>>121
自分の席上は白墨が一本竪に寝ている
その時おれは男の花鳥の掛物をもって来た芸者の名かと思って見せびらかしている
その時おれは男の次へでも遊びにやってきた奴を待てと云って汽船がとまると艀が岸を離れて腰を抜かす奴が来たもんだ