宮城県大崎市の大崎中央高硬式野球部に所属していた2018年、練習中に熱中症で倒れ、めまいなどの後遺症を負ったのは、水分補給や休憩の指導を怠ったコーチらの責任だとして、元部員の男性が21日までに、同高を運営する学校法人に約1200万円の損害賠償を求め仙台地裁に提訴した。6月22日付。

 訴状によると、男性は18年8月23日午後3時ごろ、気温32.4度の中、学校周辺の道路をランニングしている最中に倒れ、病院に救急搬送された。重度熱中症や急性脳症などと診断され、約3カ月入院。めまいや、ものが二重に見える複視といった後遺症を負ったとしている。

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