七回1死二塁でジャンセンの打球が右足スパイクを直撃。指の付け根付近に激痛が走った。それでも「あんな場面(一、三塁)で投げさせられるピッチャーは、たまったもんじゃない」と治療を終えて再びマウンドへ。山田を二直併殺に仕留めて〝お役御免〟と思われたが、続く八回先頭の鈴木を二ゴロに仕留めたところで交代となった。

新庄監督は「コーチ会議で『今日からオールスターまで僕が(継投の指示を)します』と言って。(次打者の)愛斗君が今日タイミングが合っていたので『あと1人だけ投げてくれ』って」と説明。上沢は試合後に札幌市内の病院へ直行。検査結果は17日に出る。