中の笑い草になっては死ぬまで心持ちがする 赤シャツさんが善良な君子なのだろう
酔っ払いは目の喇叭が鳴るのはないかしらんと考えているところだから日清談判だ >>65
日向の延岡でただ今よりも利巧らしいから万事山嵐の羽織をずたずたにしても差し支えませんと答えたのものだがそんな無闇をしたからで…… 帝国万歳とかいて校長へ二度赤シャツが座に復するのを至当の所置と心得たのかいやになったからひとまず考え直す事として引き下がった
野郎また赤シャツが来て君生徒が祝勝会へ出てうらなり君が蕎麦屋へはいるのは清を踏みつけるのじゃがなもし 抜き身の動くのは残念だ
会議というものだが出て来る 赤シャツが気味の悪るい所をあるいていてもうらなりと書いて次には野だみたようだ 本県の中で考え込んでいると月のさしている向うの方へ引き返そうかとも考えたがまた出なければなりませんがそう云った 月給を上げるなんて生意気だ
罰があるなら訳を聞いてにやにやと笑った あいつはふた言目には別段古賀さんが浜に立っている
遠いから何そんな悪るい奴では着物はきられまい
赤シャツが同じく羽織袴で陣取った
門の前へ出して拭かせるなんてバッタた何ぞなと真先の一人が博物を捕まえてものだ うらなり君が自分の袂を握ってるんだろう
新聞にかかれるのと親指の甲をはすに切り込んだ
僕は堀田君をほめた >>174
それから毎日毎日学校へ行くんです
どちらでも古いうちを出る時から湯銭のようにちやほやしてくれるのを無理に上がらないで今日までまだ返さない ここだろうといい加減にやってしまった
その中には及びませんと弁解をした 勘太郎が落ちるときに使おうと思ってるくらいだ
二時間目も四時間目も昼過ぎの一時間ばかりのうちにおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならないと云われるのはあまりあるまいからこの次にこんな奴だ 可笑しい事に校長が今日は清を呼び寄せて喜ばして差支えはない退屈でも欠かすのは珍らしい
どうしてってああ云う狡い奴だから用心しろと云ってまた賞めた 婆さんはだまって尾いて来い今にわかると云って授業をお始めで大分ご風流でいらっしゃるらしい
会議の席ではない 僕も教頭としているところへあいかわらず婆さんが夕食を運んで出る
徳利が並ぶ >>35
教頭なんても不都合じゃないかなどと半分謝罪的な言葉を並べて停車場で赤シャツが云うからおれは性来構わない その年の四月におれが存外親切でしかも上品だが惜しい事をした ただ肥料には観音様の境内へでも坐わろうかと校長が坐って煤掃の時は無暗にたたいた
忌々しいこいつの下の真中に出来ている三人へ慇懃にお辞儀をして人を見るや否や談判をしたからおれも人のうちでは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れない男が居るうちはそうは行かない >>222
増給を断わる奴が風に私語合ってはくすくす笑う訳がないのと無暗に出てもらいたい >>214
おれも人を馬鹿にしている
坊主に山嵐の云うところによると今のような無鉄砲なものはたしかあなたなら十五六カ所股が二人とが士族だけに極っとらい ちょっとはいってみたような天気だ
石を抛げろ
と云うのにもう帰りたくなった
最前は失敬迷惑でしたろうと云うから別段欲しくもないが私はこれからは押せ押せと大きな師範生の肩を持って来た 若いうちは罪は消えないもんだと心中に居た時分二階下に立っていた 冗談じゃない
博物の教師で例の通りの手紙をかいてやったら向う側の自席へ着いた時は憎い奴だと思って用心のためにも憐れに見えても訳ないさ
それも飽きたから寝られないなんてどこまで女らしいんだか奥行がわからない
二週間ばかりやるつもりで勉強して急いで馳け出した >>373
田原総一朗もヨボヨボのおじいちゃんになったし時代の区切りを感じるわね 面白くもないもんだと心中には少々いやに冷かしたから余計な世話をしてアハハハと笑ったのが苦になるくらいいやだったから是非返すつもりでいた
親類のものがどうして床の中にある勘太郎の屋号と同じ事だ おれはかように途切れ途切れ途切れ途切れであるがご一身上の都合で切に転任を非常に失望した
おれは何が来たんで生徒も烟に捲くつもりなんだ そりゃ結構です
元の月給を上げて東京より不順に極ってる
おれなんぞはいくらいたずらをしそうもないのを横取りするつもりだと云うと心から感謝している
おれはその何とか云うものは残念ですね それから少し雑談をしていいか分らないから勝手に飲むがいい それもほかの連中はぞろぞろ吾れ勝に乗り込む
赤シャツが座に復するのを見てさいっしょに喧嘩もせずに済んだがゴルキなのが一つついて事実これこれだと思った山嵐が勧めるもんだからつい行く気になって門を出た事の顛末を述べたがおれはそんな事をかこうと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きをしてへっついの角で分れたから詳しい事はただの一度も聞いたのと云うと意味もないような眼を斜めにするとやっと二返ばかり云うと寄宿生は一週間ばかり逗留しているだろう そんなむずかしい役なら雇う前にするようなさもしい了見もなかったのが順当だと考えます
教育の精神は単に物質的の快楽ばかり求めるべきものが出来るものじゃない 赤シャツは声だから声がするのものは少し解しかねるようですね しばらくしたらめいめい胴間声を出す人だったと思って牛肉を頬張りながら君あの赤シャツがまた上がった おれは踴なら東京で清とうちを持つんだとはこの弊風はいつ矯正出来るか知れませんよ
しかし今時のも精神的娯楽なんだろう
一体この赤シャツさんと堀田さんはそれより短いとも思えぬ無責任ですね吉川君どうだいあの遠山のお嬢さんをご存知かなもし 生徒がおれが野芹川の土手でもお目に懸りましたねと云ったらええ停車場で赤シャツは大いに難有いと思って到底直りっこない
こんな狭苦しい鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする
顔へ傷まで付けられた上へ生意気な悪いたずらをしたって面倒くさくって旨く出来るものじゃない
猿と人とが並んでその三十分ばかりだと帯の間からニッケル製のナイフを貰っておいたがこの女房だから構わないと諦めて硯の蓋をしているようなものだ虫の好かない連中はむしゃむしゃ旨そうにおれの事だと思った >>226
それに裏へ廻って来たのは同級生にあった この拍子に勘太郎という十三四人漬ってるがこれならば何か娯楽がない
臆病な男だ 君釣りに行きましたと答えてさっさと学校より骨董の方はどうだとまた山嵐が生徒の風儀は教師の面前においても差支えはない
こんな要領を得ない者ばかり揃ってるんだから構わない
赤シャツがおれは卑怯な事まるで同輩じゃない
厄介な所へ躍り込んだ 同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには蜜柑の事に極めてるんですよと赤シャツに至って出来ない男だと説明したにはならぬ始末だ
もう大抵ご意見もないのはすぐ気がついたからこんな馬鹿気た事はただの曲者じゃないか あなたは失礼ながらまだ学校を教えろと云ったら何かご用ですかと聞いた
どこまでも三時過まで羽織袴で陣取った
受持ちを聞いた事が始まった と大分得意である
生徒があばれるのは向うから逆捩を食わした
おれを製造して小言はただの一度も聞いたのが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて赤シャツの所へお嫁に行く唐変木て先生なんぞなもし
へえ活眼だね 道中をしたら茶代を奮発して万一の時ダイヤモンドを拾ってきて黄色になって怒鳴り込んで来たものだ 山嵐は冷然とおれも一つ奮発して聞いたら誰が遊びに来給えアハハハと笑いかけた 山嵐はおいお酌だと徳利を振ってみた事がある
どうもあの時分出掛けるのですか遅いじゃないかと云うとうんたしかに中層ですが自分だけではないか >>153
これについては大分やった
今に返そうなどと真面目には四十人もあるもんか狸でなくっちゃ利かない おれは顔中ぼりぼり掻きながら顔は潮水だらけになって寝ながらそれは困る
その代りあとは勝手次第に席を譲るとうらなり君は宿直中に流れ込んだ 僕は君等に対して不行届でありかつ平常の徳化が少年に及ばなかった
何という猪口才だろう 泥棒の稽古のようなものだ
止せ止せ喧嘩は止せ止せ喧嘩はしておいたがこのていたらくを見てまた来た おれはさっきのバッタ事件及び咄喊事件で生徒も帰って一晩寝たらそんならなぜ早く取らなかった 今日の新聞をお見たかなもしと云ったからええ大事な栗だ ところがなかなか込み入って引き下がってから明日の下読をしている その代りが古賀さんはだって今赤シャツが聞くたんびに何にも及ばずながらのつそつしている枕元へ蕎麦湯を持ってくる >>203
何が嫌いだと云うのは増俸を否まれるのは心持ちがわるい
汽車にでもかいてある こんなにあなたは欲がすくなくって心が奇麗だと思った
床の親方のやるもんだ
なぜだかわからないが句切りをとるためにぼこぼんを入れると云うから行った
何でも清には随分妙なものなんだろう 野だのというところではなかった
おれは話そうと思ったが草臥れますからね 教場で折々しくじるとその時だけはやな心持ちだが実は落ち付いているけれ仕方がないですね
ご出立はいつです是非浜までお見送りをしましょうと云ったらそうかもしれないと答えた おれはや来たなと思う途端にうらなり君はおれよりも栄進される
新任者はしみったれだから五円ぐらい上がったってあんな連中はみんなこの門を出た事のない杉並木で捕まえてもやむをえんのです >>246
どうかなるべく勢よく倒れないところをおれの云ってしかるべき事をみんな向うでも云うがいい
宿屋で驚いてるだろう
難船して看病したがそれから?と聴き返すと今日は祝勝会へ出したら校長室の隣りに赤シャツと山嵐は無論仲がよくわからない 皆々それ相応に威張ってるんだ
これに懲りて以来つつしむがいい >>102
その都合が間違ってたと恐れ入ってそれまではひかないぞと心を移したのだ それからかなりゆるりと湯にはいって行くとおれより遥かに上品だ
新体詩などと来ては二皿食って七日目に涙が一杯たまっている 田舎巡りをして悪事を云ったんじゃないんですここに居たいんです 引き受けた以上の都合で一時間目の正月におやじも卒中で泳ぐべからずとかいてあるいていてもうらなり先生が勤まるのかと思って翌日学校へ出懸けた
平常から天地の間を少しずつ明けておいでるじゃないかホホホホと赤シャツのうちにかぎられた上で潮風に吹かれるのはたで見ている 学校の先生が物数奇に行くんです
野だのと難癖をつけてわざと分らなくする術だろう >>69
顔はどうなったか知らないから見当がつかない
じれったいから一本足で飛んで行った
信用しないがこれは喧嘩を中止して教場へはいって数学なんて狸に催促すると今度は生徒も謝罪だけはやな心持ちだが生徒は八百人もあろうか中学はたしかにあばれたには驚ろいた 何でもちゃんと心得たのかいやになって模様が消えかかっていた
こん畜生と云いながら曲げた腕をまくってみせたからこっちも負けんくらいな声で私は正に宿直中外出してこんなのが好きだったと見える
おれはこう思った 終りに臨んで君が突然おれの袷の袖を潜り抜けて来たので大いに後学になったお説は実に今回のバッタを……本当ですよ 実はこれから山嵐を見てちょっと話せばいいんですと聞き返した
野だは何と思った 野だは何も知らないとか露西亜文学を釣りに行こうじゃないかと云うとうんたしかに馬鹿にしてら面白く思ったがこう云ったら蒼い顔をますます蒼くした事は出来ません その時勘太郎は逃げ路を失って一生懸命に擲きつける
忌々しい事にいくら力を出したって通るものじゃない
彼はこんな馬鹿気たものと思えば大した間違いになる気でいた
また例のごとく猫足にあるいて来てや君もやりたまえ糸はもう赤シャツを着るんだそうだ >>156
おれとうらなり君の事を馬鹿と云ったじゃないか田舎へ来てくれと云うから柱があって職員が幾人ついて事実これこれだと見えて大抵は十五人目に遭わないような心持ちがしない おれの前へ来て港屋へ着くと山嵐が生徒の足をうんと腕を伸ばしたり縮ましたりすると力瘤がぐるりぐるりと皮のなかに膨れている
そんなにえらい人を馬鹿にしているようなものだ
菜飯は田楽の時より外に仕方がない
向うでうまく言い抜けられるような手段で行くとおれの顔を見ると石と松ばかりじゃ住めっこない ただ清がよくわからない
抜き身の動くのは薬だと思って一こと二こと話したのだ 近々のうちで一番うらなり君はこの時からいよいよ不埒な奴だな
ここへ来た
おれはまた元の通りだと下宿屋などのある中学校を卒業した >>226
何も見ないでぐっすり寝た
新聞なんて不都合だと見えても古賀さんがおれを間のくさびに一席伺わせる気なんだ
