第四に、当法人の田中会長が記者会見で行った「2009年以降はトラブルが起こっていない」との発言が嘘であるとの主張が連合会所属の弁護士によってなされ、2009年のコンプライアンス宣言以降も被害が続出しており、その実態が全く変わっていないかのような報道がなされておりますので、この点に関する当法人の見解を示させていただきます。そもそもこのコンプライアンス宣言とは、過去において一部の教会員の行き過ぎた活動が違法行為とされ、それを十分指導・監督できなかった教団の使用者責任が問われたケースがいくつかあったため、教会員が法令を遵守し、公序良俗に反する行いが無いように、教団が責任をもって指導することを宣言したものです。それ以降、当法人を相手取った民事訴訟の数は着実に減少してきています。
 
先日の会見における当法人会長の「それ以降のトラブルはない」との発言については、2009年のコンプライアンス宣言以降は、信徒たちのコンプライアンス遵守の結果が大きく表れているという趣旨で行ったものであります。それまでのようなトラブルがゼロになったという意味で言ったものではありません。その点は言葉不足で、誤解を招いてしまったことを率直にお詫び申し上げます。