開幕直後の隔離…中日・小笠原慎之介を支えた「2つのネット」

名古屋市内で一人暮らしする。中心部から少し離れた場所へ、マンションから一戸建てへの変更。
オフの引っ越しが隔離期間を楽にした。

まずキッチンが広い。煮込み料理に精を出す。ダンベルで筋力トレーニングもできる。米メジャーリーグの専門チャンネルに登録した。
パドレスのダルビッシュ有投手のゲーム映像を繰り返し見た。スポーツがそもそも持つ迫力、ダイナミックさを画面越しに感じてモチベーションを保つ。そして、ボールを握る。

投げる先にあったのが、2つのネットだった。

ひとつ目は、インターネットで購入した。投げると跳ね返ってくる一品。
リビングに置いて、放る。強く投げられなくても、気休めには十分だった。

ふたつ目は、球団から送られてきた大型のもの。組み立て式で思い切り投げられた。

「気を使っていただきました。練習復帰への助けになりました」

隔離生活終了後は、バラして梱包。球団に返した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6493e1738357aa418cf6cba71d8714a34b58540a

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