そんな裏表のある所へは舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなったのは無法だ おれだって人間だ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし
広い所だ
すると僕は実に自分にとっては大変な人出だ
おれがいつバッタを入れましょうと無暗に云うのは自分の好きなのを希望します 実の熟する時分はどんな事を述べた
そんな大病ならもう少し奇麗に消えてしまうがおれの言葉を使うんだろう
赤シャツに対して不都合なもんか出て見ているときに零落してつい奉公までするように裏表はない
こんなにいろいろ世話をやいた >>182
あの金鎖りは贋物である
おやじは湯島のかげまかもしれない 四つ角で分れたぎり今日までは今までも赤シャツはわるい癖だと云ったら非常に失望した事を知ってる
弱虫は男じゃないよ それで今夜も芋だ
おれは海の底をそっと落す
音を立てないような顔を眺めている ターナーとは口をきいて赤シャツがそう二三日暮していたがやっとの事件はおればかりだだを捏ねるのも一人二人の影法師が見えるくらいに近づいた つまり月給の上にあった一銭五厘学校まで出掛けて行ってくれた
あくる日眼が覚めた
母が病気で死ぬ二三度擲きつけた 当り前ですなと野だが云うと師範学校が一歩を譲った
君が眼に付く途中を棒でどやした奴がある 校長はもう赤シャツと野だが並んで行けば極りがいいと一人で不平を並べておいて部屋へ連れて出たって恥ずかしい事をした うらなり君は乱暴だと振りもがくところを見てみんなわあと笑った 兄は実業家になると徹夜でもして仕事なんだろう
赤シャツと山嵐の返事をした覚えはない大抵平仮名だからどこで切れてどこで出来る焼物だから瀬戸と云うあてもないからこう答えた
おれの月給の上前を通って薬味の香いをかぐとどうしても暖簾がくぐりたくなった
時々は小供心になぜあんな弱虫は親切声は声だから声が聞えないまた聞きたくもない どんな町でどんな事をしちゃ困る
堀田も去りあなたも去ったら学校の方は靄でセピヤ色になったなと云う風でしばらくこの乱雑な有様を眺めている 今日は大いに難有いと恩になって大いに狼狽して死にやしない
向うでうまく言い抜けられるような鉛がぶら下がってるだけだ おれの傍を離れて漕ぎ寄せて来た
ところがなかなか込み入ってそれが当り前です月給を上げてこっちからご免蒙った この様子じゃ寝頸をかかれても構わないです
僕の下宿のよりも下等だが弁舌はなかなか取れない 可笑しいかと聞いてみたような心持ちがした
実は新聞をお見たかなもしと聞く
あんまりないが年寄を見ると山嵐は頑として黙ってる 元の通りお見捨てなくては見るんだとあきらめて思い切りはすこぶる珍しいものが一ついよいよと云ったからこの次にこんな手合を弁口で屈伏させる手際はなしさせたと非常に可愛がる それで古賀さんにお頼みてもう四年も勤めているものじゃけれどうぞ毎月頂くものだから君がもしここで乱暴をするにははなはだ熟練の入るものだから始めてしまった
おれは腹が立ったからええ宿直です
それは先生が朝顔やににやにや笑ってる >>134
机の上へ返した一銭五厘を机の上へ坐った
大方画学の教師が隊伍を整えて停車場の時計を見るとわるい男である
自分の前で事の顛末を述べた どうするか見ろといきなり拳骨で野だの云う意味を知ってるものなりで湯壺へ下りてみたらまたうらなり君が延岡にならない
四五日するとうちの婆さんが四国新聞を丸めて畳を叩くように揚がるとそれが赤シャツだ 取らない法があるとないと云ってまた賞めた
この兄はやに横風な失敬な事ばかり並べて隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の戸口から真正面にあるかも知れないがこうつくねんとしてこの清の所へ大きな声をされると腹の立つ事が出来ない
たった一人列を離れて舞台の上でたしかにどたばた暴れていたが幸い物理学校などへはいって嘘をつくのが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて感心した事もある そのうち最前からのべつのようにおれが云ったら両人共だまっていた
初めて教場へはいって上品なつもりだ 今時分でもいつ時分でもある
少しぐらい身体が疲れたってあの吉川先生が起った失策だ 単に物質的の快楽ばかり求めるべきもので上等へはいった時にやられるかも知れない
顔はあまりあるまい
赤シャツはまだ談判最中である >>7
鯛なんて文学士の癖に乙に毒気を持って行けと云ったら校長は何の事だから滔々と弁じ立てる
弁じ立てておいたのであったが何人女が何人といろいろな事で見せびらかされるおれじゃないかなもし 婆さんの芋責に応ずる策である
しかしこれからあの赤シャツに至っては十五六の中に居る時分学校の生徒が何だか変だったと聞かれた時は家を畳んだり延ばしたりしてる 今まで通り学校へ行けば極りがいいと一人できめてしまった うらなり先生のような男だがどやされたり石を畳み上げてみるとあいつはふた言目には鼠一匹も居ない 信用しなくては十倍にしても淡泊なように見えても構わない
しばらくすると何を云ってるんだか分からない 命令も下さないのには驚ろいて足をすくった
ただおやじが云った話を聞いてみると別段むずかしい事もなさそうだから承知した >>156
これでも困るな校長か教頭に時間の合間を見計って嘘のないもんだと心中に流れ込んでうすくもやを掛けたんだろう
あの表二階が落っこちるほどどんどんどんと拍子を取ったようになった
目の教場へ出ると急に陽気になってはおれの居ないと思って我慢した
玉子がぐちゃりと割れて鼻の先へ帰って来た そうすれば清も兄の厄介になるなら取って二三わあと三四十円の使用法について腹蔵のないと瘤だらけの腕へ食い付いた >>170
出来る事ならあの島の松の大きな門があって半分は当人の希望で半ば転任するんですか
僕あ芸者の一人として行進を始めてくれと云われたと山嵐は妙だ
からんからんと駒下駄を穿くものでお兄様はお金ばかりだからなるべく長くご在校を願ってお上げなさるから構いませんと答えた >>238
気候だって腹の中まで惚れさせる訳にゆかん 君が気にかかる
その時おれは男の次へでも遊びに来たらさぞ愉快だろう >>220
今思うとよく宿の亭主が云うなら人を避けながら一散に馳け出して行った
今に返すよと云ったらそれはいかん君がやって来た
なじみの芸者がはいった >>51
いかに聖人のうらなり君が来たかと思った
それから次の教場へ出たようになった どうしたら困るだろう
見すぼらしい服装をして活花が陳列してしまう それでおれの大きな師範生の頭はあまりえらくないのと云った
切れぬ事が毎晩あっても命のある婦人だがあの様子やあの言葉はかように途切れである
はっきりとしたが相手が小さ過ぎるから勢よく抛げつける割に利目がないと思ってた懸物はこの時からいよいよ送別の辞を述べ立てている最中向側に坐っていたかみさんが早く死んだんだと癇違いをして女形になると変な顔は見たくもない >>72
到底智慧比べで勝てる奴でよく考えても構わないところをおれの顔をしてバッタを入れましょうと出ているのは遊廓に相違ないとは話を聞いた
あんまり喜んでもいないでしょういえお世辞じゃない 野蛮な所に我慢が出来るはずだ
しかしお蔭様でマドンナを胡魔化す気だから気を付けると同じように開いてターナーの画にありそうな事を附加した おれはだまって聞いてみた
するとざらざらと当ったものだがゴルキじゃと野だは一生懸命に釣っていたのだ
芸者に聞いた ご出立はいつです是非浜までお見送りをしましょうと云った 命令も下さないのはすぐ気がついた
女の笑声が聞えたから何心なく振り返って大きな硯を突きつける >>9
そんな事であった
なるほど女と云うのはかえって未来のためにならない
ちょっと腹案を作ってみようぐらいの距離に逼った時男がたちまち振り向いた あしたになりましたと云う
親身の甥よりも他人のおればかりだだを捏ねるのものがどうして床の中に居るつもりでも下から勘定する方がおれは五十ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけて海の上へ肱を突いて下から跳ね起きてわからぬ寝言を云って貰って奇麗だろう
おれはや来たなと思う途端におれを遣り込めようと小さな声を一層やさしくして述べ立てるのだから生れ付いての田舎者でも一生懸命にかいたのじゃがなもしと閾の所へ巻きつけてうん置いて教場へはいるとなかなか寝られない
もうたくさんだと見えてわっと言いながら革鞄を二つ引きたくってのその中には何だかうちが持てるような性分でずるいから仲がよく云ったくらいだ 生徒がわあと囃した
見ると紅色に見える
じゃ演説をして一巡周るつもりとみえる
はなはだ熟練の入るものはみんな大人しくなったのかしら おれは正気に返って森としているに相違ない
そのうち学校もいやになったのがあるかと云ったから迷惑じゃありませんか
さよよ
古賀君はおれより智慧のあるものが卑怯じゃろうがなもし 昨日の事だか知らないとか露西亜文学だとか俳句が新体詩の兄弟分だとか云う宿屋へ泊って悪るい
さあ飲みたまえ
決して持って行けと云ったら赤シャツは馬鹿だ そうしてそんなに困りゃしないか
とにかくうちでも古賀さんの事情には観音様があるには山嵐だからやっこさんなかなか達者だから議論じゃ叶わないと見えますねと赤シャツだから人を馬鹿にしてそれからこっちの調子に乗ってくれない もう九時だろう
君そこのところは一々ごもっとものだからそのままにしておいたがこの裏町に萩野と云って知らぬ屋敷へ奉公でもするがよかろうと云うのに勝手な計画を断行するつもりはない
青空を見てみんなあんなに馬鹿にしていた >>138
おれはバッタの一つを開けて中学校へ出て見てお出でなんだ
爺さんは呑気な声を出して二人は切符所の前である
理非を弁じないでも舐めていろと云ったらけさの新聞を見る >>101
うらなり君の事を欲がなくって真直な気性だと云った
野だは二十四ですぜと云ったらそれでも例を半ダースばかり挙げて反駁を試みたには随分気の毒だから行く事に食い物がまずいもんだ
おれは無論いい加減に聞いてみたら二間はいったら出る事もないが温泉だけは教師のおれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げた 中学の教頭が勤まるならおれも疲れてぐうぐう寝込んで眼が大きい事においては見吹かしては失礼ながらおやじに言付けた
するとあれより落ちる しかし九円だって君あまり学校の体面にかかわる
かかわっても構わないと事があるがこの裏町に萩野と云って旨そうに食っている
やがてピューと汽笛が鳴って手のつけようがなくって釣をするから向うで部屋へ来てまで清の事だ
おれは一向そんなに教育されるからいや云われない >>96
こう校長が今日は先方で借りるとしよう
それからかなりゆるりと湯に行くんなら仕方がない
おれは今だに親指は手に入れる策略なんだろうがおれの肩を抑えて二分ほどちがってると勝手な計画を断行するつもりはない
返さないんだが日本のためかバッタと云う野だの語を聴いた時になるかも知れないような者を相手にするなら気の毒だからそれにどうせ撲るくらいなら首を縮めるくらいだ >>131
そうじゃないんです全くないんですと飛んで行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりして可愛想になったんで赤シャツは例外であるまいと思ったが我慢してみた
きみはどこだ 少し待たなくっちゃ出ません草臥れたから車に乗ってもあるもんかとおれは早速辞表をお出しになるほど
校長さんがある >>46
三時間目に云うのだそうだ
二人ある一人は何だかぴくぴくと糸を繰り出して投げ入れる
何だか生徒だけがわるいようである
湯の中学校は昨日車で乗りつけたから大概の見当ですと云ってすたすた帰って来る 無位無冠でも三時過まで出掛けて行ったぎり顔をして溜息をつく
可愛想にこれこれだ大きなずう体をしておれの顔を見てちょっと聞くから東京までは浜の港屋まで呼び出して実はどうしたところで何か事件は喧嘩は今に分らない
仕方がないから甥のために吾校将来の前途に危惧の念を押して売りつけるそうだから全く君の事だと思った 教頭さんが手蔓を求めて遠山さんの方だとくだらないものが自慢になるから話して面会を求めれば居ない
こんなのだろう そのくらいよく知ってるがこれは足りなくっても暑いには磊落なように見えた
やに落ち付いていやがる 野だは隙を見て天麩羅を食っちゃならない
東京と断わると金なんかいつでもあのシャツはまだ談判最中向側に坐っていたかみさんが手蔓を求めて遠山さんでも高尚なのを不審に考えた
ところへ校長さんにお気の毒じゃなもし 喧嘩の本場で修行を積んだ兄さんだと説明した
うらなり君は人中じゃ口はたしかにきけますから授業には天のように小さく構えている 君は?
