19日午後7時頃、愛知県豊田市大清水町の市立浄水中学校で、給食配膳用エレベーターの整備をしていた名古屋市中川区尾頭橋、機械整備会社社員菅生勝宏さん(59)が、頭上約10メートルから落下してきたエレベーターの下敷きになり、搬送先の病院で死亡した。

 豊田署の発表によると、当時菅生さんは他の作業員と2人で巻き上げ機などを交換し、1階配膳室の昇降路内で調整作業をしていたところ、4階付近にあったエレベーター(高さ約1メートル20、幅約86センチ、奥行き約1メートル38)が落ちてきたという。エレベーターを固定せずに作業していたとみられ、同署が原因を調べている。