エンゼルスの低迷の原因はどこにあるのか。不安定な投手陣に目が行きがちだが、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「エンゼルスの下位打線は奈落の状態で、チームの足かせになっている」と指摘。大谷、トラウトの後ろを打つ打者たちが“壊滅的”な状態にあることが敗因となっているとした。

 6月の月間打率で見ると、ベラスケスは.114、マーシュが.157、ウェイドが打率.204、スタッシーが打率.177となっているなど、5番以降を打つ打者たちの打率が軒並み1割台。「ジ・アスレチック」の記事では「エンゼルスが驚異的な割合で負けている理由は数多くある。その中でも主要なものが、半分の打者がほぼ自動アウトになっている打線だ」とバッサリと斬り捨てられている。