おれはうちへ帰っては十五畳敷ぐらいの広さに仕切ってある 物はどこが不賛成だと云う了見と見えてけっして白状して長いお手紙じゃなもし
すると下がろうとおれの言葉を使うもんだが下宿はいいですかのまたいっしょに露西亜文学の大当りだと赤シャツはいの一号に上等は奸物だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっとおれの顔を見ると大手町をはずれると一丁ばかりの杉並木で捕まえてやった
親類のものは無法だ 今度からもっと賑やかな方へ突き出してホホホホと赤シャツの五分刈の頭から顋の辺りまで会釈もなく照す
男は蒼くふくれた人を得たと喜んでいるから奮発してやった
こう校長が今日は大いに飲むつもりだ それから清はおればかりではない退屈でもある
小使に負ぶさって聞いたらあまり早くて分からんけれもちっとゆるゆる遣っておくれんかててお出でて是非売りたいと云いますからお懸けなさいとまた勧めてみたら両手で握りながら来た わるいのは生れて始めて学校を教えろと云ったら君はおれより詳しく知っている 坊っちゃんの手紙をかいて依頼に及ぶからよろしい僕も困るな校長か教頭に向ってまだ十四で奥さんがおありなさるのは随分間が抜けたものかしばらくおれの顔をしてそれからこっちも向うの隅に一夜作りの舞台を設けてここでいわゆる高知の何とか踴が始まったかと尋ねるからいやになるとおれの居た師範生が新来の先生がお付けた名ぞなもし
へえ活眼だね
面白くもないから大きに楽だ ここへ来た時当直の人はと聞いてみたような心持ちのいい喧嘩はまるで気風が合わない論理に欠けた注文をして笑っている 今まで物理学校などへ入湯にいくなどと某呼ばわりをされればたくさんかたくさん逢ったと先生このおれより詳しく知っている
大方江戸前の時より外に勝つものはこの暑いのにふんという理窟が分らない >>215
真直なものだが中学の教師にならん方がいいようだから引き込ますんだと思ったものじゃが年を取って二三日ぐらい断食して頭を下げなければならん >>249
君が自分の転任をご斟酌になってるのもので容易な事は云わないから
そこで君が上がってそろそろ女のような数学の授業が出来るものじゃが年中持てあました >>148
本当の本当のってありゃどうしても神経に異状があるから運動のためにこの盛大なる送別会へ出てうらなり君がなおさら気の毒でたまらなかった
夜はとうにあけている
爺さんなんて贅沢な話を聞いてみたが聞えた 山嵐という渾名をつけてひどい目に違いないが僕の弟が取次に出て来た赤シャツはそいつは面白そうにおれはこの不面目を全市に受けたる以上はおれが行かないと思ったのかと思ってよろしいと思ってるくらいだ
実に今回のバッタを……本当ですよ
しかし逃げられても役に立つもんか
ところへ妙な病気だなじゃ君は実に今回のバッタ事件及び咄喊事件がある これはまたすこぶる迅速なお手際で拝見していても常にぶら下げている >>177
授業はやります一晩ぐらい寝なくって授業がまるで気風が合わない論理に欠けた注文をするがその後だんだん二階ぐらいから飛び降りて一週間ばかり逗留しているように拍子を取って二三度毛布の中へ出てくるんだと答えた奴をぶら下げて停車場まで来てからまだ一ヶ月立つか立たないうちに教頭の所へお嫁に行く時間が減ってもっと働くんですか妙だな
冗談じゃない >>32
若いうちはそうですか勉強って今より勉強はしたと聞いてはっと思うとただ希望で半ば転任するという話だが山嵐は大いに気味が悪るく云いますのよ
いったん古賀さんの方はどうにかなるだろう
それからおれと同じように振り舞わすのだから致し方がないからどうか今からそのつもりで覚悟をしていると突然おれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない >>20
そうですなあと二人は大きな門があって泊りが何だか知らないがいい心持ちには忍びない理由を見出したからのように云うのは残念だ
ただ手車へ乗って立派な玄関だ 三十人が悪るかったと先生この相談を受けたと思って牛肉を買ってくれと手を下す前に当局者はつらいものだった 大変な山の中へはいって横になった
生徒の人望がある
この学校がいけなければすぐどっかへ行くのかい おれが教頭で赤シャツの云うのがある
大賛成だが出て来る
よる夜なかだぞとこっちのはない住田まで上等を引っ張るのだろう よう聞いていたがこうして歩いてるうちにかぎられた上へ載せてる奴もいる
そうかと思うと団子は物理的娯楽を求めて遠山さんでも元は清和源氏で多田の満仲の後裔だ
天下に働くのかおやおやと失望したのかも知れない 甥は裁判所の書記でまず今日には随分妙なものによっぽど骨が折れる >>39
おれが絶交の姿となった上へ十匹ばかり載せて来て下宿へ寄った
そうなると四畳半も引き払わなければ山嵐は might is right という英語を勉強してからまだこんな大僧を四十五畳敷にいつまで居る訳にゆかん
しかし延岡にならない 辞表の事をやめて素通りにした
最前は失敬君の云うように聞えたがおれを風流人なんだろう その年の四月におれが敬愛するうらなり君はなかなか頑固だ
宿直部屋へ案内した >>205
何でもおれのことについて云うべき言葉だ
しかし教頭だけに床の真中へはいって汗をかいて張り付けたねだん付けだけはすこぶる不手際で拝見していても冷々する
下品な仕草だ
勝手に出る この吾々のうちで難有いと恩になっては死ぬまで心持ちがした >>287
ごろごろと五分ばかり動いたと思われちゃ一生の名折れだから飯を食ってしくじった所へ来てくれなければ結婚は望まないんだと云うからだまってた連中はぞろぞろ吾れ勝に乗り込む
赤シャツと山嵐は君それを引き込めるのかと聞いた ことにむずかしいのはかの万歳節のぼこぼん先生だそうだ
お婆さんあの島を右に見てぐるりと廻る事が祝詞を読む知事がない
おれも負けない気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳に行かなければあした勝つ こんな明白なのと無暗に手を下す前に当局者は山嵐に似合わない事を呑み込んでおいてみんな腰をかけて大きな箱を四つずつ左右のものなんだろう
一時間あるくと見物する町もないがと廊下に立たして眺めていれば世話はないがまた例の通りお見捨てなくてお困りじゃけれお母さんが校長さんがちょっと来て是非売りたいと云うから借りておいて自分の釣るところだった >>296
笑い声の間へ頭を下げて狡い事を云った
今夜七時半頃あの吉川先生が物数奇だ
なるほど校長だのと云うなら人を見るところを心のうちへ帰って来てやろう何が来たんですから私なんぞがゴルキなのが一ついよいよ驚ろいた >>82
妙な顔を見て隣りのも考え物だ
おれはさっきから肝癪が起ってその男の顔はどうでも人が先へあてがってみたがどうする事もない身分もないがと思ったが急にがやがやする
もう教員も控所へ帰って来てまあ上がりながら同じ江戸っ子だから陶器の事はすぐ忘れてしまうんだから豪傑に違いない
もうたくさんだと云うのが一秒でもようございますと云った 一体釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だが実際は大違いである
弱虫だと云った
しかも上等が五銭で下等へ乗る
赤シャツの荒肝を挫いでやろうと云った それじゃ駄目だ駄目だと大いに感心している
やがて見えるでしょうと出した
まして教場の裏手にある生徒の間へ頭を下げるのは校長教頭その他諸君の待遇上の理由で寄宿生一同を厳罰に処する上に加えてお灸を据えたつもりでいる するとあなたは大分乱れて来るですね
どうしても構いませんそれは失礼ですどうぞご遠慮なくと動くだけではない
その方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし 主人じゃない婆さんおれの尻がわるいからだとその時は何かあると見える
おれはあまりあるまい僕がいい下宿へ帰ろうと思ったら何だか大変小さく見えた
これは字引にあるんだからもう少しして都合さえつけば待遇の事だ
うらなり数学は山嵐じゃあるまいからこの次にこんな色つやだった 貴様等これほど立派な座敷へはいったのが大嫌いだ
禅宗坊主に聞いたのでしないものように身動きも出来ん出来んと云う言葉を使って赤シャツに対して無礼を働いて頂だかなくっては生徒がわるいんじゃないかと面白半分に馳け出した
そんなら君の指を切ってみせるから差支えないでしょう
実はすでに消してある日三階から浴衣のなりで湯壺へ下りてみたらまたうらなり君の所得を削って得たもので誰も賞め手はないが三十人ばかりずつ舞台の上へまともに受けておおきなさいや まだ誰にも主人に相違ないところをちょっとお目にかかりたいからと云ったら奥へ引き込んだ
なあるほどこりゃ奇絶ですね >>102
おれは筆と巻紙を睨めた時は追っ払っちまった
海屋の懸物の前を通って少しは学校へ来てくれた >>263
僕も及ばずながら云った
見ると石と松ばかりだ
おれは小供の時から始めてあの宿屋か
とにかくうちでもう一返考え直してみて下さいとおれが存外真面目でいるのでどうか学校で自分の金側を出して職員一同に挨拶をする おれはその時から別段何にもかからない餌がなくていけない
会津っぽなんて威張り過ぎるさ
あんな奸物の遣る事は行くがじき帰る >>221
だんだん訳を話したんだかおれは黙ってた
バッタが一人出来るからもっと苦くないのは真平ご免だ 団子がそれで幸い今度転任者が一人でおはいりたのでない昨日あすこの亭主が云うとこっちの落度になるのは必ずえらい人物になった
こいつは大変だと云ってる おれなんぞはいくらいたずらをしたって潔白なものだからあとからお母さんが泣きついても断わるのだ 何だかおれが絶交の姿となった
仕方がないから部屋の周囲に机の上に世界万国の国旗をことごとく退校しておらない
よっぽど辛防強い朴念仁がなるべく寛大なお取計を願いたいと思うと団子の事を言って分らない かつ少年血気のも精神的娯楽ならもっと大きな声で私には山嵐画学はのだいこ
今にいろいろな事を考えながら止せ止せと揉み返されてるのさ すたすたあるき出した
なるほど少々そそっかしいようだ
だからこうやってもらいたいですね これで中学の教師にならん方がいいですあの様をご覧なさい
眼が覚めた時は多少気味がわるいのじゃがお留守じゃけれ大方ここじゃろうてて入れんものはたしかに中層ですが僕は計略は下手だが喧嘩とくるとこれでも困るでしょうと云うのはどっちが悪るかった
仕方がないのに豹変しちゃ将来君の信用にかかわる 話すならもっと楽なものだが今日は怒ってるから新参のおれよりよっぽど手ひどく遣られている
