知り合いの1つ上の男は、レントゲン技師だったが仕事中の被爆で体調を壊して辞めた
男の染色体のYがなくなっていたらしい
その男はシフトで夜勤を経験したが、よくお化けを見たという
バイク事故で運ばれ、すぐ死んだ若い男が1階の病室の外の植栽の中に立ってたとか

そんな中である入院お婆ちゃんのお化け話
2階のナースステーションの看護師たちと夜になると駄弁っていたりしたが、お婆ちゃんのスリッパで階段を登る音が
鼻歌と共に聴こえてくるのだそうだ
生前院内を散歩しながら好きな歌を歌って歩いていたのだが、次第に認知症が進み歌詞を忘れてしまい
鼻歌だけになってしまった挙げ句にこの病院の一室で息を引き取った
そしたらある夜からこのお婆ちゃんのスタスタスリッパで歩く音と、鼻歌が毎晩聴こえていたという