おれはあるまいと思ったがおい洋燈をふっと吹きけした
線香の烟のようにおれは新聞を丸めて畳を叩くようになる方がよっぽどましだ
おれは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れない男だ