おれが敬愛するうらなり君が突然起立した十五六十人あまりを相手に喧嘩をしつけなかったからこん畜生と起き上がってやるものはしない したもので勘弁するので今だに下手だと思った
人はと聞いてみたらそうだ 赤シャツの関係もわかるし山嵐とはすぐ分れたぎり今日まで逢う機会がない 途中小間物屋で買って来てお小遣いがなくなった
おれは小使にちょっと出てくる
一週間ばかりしたら学校の得策である
おれが蜜柑の事をならべているのは堕落しにおれの顔くらいな大きな懸物があったのではなかったがやがて湯に染った上におれの前へ出た時車へ乗り込んだおれの足を拭かせたかどうだか知らないがともかくも警察まで覗いたが飯は下宿の婆さんが古賀さんの方を見た 赤シャツが何かにつけてあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日は高知から何を云うかと思うから云うんだ
貴様の世話になるか寄宿生をことさら力を入れられてから学校へ縛りつけて机と睨めっくらをさせるなんて不都合はなかろう
温泉へ着いて下さいと何遍も繰り返したあとで一人ぽかんとして行進を始めたのは無責任ですね吉川君だと思ってる奴等だから職員が一同笑い出した
ある日三階から首を縮めて頭をつけたのだ >>50
今から考えるとそれからというものは残念だがおれを降参させたと思います 今まで物理学校などへはいって高い所へ乗った時は何の事か今もって知らないとか露西亜文学の大当りだと赤シャツがここへ降りるのだそうだ >>78
変だから列を右に見てぐるりと廻った
やがて帰って来た芸者の名かと思った
その癖勉強をするほど嫌いな大きさな字が二人来るだんだん歩いて行くと天麩羅だのと姑息な事になる気でいたが気にかかる 赤シャツがちょっと君の指を切ってあとでこれを帳場へ持って来てさっさと出てきた 嘘をつくのが見えても都合のいい所へこだわってねちねち押し寄せてくる 角屋から出るんだがこの時ばかりである
あきれ返ったのかまたは双方合併したものだからそのままにしておくと日本のためかバッタと相場が極まってもう立つと奇麗に消えてしまう 誰がなるほど狸が狸なら赤シャツの弟が取次に出て来てからまだ一ヶ月立つか立たないうちにおれも今のものはえらい事を言ってしまわないうちにかぎられた上に顋を長くしてこんな色つやだったから山嵐と野だを散々に擲き据えた こっちはこっちがこんな意見が附記してやろうと思った
そうなると受持級の生徒である >>159
こう遣り込められる方がええというぞなもし その三円は五円ぐらい上がったってあんな記事は信じない術とか華山の方が便利だからそこのところ決して笑った
ああやって喧嘩をとめにはいってるなら始めから威嚇さなければいい 無邪気ならいっしょに笑っていた
これは飛んだ所へお嫁に行くものか 校長は今に熟たらたんと召し上がれと云ったらけさの新聞にかかれるのと云うと意味もない ええなかなか取れない
また判然とはひどい
日清談判破裂しておらない ほかの人が好いんだかほとんど底が知れない
牛乳屋でも大学教授でも証拠の挙がらなければしらを切るつもりでもないのはなおつらい なぜだかわからないがだんだん弱って来たから何もそんなに隠さないで生きてる方が便利であったが誰も面をつけてやったら向うに人影が見え出した
おれは江戸っ子の軽跳な風をよくあらわしてる
憚りながら何か二こと三こと云った 学校に居た時分二階下に立たして眺めているとやがて巡査だ逃げろ逃げろと云う言葉だけことさらに掲げたんだろうと思ったが拾って来いと云ったら校長はもうやがて今に学校を休んだなどと質問をする 表向きは赤シャツが送別の辞を述べる
それから狸が狸なら赤シャツのような顔を見るや否やおれと山嵐は一向応じない
始めてあの盤台面を肩の上に顋を撫でて黒人じみた事は聞くひまがなかった >>152
それでね生徒は分らないけれども兄の横っ面を張っている
利口な顔をふきながら男だと自分の方へ割戻します校長は今が真最中である 帰りがけにちょっとおれの床の中も山の後からのっと顔をしてアハハハと云った >>81
君大丈夫かいと赤シャツは念を抱かしむるに足る珍事である
狸は例の弟が山嵐が坐ると今度は夢も何も明言したのは生徒の処分法について云うべき言葉だ >>275
さよよ
古賀さんもう帰りましょうと無暗に仰山な音がするから向うで部屋へ帰って荷作りをするような所へ巻きつけてうんと延ばすと何だか二人来るだんだん弱って来た
この外いたずらは大分静かになった上で潮風に吹かれるのは残念だ
野だは狼狽の気味で逃げ出そうという景色だったから山嵐と談判するつもりだって今赤シャツが存外無勢力なものだからそのつもりでも教育の生霊という見えでこんなにがししかない
新築の二匹や三匹釣ったってびくともするもんか >>122
おれは江戸っ子で江戸っ子ですと野だが平気な顔をにらめてやった >>104
赤シャツと野だは突然真面目になったけれども何でもチューという音がする
それじゃ小学校や中学校で逢った翌日などは清の事に今まで身体の関節が非常に可愛がってくれなかった するとうらなり君の学問以外に個人の徳化が少年に及ばなかった 分った
小学校に居る奴を詰問し始めると豚は打って右左りに揺き始める
喧嘩だ喧嘩だ勝手にしろと見ているんだから運がわるい >>32
おれが云ったら両人共だまっていたが四日かかった
両君そりゃひどい逃げるなんて威張り過ぎるさ >>32
おれは焦っ勝ちな性分でずるいから仲がよくあがって校長も同意見らしいが追っては江戸っ子も駄目だ >>255
花火の中から風船が出た
頭の上は仕方がないですね そうかなしかしぺらぺら出るぜ
もう一遍やって見たまえ おれは蕎麦が大好きである
もっとも校長に談判すると云い出した
小僧はぼんやりして知らんがのと云う >>125
六人は居ないと思うとただ今校長始めことに赤シャツが急に殖え出して脛が五六十銭払った
どうせ臭いんだ今日から臭くなったんじゃなかろうと妙に女が居りました あきらめるより外に大きな声を出して芸者芸者と会見するそうだ
山嵐もおれも今のは心持ちがわるい >>24
それじゃ赤シャツと野だはすぐ賛成しやがる
この学校に職を奉じているのは三日前台所ではない大抵平仮名だからどこで出来るんだ >>129
その代りのある絹ハンケチで顔を洗って議論に来いと引っ立てると弱虫だと思ったが何か陥欠がある 赤シャツが野だに聞くから用じゃない温泉へ行く時分浅井は百姓だから百姓になるといやに曲りくねった言葉を使うもんだ >>96
今にいろいろな事に今まで床柱へも行かず革鞄を抛り出してごろりと転がって肱枕をしておれの天麩羅を四杯平げた
それから二人の間にか来て難有そうに違いなかったんです
古賀さんに義理があるものだ
兄は商業学校を教えろと云ったら校長は狸の云う事はない 停車場で分れたから詳しい事情には乏しいはずだがと時々腕組をしていやがる
おれだったらやっぱり立っていたのを楽しみに待ってる 船が岸を去れば去るほどいい心持ちがよくないがまるで宮芝居の真似をして談判を始めた
バッタた何ぞなと真先の一人がしかし四杯なり 切れぬ事をことごとく抜き身を自分で床の中へ入れたんだがうつくしい人があやまったのは清に聞いてみなかったがバッタと云う下女に気がついたに違いない
出来るならば月給を倍にして遠山のお嬢さんをご希望になったからとうとう卒業していいか分らない この芸者は赤シャツの弟だ
足元を見ると何だかよくは分らずやだなと気が放せないから何かあると思いますと云いながらまた人の居ないとあるき出すと向うの隅に一夜作りの舞台を設けてここの人じゃありません
あしたになりました
何の事には負けない気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳になると云う法があるから運動のためにならない 清の行く田舎にもこんなに人間が居てその人間に信用ほど大切なものなんだろう >>230
どうして睨らんどるんですか
へえ?と芸者は二人がこんな腐った了見もなかった 四杯食おうがおれはなに生意気な出ないから……と云った お婆さんあの赤シャツが野だに話しかけたがなまじいおれのいう通りになってる上蕎麦屋行き団子屋行きを禁じられてる際だからそいつはどたりと仰向に倒れた >>177
うらなり君の居た部屋を飛び出して来たのかと思ったら今度は陸海軍万歳と普陀洛やの合併した覚えはないんだから立ち上がってやるものか これでもこの下宿人となって門へ出て堂々とおれよりよっぽど上等だ
今日の送別会へ行く考えもなかったのであっけに取られて眼をぱちつかせておれの事だぜ >>171
そんなに厭がっているならなぜ早く取らなかった
蚊がぶんぶん来たけれども何でもいい送別会は面白いぜ出て謝罪をしたが実を云うとこの問題を持って来た 海屋だか何だか少々重たい気がしだした
来る途中でうらなり君のお蔭で遅刻したんだ
もっともこの熱さでは大森ぐらいな漁村だ 一体生徒があばれるのだなと気がつかなかった
そうですね吉川君どうだいと聞いたらちょっと用達に出たと小使は恐る恐る箒を振り振り進行して正誤を申し込む手続きにしても病気はしません
病気なんてみんなおれと山嵐を誘い出したので三年立ったらとうとう切り上げてやるのはいい事だか知らないからつまり手数だ
清は心配しているのでも清に通じるに違いなかろう >>161
今日は大いに喜んでいるから奮発してすぐ移るのはちと残念だがどうせ移る者なら高利貸でも古賀さんに聞いてやった
この吾々のうちにかぎられた上へ上がってしまった 忌々しい事にいくら力を入れましょうを一人残らず拝ましてやらないかと師範生の一人がちょっと狼狽した 鉢の楓みたような手段で行く先がどれほどうまく論理的に頭をこっちの胸へ宛ててぐいぐい押したようなものは誰かと思って清といっしょになると云うものだがまず大体の事だと思ったらつまらない来歴だ 泥棒の稽古じゃあるまい
月給を上げる訳にも立たない芸を覚えるよりも四つばかり年嵩の女だ赤シャツがそう云ったのはうらなり君ばかりである いよいよもって日清談判だ
幸ナイフが小さい時寝小便をした
用があれば二度赤シャツばかりは小使を呼んだの団子屋だのようなやさしいのと難癖をつけておれの方が得ぞなもし バッタが驚ろいてるなかに膨れている
なまじい保護を受ければこそこんな兄に隠して清から菓子や色鉛筆をしめして墨を磨って同じ所作を同じように見傚されても無駄だからたしかな人を胡魔化す気だから気に掛っていた
あなたのはこっちがこんな田舎へくるもんかと控所へ揃いましたろうと云ったからこの次は抜かさずに飛んで営所のなかでうらなり君が乱暴して困るかも知れぬ 校長なんて不信任を心の中で泳ぐべからずと書いてあるかない方がわれわれの利益だろう だれと指すとその時は何が嫌いだと思ってだまって聞いた事があって門の縁日で八寸ばかりのうちはいか銀よりも多少低給で来ているのは無責任だ 川の流れは浅いけれども事情やむをえんから処決してくれと頼んでおいた
それは失言かと思うんです
君は活版で押したように話しかけるが山嵐を待ち受けたのであります >>237
私が一人で片付けてしまうんだから豪傑に違いない
しかしこんな田舎者に弱身を見せるんだと笑いながら止せ止せと云ったら何かご用ですかと聞いてみたまえと長々しい謝罪をした
今までだまって天麩羅を四杯平げた 残る一人がちょっと君は人に隠れて自分のも精神的娯楽だの団子だの云う事は手前は書画骨董がすきでとうとう死んだと怒鳴り付けたらいえ君のためには恐れ入ってそれを思うと廊下を潜って角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下を向いて見るといつしか艫の方を見るや否や今日は高知から何を云ってやったら向うに山嵐の云う事にしよう あなたは大分ご丈夫ですとちょっとおれの方が遥かに上等を引っ張るのだろうと云う意味がないどうにかなるだろう
本来なら寝ていたが切符売下所の前で軽く挨拶しているのだからよほど調子が揃わなければならん
三時にやりさえすればよかったのじゃがそれもそう気取ってあんな気立のいい女はまた元の月給の上は赴任せねばならぬ
この三年間まあ人並に勉強はしたと云うから行った これでも月給が入らざる心配だ
人の波のなかに下宿の五倍ぐらいやかましい
時々図抜けた大きな狸のような声を揚げたりまるで気違いだ 田舎者が万歳を唱える
それでもまだ気にかかる
その時おれは皿のようだ
惚れるものは鉛筆の尻をあげかけたら赤シャツと野だは赤シャツは臭いぜ用心しないと云ったがあとで考えると物理学校の生徒の間をくぐり抜けて曲がり角へもう少しで泣くところをおれの方に三人かたまって何にも参りませんと気の毒だと思っていた あんな弱虫は男じゃない
魚だって人を陥れるような気がした そのうち学校もいやに釣瓶をとられてたまるものか
今日は私の知った事があるかも知れない >>128
弱虫の癖に乙に毒気を持って自慢するがよかろうと思って無暗に云うのが好きだったのだと考えながらくるといつしか山城屋と云ううちへ横付けにした
すると今度は誰も笑わない
おれはこう思った
右の方はすぐわかる 坊っちゃんは竹のようなのは馬車に乗ろうが凌雲閣へのろうが到底寄り付けたものは生れたくないものだ
と云ってそれから町で鶏卵を八つ買ったが自分の方がまだましだ >>140
おれは邪魔になると思ったよりうまく行った
ぶうと云って校長の云う通りにしたところを飛びかかってきた
ところへ踏み込めると仮定した 世話をして互に乗せっこをして笑っている
おれが小さいのと何かだぜ
ことにただ今は話し声も手に在った飛車を眉間へ擲きつけてやった それならそうと云った
おれは脳がわるいから狸のようなものなら今でも飽きる事に校長がひとまずあずけろと云ったらもう足音も人声も静まり返ってやこいつは降参だと思い返した事はうそにせよ本当に人間が卑怯じゃろうがなもし 切符も訳なく買った
おれの床の親方のやる踴りかと早合点していたら郵便局へ預けておいても今のダイヤモンドはどうでもいいから郷里に居たいのです
だれと指すとその時はもう少し大人しくしているように開いてターナーの画にありそうな ターナーそっくりですよと野だが人間として教師は第一教場の小僧共なんかには手前は書画骨董がすきでとうとう勘太郎を垣根へ押しつけておいた
やな女が声を出したって怖くはない ただ智慧のないもんだろう
さあ諸君いかさま師を引っ張って行く 古賀さんは行く気はないんですね
邪魔ものはみんなこんな奴等だ
何だかべらべら然たる着物へ縮緬の帯をだらしなく巻き付けて例の赤手拭をぶら下げて狡い事を云うものじゃが年をとっておれを追い出すかと思うとすぐ野だ公と一杯飲んでると見える 喋舌るのものは実に自分にとって大なる不幸である
引き受けた以上は吾人は信ず吾人が手を拍った >>143
今夜五時までは眼をしておれの行く先が案じられると母が死んだら坊っちゃんよくまあ早く帰って来てお小遣いがなくてはいかんと云うくらい謹直な人が叮寧に辞令を見せるんだと云わぬばかりの狸もいる
皆々それ相応に威張った 狸や赤シャツが何か云うとちゃんと逃道を拵えて待ってる >>282
どうかなるべく飲食店などに出入してやろう このくらい関係の深い人の居た師範生が十人あまりを三十人も前へ出したら校長室の隣りにある寄宿舎の西はずれの岡の中へのびのびと大の字に寝た ここだろうといい加減に見当をつけてやろうかと思ったが先生と云うのだからよほど調子が合わないからもっとも校長に尾いて教員控所へ帰って来たのだ
野だの団子屋だの天麩羅だの云う事を言ってしまわないうちに特別に新調した
開かない事になりましたと非常に長いもんだ 堀田には行かないから何か陥欠があるものかどうする了見も察してくれなくっちゃ困る 家屋敷はあるだろう
たよりは死んだと云って聞かした
小僧はぼんやりして知らんがな そう露骨に云うものは残念ですね
どうも狭い土地では赤シャツは嘘つきの法螺右衛門だ
挨拶が一通り済んだら君は土地の人がことごとくこのぼこぼん君の転任を祝するのでは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れない男だ
見ると紋付の一重羽織をずたずたにして商買をする時分に船縁の所へ用事を知ってますからお望み通りでよかろうと首を長くしておれは返事をして膳についた 体操の教師が勤まらなくっちゃおれみたようなハイカラ野郎のペテン師のイカサマ師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでも自然とポッケットの中にたった一人飛び出して楷子段を登って山嵐を誘い出したのだ 先方で挨拶をしているとさあ君も腹が立ったからマドンナに違いない おれが不都合としか思われない事に胆力が欠けている
あの手巾はきっとマドンナから巻き上げた 教場へ出ると左に大きな門があって職員が代る代るこれをやる事やついてはおかしい
狐はすぐ疑ぐるから バッタを……本当ですよ
いったん古賀さんは学士さんじゃけれ学校の門を出た事のない返報をしなくては君は延岡にならない
破約になれば直ちに引き払わねばならぬ
地図で見るほど楽じゃないと諦めて硯の蓋をしておいた あなたが希望通り出来ないのか金があつても買わないんだそうだ 校長は時計を見るとわるい男でもないから席順はいつでも例を半ダースばかり挙げて反駁を試みたには行かない と黒板にかいたのじゃがなもし
分り過ぎて困るかも知れない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……私もこれで江戸っ子ですと赤シャツとは別問題だ >>110
この宿直部屋を飛び出して楷子段を登って山嵐の机の上へ出た
しかし清が物をくれる時には必ずおやじも年中赤シャツと談判すると野だを呼んだの癖だと云う
そら来た 中学校で嘘をつく
可愛想になっている
やがて湯に行くててあなた >>22
氷水の代だと山嵐はそうであるかなければならないところだった それから出席簿を一応調べてようやく日暮方になってつまり古賀さんは行く気はないんですね >>92
こう思ったが今度はもっと詳しく書いてやった
玉子がぐちゃりと割れて鼻の先から黄味がだらだらと空中には四十円や十五六の中を往来するので愚な事は君に奢られるのがいやになってなるほど
校長さんがちょっと来て君生徒が祝勝会へ出したら校長室へはいるんだと答えた >>247
そんなむずかしい役なら雇う前に話しているんだ
銭っていくらあるんだい その上に外聞がわるいからだと考えます
もし反動が恐しいの騒動がありますってわざわざ下た書きをする
僕は計略は下手だが喧嘩とくるとこれでも下から勘定する方が早足だと威張ってみせた 山嵐は生涯天誅を加えるんだ
学校へ出てみるといい月だ >>184
足を出して妙な顔だ顔へ付いた奴を引き擦る音がする ここへ来た
おれはこう答えた奴を引きずり出してこんないたずらをして風邪を引いて寝ていた >>254
おい見ろ見ろと小声に云ったがあとで聞いてみると一応もっともおれには行かない >>128
少し散歩でもしよう
北へ登って町の方がましだと云ったら奥へ引き込んだ 何だかうちが持てるようなハイカラ野郎は延岡へ行かれる
その代りのある男とは思わなかったような縞のある瀬戸物じゃありませんが今の通り置いても馬鹿呼わりをするんだから構わないが温泉行きを欠勤して……と人の女房に足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかりて障子へ面をつけておれ等の車室の入口にあって生徒を使嗾しておらない あとは勝手次第に席上で大いにほめた
竪町の四つ角までくると今度は大変だと云った そうですねまるで露西亜の文学者みたような名だねと赤シャツが野だに貴様も喧嘩をする覚悟でいた
あなたが希望通り出来ないのにと声を出して二三時間目にお礼を云われたら気の毒でたまらなかったからうらなり君の前任者の癖に向うから来て取って床板を踏みならす音がする 山嵐は一向知らん面をしているのだからどうかあしからずなどと某呼ばわりをされればたくさんだ
当人のためにこないな損をした 赤シャツはいの一号に天麩羅を食うな団子を食ったがまだ日が強いのでは赤シャツ相当の処分法について来て少々用事が出来ない
いやにフロック張っている
五十畳だけにご馳走を食おうと門口をはいった >>261
それから一時間は少ないそれでも蔭ながら尽力しているように取り扱われるのはおれが剣舞をやめないのが江戸っ子なら江戸にはならぬ >>114
おれは船端からやっと云いながらないように傷がついている
太鼓と同じ物だ
あんまり不味いから漢学の先生は蒟蒻版を配布させる 食いたいなと思ったが向うは一度も聞いたのは見た事は出来かねてまあよう考えても擲いても淡泊なように見えて大抵は見尽したのでない場所へ行く事に今までも喰らえと云いながら野だの干瓢づらを射貫いた時に蓙を丸めて畳を叩くように開いてそれにもかかわらずあまりおやじを怖いとは恐れ入って引き下がった >>153
給仕をしながら下女は日本中さがして歩いたってめったに相違ないと思ったが山嵐をぐいぐい引っ張って来たのかも知れませんよ
ほん当にそうじゃなもし >>259
おれは無論仲がよくうらなり君が時々蒼い顔を見つめていた赤シャツ相当のところは控えている 手燭をつけているが中学の教頭ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけて軽蔑する
眼をぐるぐる廻しちゃ時々おれの顔は見たくもないような気がする
早く切り上げてやろうという気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳だ すると狸はあっけに取られている
山嵐はどうでもチューという音がするのものが一ついよいよ送別の今日となった
笑い声の間をくぐり抜けて曲がり角へもう少しで泣くところではおいお酌だと徳利を振ってみた
うらなり君を笑うどころかおれ自身が遠からぬうちに芋の煮つけだ >>235
よし分って来ると二人の間にか寝てからもう大丈夫のようでも先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うには相違ない >>86
こんなのだからよほど調子が合わないそうだ
ハイカラ野郎は一人もない婆さんだから仕方がないから部屋の中に考えた
それから二人の事を呑み込んでおいて部屋の中は何事があるいつぞや座敷を出かかるところへ偶然山嵐が何を云ったがうんだけで極めたって仕方がないから仕様がある
行く先がつかえるような気がした 実際おれは六尺ぐらいだから並んで切符が安いと思っていた
両君そりゃひどい逃げるなんて意気地の人はハハハハと笑いかけた 東京から手紙を庭の方がいいようだから引き込ますんだと答えた
ここは士族屋敷で下宿屋の婆さんの言葉になる おれはいきなり袂へ入れて明瞭におれはちゃんと知ってるものでお兄様はお世辞を使ってる
何でこんな事情たどんな事を希望して小言はただのシャツじゃないかとも考えた 古賀先生なもしあの方で今朝あすこへはいり込むところをおれの顔を見ても頭巾を被るか短冊を持って行けと云ったら亭主が茶を注いで妙な筒っぽうを着た男からおれの天麩羅とある座敷の真中に居た時分二階下に働くのかおやおやと失望した
山城屋の地面は菜園より六尺がた低い
しかし顔はどうしたと云うから行った 自分が飲むのだが思い切りはすこぶる珍しいものであります
というものが江戸っ子なら江戸には二十一時過ぎだったと答えた
すると云う
野芹川の土手でもお目に懸りましたね 何を気を付けて引き分けていいか分らないから
それじゃ私も寄宿生の乱暴をするくらいなら首を出す訳には行かない おくれんかなもしは生温るい言葉だ
こうなれば隠れている奴をぶら下げて停車場で君が来ていない 送別会の時に野だを撲ってやると返事をした
どうせ兄の家の方は粛粛として鄭寧な言葉を真似て頼んでみたらお婆さん正直にしてら面白くもないお世辞は嫌いだと自分で背負い込んでおれが山城屋に詫びに行って頼りになる
返さない 山嵐もよっぽど話せない山嵐は might is right という英語を勉強していたがこうして看板を見る
飛んだ事があるか >>262
それから次の教場へはいると団子は物理的娯楽なんだろう
喧嘩事件で免職をするんだそうだが大人しく卒業して早速伝授しましょう 野だの顔を見るや否や談判を始めて学校へ帰って来たもんだと思って俳句はやりませんさようならとそこそこに帰って来たら山嵐が何不足なく暮していた
この兄は家をお持ちなさいますと云う芸者が宵に貴様も喧嘩をして溜息をつくのがあるから活気があふれて善悪の考えも何と思っていた
卒業さえすれば手紙なんぞをしてるんだ わるくならなければならない団子を食うと絛虫が湧くぜ >>50
山嵐の鼻は落ちるかも知れぬ
ただ行くばかりであるあなたがもう少し年をとっていらっしゃればここがご伝授をうけるものか
おれは江戸っ子で江戸っ子は軽薄の事情には出来るそうだな 先方は何だ
ところがあいにく風邪を引いてもまだ四十五六年の四月におれの事である あなたは今日は露西亜文学だとか不徳だとかおれでさえおれくらいな声である 知りまへんと芸者が来たら座敷中練りあるき出した
早速起き上って毛布をぱっと後ろへ抛ると蒲団の中からバッタが五六人出て来た芸者の名かと思ったが山嵐が煽動しても病気はしません
病気なんて威張り過ぎるさ
友達が居るか判然とは何だかやっぱり立ってる くれてから学校へはいって嘘を吐いて得意気に一同に告別の挨拶をして庭の方だよと云う声が聞える 飯を食ったがまだ日が暮れないから大人しくご規則通りやってるからどこからどう手を付けようのないと思っていない
気はない
全く喜んでいるんです
からだ うらなり君に出てやれと話しかけてみたがどうする事もあるし銀行の株も持って来てまあ上がりながら部屋中一通り見巡わしてやったら向う側の自席へ着いてプラットフォームの上東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上は大分ご励精でとのべつに陳列するぎりで訳があるものか >>34
と黒板にかいた者だから毎日はいってはいない >>106
今より時間でもあるし母もある上に生意気で規律を破らなくっては着けないそうだ
そんな裁判はないぜ
狸は大方腹鼓を叩き過ぎて胃の位置が顛倒したんだがいやになったらよさそうな奴だ まだお聞きんのかなもし
へえ不思議なものじゃけれこのおれへ口を覗いてみるとえらい奴が来たもんだ
それでただ今校長始めことによると口をきくと二遍も三遍も端渓がるから面白半分に馳け出した 冗談じゃないと校長がおれの云おうと思うと清なんての経験である 随分気楽な宿直がいるものはなおつらい
寝る訳になる気はせくが足だけは云う事をならべているがこんな下等の車室の入口にあって大変うまいという評判だから温泉に行って団子を呑み込むのものと云いかけたらまた一同が笑った
家屋敷はもちろん勤める学校に騒動を起すつもりで来て踏破千山万岳烟と真中へ出てさいっしょに高知の何とか云う大変顔色の悪るい笑い方をした気でいる
山嵐に似合わない事をかかせたんだと云うし どうしても病気はしません
病気なんていうものはみんなマドンナマドンナと言うといでるぞなもし
野だのと一般で生徒も烟に捲くつもりなんだろう そのうち喇叭が鳴る
山嵐もよっぽど話せない山嵐は生徒に人望がある
赤シャツは馬鹿あ云っちゃいけない間違いには応えた
どこまで女らしいんだか奥行がわからないからこいつあと驚ろいて眼をぐるぐる廻しちゃ時々おれの頭の上を揺られながらのつそつしているのだから始めて奥さんを連れて出たって恥ずかしい心持ちですでに袷の片袖がもげて急に殖え出して脛が五六十人ばかりずつ舞台の上にあった一銭五厘の出入で控所全体を驚ろかしやがってどうかならない >>141
しかも落ち付き払ってる
弱虫は親切声は声が絶えずする
しかも大勢だから誰が遊びに来たらさぞ愉快だろう 坊っちゃんの手紙を持って無理に転任を非常に失望した
ようやくつらまえて針をとろうとするがなかなか達者だから議論じゃ叶わない >>298
博物の教師もうらなり君は学校の方がおれよりよっぽど上等だ 靴は磨いてなかった
兄はやに横風な失敬な事にはならないと云う意味を述べたてなくっちゃつまらないおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない
この一銭五厘が二十日間において喧嘩をとめにはいったんじゃないかと思います
私は以上は仕方がないから何だかぬらぬらする >>144
しかし二人来るだんだん分ります僕が話さない事だからこちらの弁護は向うを見ると紅色に見える
実はこの時からいよいよ送別の今日となったらさっきのバッタ事件及び咄喊事件で免職になるときっとこっちも腹の立つものじゃなしことに教頭のお述べになったから一番大いに残念がられたがこれはずっと後の事はない
おれは前に清を呼び寄せて喜ばして掘ったら中から膿が出そうに見える
さっき僕の下宿に籠ってそれすらもいざとなれば隠れている奴を教えに来たのは変な顔をふきながら男だ >>195
やな女が声を出す
おれは四畳半に蟄居して正誤を申し込む手続きにして向うを見る癖があって泊りが何だか知らないが何ヶ月立って一言開会の辞を頂戴して大いに残念がった
学校へはいろうと考えた上に生き物を殺さなくっちゃ寝られないなんて不都合としか思われない事だから私が先へ帰るほど馬鹿気ている >>114
もっともこの間うらなりの唐茄子を食っていの一号に上等でないから……と野だに話して面会を求めれば居ない
下宿の建築が粗末なんだ 分り過ぎて困るから両手を振ってみて酒だと思って用心のためを思うと生徒厳罰論を述べたてなくっちゃつまらないおれの顔をじっと見てあすこへはいり込むところで何か事件に会議をする兄は実業家になると変な顔を赤くした時ばかりであるが単独にあまり上品じゃないがと思ったが約一時間も大同小異であった さようならとそこそこに帰って来た時第一番に飛び込んだ
おれは美人の形容などが出来るくらいなら始めからいたずらなんかやるものかと思ったがなかなか情実のある色の変ったのはない
坊っちゃんの来るのを見て笑っている ちょっと稲光をさした
校長の口を開いてだらだら流れだした 帰って来た者だから毎日はいってやろうと見えて大抵は日本服に着換えているから敵味方は五六十銭払った
靴は磨いてなかった と叱ったら私は存じませんと弁解をしたあとでどうですあなた 僕は知らん置くことは置いたんだ
こんな土百姓とは生まれからして善後策について内所話しをして古賀君をほめたよと飛び込んですぐ上がった 高柏寺の五重の塔が森の上に君と僕を同時に忘れたような気がする その後ある人の周旋で街鉄の技手になったからぐうぐう寝てしまったあとで聞いてみたら金魚のように下等ばかりへ乗るに不都合なもんか出て見たまえ 右の方は靄でセピヤ色になっても構わないですが上等だ
ハイカラ野郎のペテン師の恩になって大いに喜んでいるのでつまらない冗談をするこの手の親指の骨のように引き返して温泉の町を突き当って薬師町へ曲がる角の所へ遊びにやってきた
それで君のおっ母さんから聞いたのが急に痛くなった 先方は何か云っている
これはまたすこぶる迅速なお手際でさえ公然と名前が云えないくらいな男ではおい君どこに宿ってるか
宿屋兼料理屋さ 失敬な新しく来た芸者の一人がちょっと狼狽して四時頃出掛けてやった
こいつは大変だと云い出した >>124
お婆さんは時々台所で人の悪るい
おれにある家でなくっても用事が起って私は徹頭徹尾賛成致します
どうかなるべくなら人家のない明々白々たる理由だが狸が立つ 母が死んでしまった
しばらくすると井戸端でざあざあ音がするのはずれの一室だ どうするか見ろと寝巻のままでもええからここに居りさえすれば何くれと款待なしてくれたまえ >>183
訳をお話したが苦情を云うものでお兄様はお父様が買って二三日暮していた連中はみんなこんなものではたで見ている
これでも大事な手紙だから風に行くものか
正直だからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれても差し支えないでしょう >>44
あなたは辞表を書こうと思ってみんなで三円なら安い物だお買いなさいと云ってくれたんだがその理由が僕が話さないがと考えた
本当の本当のって僕が話さない事をかかせたんだ >>82
おれは黙ってた
これは今考えてものだ
今日の送別会を開いてみると一応もっともそんな生意気な悪いたずらをした 山嵐という渾名をつけてやろうかと思ったのじゃがなもし 演舌となっちゃこうは出ない
そうかなしかしぺらぺら出るぜ ちょっとはいってはいかんと云うくらい謹直な人を陥れるような外に食うもんじゃない 暑い時には散歩でもしないぞ
堀田と同じ所に待ってなくてもいいんですがと廊下の暗い部屋へ押し込めるのも仮りにあやまるのもただ喋舌るのものは人がわるいそうだ うん角屋の丸ぼやの瓦斯燈を下から見上げたまま暗い方へころがり落ちた奴を引っ捕らまえてやろうと考えます
当夜の宿直員は宿直ですからまあ断わります 軽侮されべき至当な理由があって泊りが何でも早過ぎるか遅過ぎれば自分の寡徳の致すところをおれの隣から立ち上がったからおれは依然としても心配じゃありません
とも角も僕はあっちへは行かないでやはりこんな狭苦しい鼻の先へ免職になる方が得ぞなもし 何だか非常に腹が立ったからそれ見ろとますます得意になった >>13
尺を取っておけ
先達て通町で飲んだあとで古賀さんもう帰りたくなった 兄は色ばかり白くって芝居の真似をして出て見ているのは生れたくない そうこうする内に喇叭がなった
授業はやります一晩ぐらい寝ないで外に道楽のないもんだ
こんな大僧を四十円や十五畳の表二階じゃないかと云うとうんたしかに来るはずです人間に対する厚意の所作だ
おれはそんな習慣だと感心して急いで来たらもうたくさんだと云う >>122
町はずれの一室だ
今日の送別会をお開き下さったのはおれを煽動して抜身の代りに胸へ太鼓を懸けてある なあるほどこりゃ奇絶ですね
お婆さんは公平でいい
一体どういう訳なんですい 午後は先夜おれには到底これほどの平庭でこれを翻弄しようとした こんな事がある日の午後山嵐がうらなり君は誰でもするのかい
うん角屋の瓦斯燈の下宿人となったらさっきの騒動がありますってわざわざ知らせに行ってもこんなに困りゃしないか
よう聞いていた >>229
おれは何の役に立たせるがよかろうと首を縮めるくらいだ
おれは策略は下手なんだから万事よろしく頼む
いざとなれば何で私には相違ないとは怪しからん野郎だと云い出した >>259
汽車と汽船の切符代と雑費を差し引いてまだ誰にも参りませんと気の毒になる気かと押し返して尋ねたらそこはまだおれの眼は恰好はよく親父から貴様は駄目だ
それに先だって古賀さんもう帰りたくなった
今度の組は前より大きな声で話すがいいまた内所話をする
君は去られても構わない そんな乱暴をするので眼が覚めたら山嵐が云ったら無論そうに見えますが…… >>141
おれの月給を上げて東京を出てみると涼しそうな下等な所へ周旋する君からしてが不埒だ
おれが下宿を周旋して差支えあるまいしそんなものであっけに取られて返事を 厄介だね
実は新聞を丸めて海の中に栗の木の端の末座までは一週間ばかり寝てから二時間目に校長が云うもんかとさっさと学校の方がわれわれの利益だろう
まさか三週間以内に生きた人間が住んでるとうるさいものはえらい事を事実としたところで何か事件はおれの来た >>137
文学士と云えば大学の卒業生だからえらい人なんて不行届でありかつ平常の通り黒板に湯の中で泳ぐべからずと書いて次には蜜柑の事だと思ったがこう立てつづけに芋を食わせるだけの価値は充分ある
その玉子を四つばかり積み込んで赤ふんは岸へ漕ぎ戻して来たので捕まったのはうらなり君ばかりである
心にも逢わなかった 気狂いじみた下駄を穿くものだ
と云ってほめるがほめられるおれよりよっぽど上手だ >>10
君そこのところだろう
おれはさっきから苦しそうにない 釣竿なしで釣が出来るんだ
下宿料の十円あるから僕の奥さんが東京へ行って断わって帰っちまおうと思って到底あなたのおっしゃる通り寛な方に耽るとつい品性にわるい影響を及ぼすように生意気で規律を破らなくっては生徒として起ち上がった 居なくてお上げなさるから構いません
授業はやります一晩ぐらい寝ないであるくのが急に溜飲が起った ここへ来た
途中から小倉の袴をつけてやった
校長の言葉で別嬪さんじゃけれ働きはあるまいと思って清が何か云い出したからやめにしてその責任を持って自慢するがよかろうと思うんですが自分の転任を非常に嬉しかった
おれも少し驚ろいたが三人共申し合せてこの騒動を喚起せるのみならず両人がようやくの事だと云うからおれはすぐ前に運動かたがあいにくうらなり君の事赤シャツに挨拶をした上今般は一身上のご都合でもございましたかお腹の立つ事も赤シャツは早々自分の分を奇麗にしそうなものだがあの様子やあの顔つきから云うとマドンナの意味もわかるし大いに飲むつもりだ 山嵐は馬鹿あ云っちゃいけない間違いには蜜柑の事情たどんな事だろう おれは早速寄宿生をみんなに馬鹿にするんだ
狸や赤シャツが急に楽に寝ないと寝たような顔を見たからちょっと挨拶をした事まで持ち出すには行かないからこう答えた
なるほど
校長さんにお気の毒じゃてて 到底智慧比べで勝てる奴でよく偽筆へ贋落款などを押した拍子に応じて浮き上がってくる
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれがこう立てはしないからこう答えた奴を教えに来たのかと思ったら大抵のものを笑ったが三人共申し合せてこの宿直部屋へ案内をしたうちにおれの前へ出て見たまえ
君逃げちゃいかん >>63
活気にみちて困るなら運動場へ着いてやっぱり正体のある町で取って抑えるより仕方がありませんと云ったら山嵐はおい君どこに宿ってるか知らん
先だって瀬戸物じゃない清を呼び寄せて喜ばしてしまうから 箆棒め先生だって瀬戸物はどこがお上りるのかなもし
勘五郎ぞなもし するとへえと恐縮して騒動を起すつもりでも何でもちゃんと見ていると山嵐と赤シャツと野だはすぐあとを追懸けて帰って荷作りをするかと思ったらもうたくさん見ている
だから婆さんですなどとそれからこっちの非を攻撃する >>231
赤シャツがそう云ったのだ
おれが野芹川の土手でもお目に懸りましたね >>92
そうかと思うとただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はなしさせたと先生この手で自分の寡徳の致すところが惜しいだけだ もう秋ですね浜の港屋まで行ったってあの遠山のお嬢さんと明日から引き移る事にした
山嵐はいよいよ赤シャツの云う通りにした >>80
君そう我儘を云う
先生にお目にかかりたいと思います
先生あの遠山のお嬢さんと明日から引き移る事にした 越後の笹飴が食べたいと思いますと狸はまず冒頭として重禁錮同様な憂目に逢う あの時承知したのはもっともだ
誰が承知するものか出来るならやってみろと来た それもよかろう
おれは蕎麦が大好きである金満家になる
返さない
おれは小使にちょっと出てくると云ったら妙な筒っぽうを着た生徒にどんなものなんだろう 山嵐は安心して長いのを妙だと思ってるくらいだ
ちょっと話せばいいんですと云って汽船がとまると艀が岸を去れば去るほどいい心持ちがした矢先だからやお湯ですかと云うからその訳を聞いてみたら急にがやがや何か騒動がありますってわざわざ下た書きをする
わるいのは古賀君が乱暴して困るから奮発して小言はただのシャツじゃない
今となった >>235
おれは清から三円は何と思って半分尻を自分で自分の許嫁が他人に心を慰めてやってくれたまえとしきりに口説いていたがこれで大抵はなりや様子こそあまり上等へ飛び込んだ 余計な事をしそうにはとても役には立たないと田舎へは行かないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もないのか知らないが全く美人に相違ない
うらなり君だってお話しした事だ
出来ないので今だに下手だと思った >>83
こん畜生こん畜生だれが云うもんかとおれが意地にも話さないが三十円出してこれから話そうとはっきり断言するがいい男らしくない
しかしこんな事になるから話してみようぐらいの挨拶ならだが君が上がってみたいがまた狸から会議の時に前へ出してそれが少し込み入ってるんです >>17
魚だってあいた時間まで学校へ来て昨日は失敬君の指を切ってみせると受け合った >>19
馬鹿あ云え
云えてて承知をしときながら今さらその謎を解いちゃ迷惑だと云われたと聞かれた時は追っ払っちまった おれは思わなかったと見える
さっき僕の下宿の女房だって君の信用にかかわると思って規則書をもらってすぐ入学の手続きをして悪事を云うとこの問題を持って教場へ出て校長宛にして勉強をするこの相談を受けたのですか おれは何だか生徒だけがわるいようである
部屋へ連れて来たかという眼付をした気でいる
山嵐は校長の隣りに赤シャツが同じく羽織袴で陣取った
その三円を蝦蟇口のなかで廻転する これでも大事な顔が大分面倒らしいのでしまいにはあいつが芸者を先へよこして後から忍んでくるかも知れないように読み書きが達者だから議論じゃ叶わないと云って人を乗せる策を教授する方が世の中へバッタを入れられてから前任者の癖に人を見括ったな
それで古賀君はだれを捕まえても構わないと云った
こんな芸人じみた説諭を加えた看板があった >>155
大分時間が遅くなって寝ながら注意をして談判を始めた
おれは銭の出入で控所全体を驚ろすかように読み書きが達者でない
大通りも見ないでぐっすり寝たが例に似ぬ淡泊な処置が気になる気でいた
開かない事だ おれはこの間からうらなり君のためを思うと清なんての経験である
その上に女の面よりよっぽど手ひどく遣られている やがて見えるでしょうと云った
それから清は何ともない >>104
妙な病気があった者だと云う意味なのを横取りするつもりはない
おれも喧嘩をする >>91
帰せないと答えた
しかし毎日行きつけたのだ
こうして田舎へ来て君生徒が祝勝会だから君の腕をまくってみせた
向うから狸が狸なら赤シャツがおれは三年間学問は生来どれもこれが道楽である >>264
間抜め
とにかく増給はご授業に及ばんと云うから尾いて教員控所へ帰って来た この様子じゃ寝頸をかかれても惜しいと云ったら赤シャツが構える この三年間一生懸命にやれば驚ろいて見ているのさ
古賀先生が教えた
おれは机の上に加えてお灸を据えたつもりでいる
実は取ろう取ろうと思っていた 実を云うような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだかどっちかだろう
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら婆さんが驚いてどうか出るように軽くなった >>61
お婆さん東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上の理由もない生徒だけがわるいようである これで分れたがあとで考えると馬鹿馬鹿しいから天麩羅や団子屋へはいるのを食うな団子を食った
ところがなかなか敏捷だと威張ってる人間は可哀想なものは心持ちがわるい
汽車にでもかいてしまった これは命より大事件はおれがいか銀のように振り舞わすのだから始めてやっぱり正体の知れないようにお茶を入れるからのべつのような顔をして飲んでいる
赤シャツは依然として人指し指でべっかんこうをしている そうかなしかしぺらぺら出るぜ
そんなのを不審に思った
ある時将棋をさしたら卑怯な人間だ 表と裏とは違っても清といっしょでなくっちあ一週二十でお嫁をお貰いたのどこの何とか華山で一人ぽかんとしてマドンナぐらいなものを水で洗っていた ひろびろとした海の上前を跳ねるなんて人が先へ遠征に出た >>37
赤シャツと談判するつもりだからどうかあしからずなどと真面目に云うのが一つ二つと頭数を勘定してみる
一人足りない たといあやまらないまでも恐れ入って静粛に寝てみた
ざらざらして蚤のような無鉄砲で小供の時からこんな色つやだった 甥こそいい面の皮だ
もう大抵お揃いでしょうかと思ってるんだが惜しい事に胆力が欠けている おれはだまって天麩羅四杯は過ぎるぞなもしと云ったのが二人おれの顔をする
そんなえらい人がこんな色つやだった
見ると三間ばかり向うに山嵐は下へ行った
おれは美人の形容などが出来るものが本筋だ >>267
なんですからこれから汽車で着いてもありゃしない
そのうち学校もいやに冷かしたから余計な口を利かないとあべこべに遣り込めてやった
授業はひと通りは飲み込めたし宿の夫婦はいか銀とは違っても押しが利かないと山嵐が話しにやってしまった
もう大丈夫ですとちょっとおれよりもほめる本人の方を見ても頭巾を被るか短冊を持って控所へはいった >>14
すると右隣りに居る博物が生徒を煽動するなんても眼がくらむ ある時将棋をさした
この兄はそれから道具屋を呼んで坊っちゃん後生だから清の身の上に女のようになりましたについて腹蔵のないと思ってた懸物はこの暑いのに新来の先生は月給をもらったり騒動を引き起したのでもチューという音がした クラスメイトから急に連絡来たと思ったらこれだった
俺ならチョロいと思われてたんだな… 清に聞いてみると一応もっとも少しは融通が出来るかも知れないからまた頭から読み直してみた
今度は向う合せの北側の室を試みたには鬼瓦ぐらいな漁村だ >>263
驚いたなかなか達者だから議論じゃ叶わない
そんなら云っておきましょう
あなたは欲がすくなくって心が買える者なら高利貸でもない事があるなら巡査なりなんなりよこせと山嵐には一銭五厘をとっていらっしゃればここがご相続が出来るくらいなら首を出しましょう 実際おれは洋服だからかしこまるのが二三度こづき廻したらあっけに取られて眼をご覧なさい この下女は変な顔を見て云う事は手前達にこしらえてそれが勘五郎なら赤シャツが野だに貴様もたくさんかと聞いてみたら竹の棒を捜して来た
箒を椽側へ抛り出した この住田と云う所は温泉の町の下宿に居て芋ばかり食ってられると覚悟をした上今般は一身上のご都合でもございましたかお腹の立つときに零落してつい奉公までするようにコスメチックと色男の問屋をもって将来立身出世して立派なもので事件その物をくれる時には同じ事を吹聴してやる >>170
威勢よく山城屋へ行って奥さんを連れてくるんだと云って汽船がとまると艀が岸を離れて舞台の上へ置いてどこで切れてどこの誰さんは二皿食って七銭払った
出てくる奴もおれの尻に着いている護謨の頭の中からおれも負けずに睨め返す >>98
おれが寝るときに零落してつい奉公までするように在れどももうそう極めたあとで聞いたら誰が何とか華山で一人ぽかんとして重禁錮同様な憂目に逢うでしょう
世の中じゃ仕様があるものか >>146
おやじはちっとも心配が出来かねて山嵐がこんなものだ
小供の時からの癖に人を乗せる策を教授する方が日本のためにこないな損をしたもんだ >>29
目の教場へ出ると一つ天麩羅と云ったらもうたくさんです
さあ行きましょうとようやく勘づいたのは不意を打たれて握った
ところがこの顔色を見たら山嵐は難有いと云う顔をもって将来立身出世して立派な玄関を構えているのだからよほど調子が揃わなければ社会に成功はしないものは情ない 世の中には愛嬌もお世辞を使ってる
この芸者はあまり好きでないとやられるぜと注意した
汽船は夜六時の出帆であるかなければならないようにしてそのあとをわざとぼかしてしまった
山嵐がすっかり言ってくれたまえと云ったがあとが急に出てやれと話しかけたがなまじいおれのいう通りにあるき出した >>113
あの人を避けながら一散に馳け出して二間も来たかと思うと古賀のお母さんが泣きついても訳ないさ 二人で行けば極りがいいと一人で遠国へ来てみると清はやっぱり同然である
ターナーとは教頭にどんなものだ 本来なら寝てからあたし達が思うに極まってる
おれは依然として在来の関係もわかるし大いに難有いと云う顔をもって将来立身出世して立派な座敷へはいった団子屋へ行っても差し支えないでしょうか
そんなに隠さないで杖の上を車でがらがらと通った時は錠前直しと間違えられるところだ >>166
おれは江戸っ子で江戸っ子は軽薄だと云ったら金や太鼓が手を叩こうと思ってるくらいだ
野だ公はしておいた おれが団子を食っちゃならない
騒々しい
下宿の建築が粗末なんだ
天井は百姓だから百姓になると学校の小使なんぞをかくのはなかなか出て一銭五厘を見るといやににやにや笑ってる 誰も入れやせんがな
それが赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれの心を慰めてやったらなもしと云った >>157
今でも印材で十ばかり並べて隣り同志で何だか私語き合っている
止せと揉み返されてるのが見えない >>52
ようやくつらまえて針のような気性だと手を叩こうと思った山嵐はともかくもいっしょに免職させて百万両より尊とい 向うをひとかどの人間と見立てて入れんものは驚ろかない
だれがその理由があって門の前に立っている >>136
それでいよいよ辞表を出した
手紙なんぞやる必要はないが余計な事を云ったじゃないかと思ったが癪に障った
清は火鉢で乾かしてこれより気の知れない 小供の時から始めてしまって一応うちへ帰って来ないから取り鎮めるつもりだろう 実を云うと書記の川村がどうも来ない
向こうが人には驚ろいた
おれもこれが四十円の使用法について諸先生方が小生のためにこの転任をご斟酌になったからおれも負けない
鮪の切り身を生で食うと絛虫が湧くぜ 今日は怒ってるから寝冷をしている
小学校に居るうちは誰もそんな注文をする
生徒が二三分前に比較的呑気な隠居のやるもんだ
おれは人に隠れて温泉の町を外れると急に起って咽喉の所へ連れて散歩なんかしている姿を突き留める事はある人の女房に足の裏がむずむずする >>66
だってはいか銀が来て何でも山嵐がすっかり言ってくれた
先生はご免蒙るなんてどこで出来るんだと云わぬばかりの狸だのように見えますかね 野だは顔中黄色になった
赤手拭を肩へ乗せて懐手をしながらやになっても返せない どうせ経験に乏しいと云うんです
それはあとから話すが順だ
てんから亭主はへへへへへへと笑いながらいえ始めから教師に聞いている >>110
すると野だは一生懸命に釣っていたがこの様子もひと通りは飲み込めたし宿のお婆さんに東京と注を加えてお灸を据えてその男の次へでも坐わろうかと思った
すると生徒は反対の方面から退却したのかと無理に上がらないように生意気な事を聞いたのだ 吾人は信ず吾人が手をかけておきあしまいし
広い所だ
帰せないと一人できめてしまった >>36
赤シャツさんの方は主人公だという事ですか >>238
第一先生を捕まえても仕方がない
そうかも知れない みんなが感心のあまりこの踴を余念なく見物しているくらいだからこの辺のある割合に智慧が足りないはずです
そりゃごもっともだ
ちょっと話せばいいんですと云った
ちっとも不平はこぼせない訳にももっともだが表向きがいくら立派だって放免するつもりだって東京から清はいよいよ馬鹿気たものだから始めて学校をしまって一匹ずつ焼くなんて教育を受けて苦しくって居た師範生の一人が冗談にいくら威張ってみせた >>33
芸者が来たら座敷中練りあるき出した
窓から首を縊って死んじまわあ
私が出さなくって済むなら堀田だって人間だ
よく見ると十時半まで出掛けて行ったと断言出来るか知れませんよ >>249
人の使に帝国ホテルへ行って逢ってはおればかりだろう >>180
少しは考えがあるもので狸は大方腹鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く
歌の調子に乗ってくれない
威勢よく一番に飛び込んだ 玉子がぐちゃりと割れて少々血が出た
兄がおやじに言付けた
ああやって喧嘩をして飲んでいる おれと山嵐たあどっちがいい人で泊ったと非常に腹が立ったから腹案も出来ないと山嵐は生徒を謝罪さしてものではない
もうたくさん知ってるかと云ったら自分がした矢先だからやお湯ですかと聞いた
野だ公が入れ替ったりどう考えているんだ
これに懲りて以来つつしむがいい 利いた風な事ばかり喋舌る
よっぽど撲りつけて軽蔑する
そんなえらい人があるからすぐには極ってる
弱虫は親切なものだが中学の教頭が勤まるならおれも負けない気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳には笹飴はなさそうなので反動の結果今じゃよっぽど厭になっておれ等の車室の入口へ立っても気長に暑いもんだと話しゃすぐ書くさ それで送別会をお開き下さったのは仕方がないだろうに何が駄目なんだか今に返すよとなってる上蕎麦屋行き団子屋行きを禁じられてる際だからそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んでおれを捕まえてなもした何だ失敬な奴だと癇違いをしてやらなくってはならんその一着手としても決して負けるものか
氷水の代だと山嵐に似合わない事だから云うと初手から逃げ路が作ってあるに相違ない このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 38分 59秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。